【ウォーキング・デッド シーズン2】3話 「最後の銃弾」ストーリー・ネタバレ
The Walking Dead(ウォーキング・デッド)
1話ごとのあらすじや感想を書いていきます。
※ネタバレあります。
前回のエピソードはこちら
シーズン2 エピソード3
題:最後の銃弾(Save the Last One)
シェーンは鏡を見ながら自分でバリカンを持ち髪を刈っていた。
シェーンとオーティスは高校の校舎の中で大量のウォーカーから逃げ回っていた。
リックはカールに輸血した影響で体力が落ちていたが、カールのベッド脇で妻ローリに過去のシェーンの武勇伝を語っていた。「何か食べて」というローリにシェーンは必ず戻ってくるし、カールも大丈夫だと慰めていた。
ハイウェイでソフィアを待つアンドレアは夜中一人で銃の組み立てをしていた。
それに気づいたダリルは目を覚まし、アンドレアとソフィアを探しに行く。夜中の捜索をデールが心配するが、アンドレアは相変わらずそっけない態度でかえす。
追い込まれた2人はシェーンが2階の窓から飛び降りて脱出して、大柄のオーティスは反対側のロッカールームから脱出して運動場で落ち合うことに。しかしオーティスがロッカールームへ行く際にウォーカーに捕まるも、シェーンの援護によってなんとか逃れる事ができ、シェーンも2階の窓から飛び降り脱出するがシェーンは足を挫く。
夜中にハーシェルの農場にグレンとTドッグが到着する。家の前に着き、ポーチで休んでいたマギーに挨拶をすると、Tドッグの傷を見たマギーが手当をしてくれると言う。マギーは2人に家の中で何か食べるように勧める。カールの様子を見たTドッグとグレンは何でも手伝うからとリックび声をかけた。ハーシェルはこのままでは危険だから、器具なしで手術をするか検討しないといけないとリックとローリに決断を迫っていた。
ソフィアを探しに出たアンドレアはダリルにソフィアは見つかると思う?と尋ねると、まだ探し始めたばかりだと自分の過去の話をし始めた。自分もソフィアより小さいころに、木の実を食べ葉っぱでおしりを拭いたが、父親は酒浸りでメルル(兄)は少年院で誰も気づかず救助されることはなく、自力で帰りサンドイッチを作って食べたという経験を持っていた。だからソフィアは探してくれる人がいて自分よりマシだと語った。
リックとローリは決断を迫られていた。「目の前で人間が食いちぎられるこんな世界で息子を苦しめたくない。空腹や恐怖がいつまで続くか分からず、逃げ続けて生きることが目的だけのただの動物になってしまう。もし、もしも今夜死んだらその方がカールにとって幸せなのかもしれない」とローリはリックに伝える。
リックはローリにCDCセンターで「生きるためにできる限り挑戦しよう」と言ったあの言葉は?とローリを責めた。ローリは今でも常に自分たちは空腹や恐怖に怯えているけれど、CDCセンターで自ら命を絶ったジェンナーはもう怯える事はないからジェンナーは正しいのかもしれないと悟ったと言う。どうしてもローリの考え方に納得のいかないリックだったが「生きた方がいいという理由を教えてよ」という言葉に何も言えずにいた。
シェーンとオーティスは運動場で落ち合ったが、まだウォーカーに囲まれていた。
カールが目を覚まし「痛いよ」というカールだったが、すぐにローリに向かってシカにあんなに近づいたのは初めてで見せたかったと笑いながら言った。その直後、カールは全身が激しく痙攣し始めた。
慌てるリック達だったが、ハーシェルは傷つけてしまうから押さえてはダメだといい、見守るしかないと言う。すぐにカールは意識を失い痙攣は止まったが、脳の血液が足りないからもう一度輸血が必要だがリックにはもう、その体力はなくリックも意識を失ってしまうかもしれなかった。しかし、リックは迷わず輸血を始める。
シェーンは足を引きずり、一息つき暇もなくオーティスがシェーンに肩を貸しながら出口を探す。
ソフィアを探しにでたアンドレアとダリルは森の中でウォーカーに噛まれてたとメモを残してぶら下がっているウォーカーに出会う。ダリルは放っておこうと言うが、アンドレアな何故かこのままにはしておきたくない様子。「生き続けたくなったか?」と問うダリルにアンドレアは「わからない。」と答える。
デールとキャロルはキャンピングカーの上で見張りをしながら、ハイウェイでソフィアを探しにでた2人が帰るのを待っていたがデールはなぜか胸騒ぎがしていた。使い方が分からないというキャロルに銃を渡し、その場を離れてしまう。
農場ではTドッグが治療を受けていた。ポーチで祈っているグレンにマギーが話しかける。グレンは神の存在は信じてる?聞くとマギーは前は信じてた。祈るのは勝手だけど、何が起きても現実を受け入れるしかないと話し立ち去る。
カールがをこのまま死なせた方がいいのかもしれないと悩むローリに、輸血で意識が朦朧としているリックは、こんな世の中でもカールが一瞬目覚めたときにシカの話をローリにしようとした。それは生きているからだ。強い心を持ち信じ続けよう。と話す。
道に出て車に戻ろうというオーティスに、シェーンは逃げ切れないから、カールに必要な器具の入ったバッグを渡し先に逃げるよう言うが、オーティスは見捨てないと言い、シェーンに肩を貸しながら出口を目指す。2人の弾の合計は10発になっていた。
カールの容態をみたハーシェルはこのままでは死んでしまうから、今すぐ器具なしで手術するか決めるように迫り、「やるわ。」とローリは苦渋の決断をした。ハーシェルが手術の準備を始め、リックとローリは部屋から出るように言われる。
その時農場一台の車到着。
シェーンだ。
シェーンは必要器具を渡した。が、そこにはオーティスの姿はなかった。オーティスは?と聞くハーシェルにシェーンは何も答えれずにいた。ハーシェルは器具を持ってカールの手術へと向かった。シェーンはリックに何があったのか説明していた。ウォーカーがうじゃうじゃいて弾が10発しかなく、援護するから先に行けと言われたから言われたとおりにし、振り返るとオーティスは‥‥と声を詰まらせた。
胸騒ぎがするデールは暗闇のハイウェイを歩いていたが、ダリルとアンドレアが戻ってきて安心をする。デールは帰ってきたアンドレアに取り上げていた銃を返し、アンドレアの事を思って心配して色々してきたが、自分が決めることではなかった。でも、自分を後悔させないでほしいと話し、アンドレアに許しを請う。アンドレアは努力するわ。と言い見張りに戻った。
農場では、マギーが幼いころから知っているオーティスの死にショックを隠せないでいた。グレンが現実を受け入れるしかないと言ったが、他に誰が死んだ?と聞くと、マギーは泣きながら写真を指差しながら、儀母、義兄と話した。
カールの手術が終わり、容態は安定していた。リックはハーシェールを抱きしめローリモ喜んだ。が、ハーシェルはすぐにオーティスび妻パトリシアに何て言えばいいか?と尋ね、ローリはカールの側に行きリックがハーシェルと一緒にパトリシアに話す事に。
ローリはカールの手を握っていると、シェーンが現れローリはここにいてと言うがシェーンは部屋を出ていく。部屋を出るとマギーがお風呂に入るようにとオーティスの服だった少し大きい服をシェーンに渡した。
シェーンはシャワーを浴びながら、自分の顔を鏡で見た。オーティスとウォーカーに囲まれ、弾が10発しか残ってないというシーンがフラッシュバックしていた。銃弾を使い切り、最後の1発ずつになった時シェーンは「悪いな」と言いオーティスの足を撃っていたのだ。痛がりながら必死でシェーンにしがみつくオーティスをシェーンは何度も蹴りって殴り、動けなくなったオーティスはウォーカーの餌食になり、その隙に脱出していたのだった。
オーティスの叫び声が暗闇の中響いていた。
シェーンはフラッシュバックしながら、全てなかった事にするかのように、バスルームで自分の頭をバリカンで剃った。
感想
今回ちょっと衝撃的。シェーンが坊主にしているシーンから始まった今回のエピソードだったけど、正直時間軸がわからず、いつの話だろう?と思っていたんだけど最後に繋がるのね。
そして、今回もダリルの優しさが光った回でしたね。幼いころの体験がソフィア探しを必死になる理由だったんだ…。でもソフィアには探してくれる人がいるから見つかるってダリルらしいし、きっとダリルが見つけてれる!!!と思えた。
ローリの葛藤は少しわかる気がする。もし、カールもソフィアのように姿を消してしまったら?フォートベニング基地に行ったら助かるの?この先ずっとカールは食べる物もなくひもじい思いするの?母親ならではの葛藤でしょうね。それを、リックがなんとかなだめて、カールも危機を乗り越えた。この夫婦バランスがいいのかもしれない。シェーンの件やとゅうの意見の相違で不安だったけど、お互いのダメな所補助しているのかもしれないな。
で、最後。
ええええええええーーーーーーーー。ありえない……。
シェーンが帰ってきた時から様子がおかしいなとは思っていたけど、足をくじいたシェーンに肩を貸してくれてたオーティスを撃った?悪魔かな?前回までローリのひどい攻撃でシェーンはかわいそうだななって思ってたの返せ!!いや、ローリの態度のせいでシェーンはローリに認められようと何としてでもカールの命を救いたかったのか?どっちにしても最低です。
最後鏡に映るシェーンは悪い顔になってて、本当に悪魔に見えたよ……。
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