【ウォーキング・デッド シーズン2】5話 「無限の生命力」ストーリー・ネタバレ
The Walking Dead(ウォーキング・デッド)
1話ごとのあらすじや感想を書いていきます。
※ネタバレあります。
前回のエピソードはこちら
シーズン2 エピソード5
題:無限の生命力(Chupacabra)
~世界が終末を迎える前の話~
暗闇のハイウェイで人々は渋滞で車が進まず立ち往生していた。その中にシェーンやキャロル、ローリ達がいた。キャロルはお腹がすいたという見ず知らずのカールに非常食を分け与えようとしたが、夫エドに物資には限りがあるからダメだと怒られる。
シェーンはラジオで避難場所などの情報を集めようとしていたが、受信が途絶えていた。
ローリはカールを見ていてくれるようお願いして、シェーンと共にハイウェイの先の様子を見に行くことにした。
ハイウェイでは人々が混乱し、喧嘩を始める者も現れていた。
何度か大きな音が鳴り、頭上には軍用機が飛行していた。
ローリとシェーンは町が見渡せる場所まで移動すると、なんと軍用機が町を攻撃して爆弾を落としているのが見えた。
2人は絶句し、涙があふれたローリをシェーンは抱きしめた。
~現在~
ローリはテントの中で目覚めるとリックの姿はなく、キャロルと洗濯をする日にもかかわらず寝坊してしまい慌てて洗濯を手伝う。
キャロルはハーシェル達へお礼に夕食を作らないか?と提案し、ローリもこれを受け入れるが、ローリから誘ってくれないか?とお願いする。
リックやシェーン、アンドレア達は地図を見ながらソフィアの捜索範囲について確認していた。そこへ農場に住人であるジミーが「この辺りは詳しいから手伝わせて」と言ってきた。
リックがハーシェルの許可はもらったのか?と尋ねるとジミーは「リックに聞け」と言われたと話したので、リックは手伝ってもらうことにした。
ダリルが森の中で見つけた家の中の痕跡を頼りに捜索する事に。するとTドッグが「チュパカブラに出くわすかもな」という。※チュパカブラとは生物学的に確認されていない未知の生物の一つである。
デールがダリルが最初の夜にチュパカブラを見たと言っていたと話すが、ジミーは鼻で笑ってダリルが少しムッとする。
農場のハーシェル家のポーチではグレンがギターを弾いていた。そこにマギーが現れ、グレンはまだコンドームが11個余ってるんだと誘うが、マギーは好きかどうかわからないと冷たい態度。グレンは「でも考えてるんだろう?」とプッシュしてみるが、マギーは不機嫌な態度でその場を立ち去ってしまう。
森の中にソフィアを捜索にきたリックとシェーンは高校性の頃のシェーンの性体験などの昔話に花を咲かせていたが、ひょんな事からまた2人は言い争いになる。シェーンはおそらく死んでしまっているソフィアを探し回っている事に疑問を抱き、リックにその思いをぶつける。シェーンは生きていくためにはツライ決断もしなければいけないという。リックは死んでいるという確証があるのか?と聞くと、シェーンはソフィア1人の為に全員を犠牲にしたくないと本音をぶちまける。
そして、ソフィアの件がなければ、基地まで半分の距離まで行けていたし、カールも撃たれずに済んだと大声で怒鳴る。
リックはソフィアがいなくなったのは自分の責任で、まだ生きている望みは捨てられないと必死に反論した。
森で馬にのり見渡せる場所まできたダリルは湖を見つける。湖の流木にはソフィアが抱いていた人形が落ちていた。人形を手に取り「ソフィア」と大声で呼びかけたが反応はなかった。馬にまたがり捜索を続けるが、馬がヘビに驚いて暴走してダリルは落馬して崖の下に落ちてしまう。湖まで転げ落ちたダリルは腰にボーガンの弓が刺さり、大怪我してしまう。
湖の岸まで何とか移動したダリルは自分の服の袖を切り腰に巻き付け止血をする。物音がしたのでボーガンを構えようとしたが、崖から落ちた時にボーガンを失くしてしまった事に気付き、湖の中を探す。木の棒を使いなんとかボーガンを見つける事に成功し、痛みに耐え壁を登り始める。
農場ではグレンがローリに「妊娠してるのか?」と単刀直入に尋ねた。ローリは一瞬戸惑いをみせるが、「誰にも言わないで」と口止めをする。グレンは「リックにも行ってないのか?」と言うが、リックとシェーンが捜索から戻ってきたのが見えたので、グレンはその場から立ち去った。
捜索から戻ったリックはシェーンに「捜索をやめるべき」と言われた事をローリに話した。
「あなたは?」と聞くローリにリックはもしいなくなったのが、ソフィアがカールだったら?と考えるが、自分が固執しすぎているだけなのかもしれないと悩んでいた。ローリは最善の努力をしているとリックを励ました。そこへハーシェルの娘ベスがハーシェルが呼んでいるとリックを呼びに来た。
痛みに耐えながらダリルは崖の半分まで登っていた。自分で自分を励まし、登るダリルだったが、手足が滑ってまた一番下まで転げ落ちてしまう。
農場でリックがハーシェルの元へ行くと、ハーシェルは馬が1頭足りないがあんた達か?という。ダリルが許可を取っていると思っていたリックはダリルに注意しておくと言ったが、さらに「ジミーはなぜ連れて行った?私が許可を出したと思っているのか?」と言われてしまう。ジミーがそう言ったと反論するが、ジミーはまだ17歳で血の繋がりはないが責任があるので今後は直接ハーシェルに許可をとるように言われる。
リックはコミュニケーションに問題があるというと、ハーシェルは農場側の人間は自分に任せろとズバッと言い切る。
2度目の転落で意識を失っていたダリルは意識朦朧とする中で、兄メルルの幻覚を見ていた。幻覚の中のメルルはリック達の悪口を言いダリルを煽っていた。そしてダリルの事を本気で思っているのはこの世で俺だけだと言い、立つんだとダリルに呼びかけてゆすって起こそうとした。
ダリルをゆすっていたのは、ウォーカーでダリルは噛まれる寸前のところで意識を完全に取り戻す。ウォーカーと戦っているところにもう一体ウォーカーが現れてしまう。1体を仕留め、自らの腰に刺さっていたボーガンの矢を抜き、現れたもう一体のウォーカーをボーガンで倒す。
また意識を失ってしまったダリルは上着を脱いでもう一度腰に巻き付け止血した。ダリルは「兄貴の言うとおりだ」とつぶやきながら森の中で狩ったリスを解体して食べ始めた。
そして、ソフィアの人形を持ち、先ほど倒したウォーカーの耳をそぎ落としてネックレスを作り首から下げた。
ダリルはもう一度崖を登り始めるが、途中でまたメルルの幻覚が現れる。メルルはダリル腑抜けのお前にできるかな?とバカにした。メルルは薄ら笑いを浮かべながら「腰抜けの弟よ。登ってこい」と挑発をする。ダリルは対抗するようにがむしゃらに崖を登りきった。
メルルの幻覚を探すがおらず、「逃げたな」とダリルが1人で森の中でしゃべっていた。
ハーシェル家ではキャロルがキッチンに立って料理を作っていた。それを見たハーシェルはマギーに何事だ?と尋ねると夕食を作ってくれると聞く。ハーシェルは聞いてないと不機嫌になり、「連中とは親しくなりずぎてはいけない」と注意する。
マギーは「ただの食事よ」というとグレンとの関係を聞かれる。マギーは自分は大人だし、グレンは友達だと答えるが軽率な事は控えるよう説教をされてしまう。さらに、そのうちいなくなるんだから連中に関わるなとダメ押しされ、マギーは黙って部屋から出て行った。
キャンピングカーの上でライフルを持ち見張りをするアンドレアに、デールは話しかける。アンドレアは洗濯係ではなく、防衛係に回りたいが、いいか?と聞くがデールは答えずキャンピングカーの中へ入っていた。
キャンピングカーの中ではグレンがデールに借りた本を返しに来ていた。そして、グレンは女性陣の行動がなんだかおかしい様に見えると相談する。そして、マギーとの関係をデールに話す。デールは「何を考えてる。ハーシェルが知ったらどうする?」とグレンを怒った。が、グレンは明日死んだら‥と思って行動したと打ち明けて、一方的に怒られた事に少し苛立ちながらキャンピングカーを降りて行った。
キャンピングカーの上のアンドレアはウォーカーを見つけ、「ウォーカーよ」と叫んでいた。
森の中から1体現れたウォーカーをアンドレアは銃で仕留めようとしたが、シェーンが自分に任せとけと斧を持って向かう。リックはハーシェルから始末したいと言われていると言うが、シェーンは聞き入れない。
リックも銃を持ち、シェーン達を追う。
キャンピングカーの上からアンドレアはライフルを構えっていたが、逆光でウォーカーの顔はしっかり見えなかった。「やめろ」と止めるデールに黙ってと言いアンドレアは腹ばいになり、狙いをウォカーに定めた。
ウォーカーの目の前で銃を向けたリックは驚いた。
そのウォーカーはダリルだったのだ。
リックは「ダリルか?」と呼びかけると、「あんたが俺に銃を向けるのは三度目だな」と返事をした。
その時キャンピングカーの上から狙っていたアンドレアが引き金を引いた。
ダリルは倒れ、アンドレアは満足そうな笑みを浮かべるが、リックの「やめろ」の大声にビックリする。
銃声を聞きつけて「なんの騒ぎだ?」とハーシェル家から皆が飛び出してきた。
リックは倒れこんだダリルに駆け寄ると、幸いにもアンドレアの弾はダリルのこめかみをかすって失神していた。こめかみに傷を負ったダリルをリックとシェーンは担いで運ぶ。
アンドレアとデールが走ってきて、アンドレアはパニックになりながら、謝った。
走ってきたグレンがダリルのウォーカーの耳ネックレスを奇妙がると、リックも気づき自分のポケットにしまって口止めをした。そしてTドックがダリルの倒れた場所から、ダリルが発見して持ち帰ったソフィアのぬいぐるみを見つけ、一同は絶句する。
意識を取り戻したダリルはハーシェルに治療をしてもらいながら、人形を見つけた場所などをリックに報告していた。そして、ハーシェルは勝手に連れ去った馬のネリ―の件をチクリと嫌味を言った。
心配で廊下で待っていたローリの前でシェーンはまた、この捜索は危険だとリックに言った。リックはダリルが死に物狂いでソフィアの手がかりを見つけてきたと言い、2人の意見は対立したままリックは立ち去った。
その様子を見ていたローリは「リックを尊敬する。シェーンの考えは楽な選択肢で、リスクがあるから助けないと正当化していると意見を言った」しかしシェーンは「俺にとってカールとお前が全てだ」と言い出し、ローリとカールの安全が最優先だと言う。ローリは「あなたに守ってもらう必要はないわ」と言って出ていく。
心配でハーシェル家の外で待っていたアンドレアは家から出てきたデールにダリルの様子を聞く。そして凹んでいるアンドレアをデールは慰め、2人のわだかまりが少しとける。
夕方、カールのベッドの横にいたローリをキャロルが夕食だと呼びに来ると、ローリは1人「私はどうすればいいの?」と泣いていた。心配するキャロルにローリは何でもないと言う。
ハーシェル家の食卓に食事が並んだが、食卓は暗く誰も言葉を発しなかった。グレンが「誰かギターを弾ける人は?」と尋ねるが、パトリシアが「オーティスなら…」と言い、さらに食卓が暗くなった。
マギーはこっそりグレンに手紙を渡すし、グレンは喜んで返事を書いて渡した。
ハーシェルとデールは2人のコソコソした様子を気づいたようだった。
ベッドで休んでいるダリルにキャロルが夕食を運んできた。そして、ダリルの包帯の巻かれた額にキスをした。ダリルは照れた様子で傷が開くかもと冗談を言うが、キャロルはソフィア捜索のお礼を言った。そして、リックやシェーンに負けない男だから自身を持ってと言い、部屋から出て行った。
夕食の片づけをしていたマギーはグレンからの返信の手紙を読む。
「今晩はどこでヤル?納屋でヤッた事は?」
この返信を見てマギーの表情が一変する。
暗闇の中、納屋に向かうグレンだったが、納屋は鍵が閉まっていた。ハシゴを使い、なんとか納屋に入る入口を見つけ中に入った。
マギーは必死の形相で納屋に向かって走っていた。
グレンは納屋の中を懐中電灯の明かりを頼りに照らすと、そこには何体ものウォーカーの姿があった。ウォーカーはうめき声をあげ、グレンが納屋から飛び出すと、丁度息をきらしたマギーと鉢合わせ、マギーがこう言った。
「見て欲しくなかった」
感想
どうやら今回でダリルのいい人キャンペーンが終了した模様ですね(笑)
ちょっと野生化しすぎ!
崖から落ちた時解体して食べたリスななんと生のまま食べてましたから。
それに、なぜかウォーカーの耳ネックレス。
そりゃ、アンドレアもウォーカーと間違えます(笑)
口の周りにはリスの物と思われる血がついていたしね。
でも最後のキャロルのキスはちょっとギュンってしました。
けしてキュンじゃないですよ(笑)
ダリルは母親の愛情を知らずに育ち、偏見だらけのバカ兄貴にバカにされてきたダリルにとっては母親のような愛情で接しているキャロルは特別な存在なんじゃないかな?
見ていても、この2人恋が発展するかも?とはどうしても思えない。
女と男という関係より、母と息子という関係の方が近いと思う。
で、やっぱり妊娠していたローリはどうすんのかね。
完全ストーカー化しているシェーンはめちゃくちゃ気持ちが悪いし、ローリは心配事が沢山だね。でも、シェーンが森の中で言いたかった事少し分かる。リーダーとして、もう少し全体の事考えて、ツライ判断をしなくちゃいけない時もあるから‥‥。
そして、カップルになりそうな予感だった、グレン&マギーだったけど、最後何???
余計な物見てしまったグレンはどうなるの?
殺されそうなんだけど‥‥‥。
ハーシェル家には問題が多そうですね。次回その謎が解けるのかな??
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