ウォーキング・デッド ブログ

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大好きなドラマThe Walking Ded をシーズン1からあらすじ・感想を書いています。※ネタバレあり

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【ウォーキング・デッド シーズン8】1話「全面戦争」 ストーリー・感想

 

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The Walking Dead(ウォーキング・デッド)

 

 

1話ごとのあらすじや感想を書いていきます。

※ネタバレあります。

 

  《Hulu》ウォーキングデットページはこちら

 

シーズン8 エピソード1

題:全面戦争(Mercy)

 

~過去?未来?夢?妄想?~

 

目をつぶったリック。

生き生きとした花や、杖、8時22分を指す時計…。リックはヒルトップのお墓の前にいた。

 

~現在~

 

拾ってきたトタンや板を使いながら何かの準備をしている住人達。

 

 

 

ニーガンの聖域で座り込んでいたドワイトの横のタイヤに1本の矢が刺さった。

 

 

タラとキャロルはメモ帳片手に何かの時間を計っていた…時刻は10時28分。

 

 

晴天の真っ青な空の下で、リックは演説を始めた。

「出会った時、ジーザスは"世界は広がる"と言った。広い世界を見つけた」

リックの演説を聞くのはジーザスやイーニッド、キングダムの兵士、ゲイブリエルなどたくさんの仲間たち。

リック、エゼキエル王、マギーの3人がトラックの上にいた。

そしてリックは演説を続ける。

「お互いを見つけた。この広い世界は俺たち自身のものだ。俺たちが共に築き上げた。それこそ真実だ。生きる権利がある。」

 

 

 

タイヤに刺さった矢に挟まっていたメモを取り出すドワイト。そのメモには「即日決行」と書かれていた。そしてドワイトは周りを見渡しながらそのメモに何か書き足していく。

書き足したメモをまた挟み、フェンスの隙間からどこかへ向けて矢を放つ。身を隠していたダリルがドワイトからのメモを受け取ると、ドワイトを睨みつけるような儀びしい表情で去って行った。そしてドワイトもまた、去るダリルをじっと見ていた。

 

 

リックの演説は続く。

「平和な生活を望み平等を重んじる者、共存を望む者が生きるべきだ。だが人を利用し、奪い、殺す者、世界を独占しようとする者は終わらせる。祝杯を上げはしない。だが恥じだとも思わない。死ぬべきはただ1人。そいつはこの手で殺す。俺が殺す。他の者たちは奴を支持し味方する者、目をそらす者も殺そう。そして俺たちは世界を広げる。共に。」

 

 

タラとキャロルは道路に立ち何かを待っていた。そして何かを見つけた2人は笑顔になり、道路に身を隠す。タラの腕時計が10時28分を指すと、タラはまたメモをする。 

 

 

「共に」

リックの演説の終わりに同じ言葉を言ったエゼキエル王は手を広げ、リックと同じように仲間に向かって演説を始めた。

「手を取るのだ。大詩人は言った。"我と共に血を流した男は我が兄弟になる」とリックの肩に触れた。そして「女は姉妹になる」とマギーの肩にも触れた。すると別のトラックの上からエゼキエル王を見守っていたトラのシヴァが吠える。

そして続いてマギーも演説を始めた。

「訓練した。入念に準備したわ。この朝は終わりではない。不安定な生活はこの先も続く。だからこそお互いを信じるの。信念を持ち続ける限り未来は私たちのもの。世界は私たちのもの」

トラックの上にのる3人からは大草原の先にある建物が見えていた……

 

 

 

道路に身を隠していたタラとキャロルは高速道路にいた。上を走る高速道路の下の道をウォーカーの大群が歩いていた。道路を埋め尽くすほどの数のウォーカーが一定方向に向かって進む。唸り声が鳴り響いていた。

 

 

~過去?未来?夢?妄想?~

 

※一番初めに流れた映像が繰り返し流れる(目をつぶったリック。

生き生きとした花や、杖、8時22分を指す時計…。リックはヒルトップのお墓の前にいた。)

そして髭が伸び、白髪のリックが目を覚ます。その光景はリックが病院で目覚めた時のそっくりだった。違うのは白髪と花が枯れていない事…そして部屋には陽が差し込み優しそうなリックの表情。

 

そして目覚めたばかりの髭面のリックとは違い、雨に打たれて真っ赤な目を開けるリックの姿が映し出される……

(この対象的な2パターンのリックは一体何を表しているのだろう…)

 

~現在~

 

荒れ果てた道路を1台の車が進む。そして横たわった車や逆さに向いた車がある場所でその車は止まった。中から降りてきたのはポリタンクを持ったマール。そしてカールは警戒しながら歩く。破壊した三輪車、息途絶えミイラのようになった者が乗る廃車を通り過ぎてやってきたのはガソリンスタンド。

「やぁ」背後から声が聞こえたカールは慌てて銃を構えるが、相手の姿は見えない。

「大丈夫だ。いや…俺は撃たれた。レンジも投げつけられた。俺のお母さんがよくこう言ってた。君に響くといい。"良いものは何でも旅人に使いなさい"母さんはそう言って旅人を助けた。家のない者だ。それがすべてだ。いろいろ経験し、人が信じられないのは分かる。分かるよ。俺もだから。俺も経験してきた。母さんはこうも言ってた。"情けは怒りに勝る"母さんではなくコーランだった。ムダだよな。君を知らないが…何日も食べてない。君は幻覚かも」

銃を構えたカールは、見知らぬ男が話している間、物音を立てないように車の下などを覗き、声の主を探していた。

やっと見つけたカールは「動くな」と銃を突きつけると、その男は両手を上げ「よせ。行くよ。何もしない。俺はただ‥食べ物を‥」そう言った瞬間銃声が聞こえた。しかし撃ったのはカールではない。

 

男が走って逃げると、追いかけるようにもう一発銃声が聞こえて、銃を構えたリックが男を追いかけていた。空に向かってもう一発発砲したリックに、カールは近づく。リックはカールに向かって冷静に「交差点で会う約束だ」と言うと、カールは黙って呆れたような表情をした。リックは「頭の上を撃って追い払った」と弁解し、口を挟もうとしたカールの話を聞かず「大体聞いていた。奴らの仲間かも」と言った。リックはもう一度頭の上を撃ったから多分大丈夫だと言うが、カールは不満そうに立ち去り、背を向けたまま「不十分だ。"たぶん"じゃ。」と言った。リックはため息をついた。

 

 

 

"監視台/木の上"と書かれたメモ。

そしてメモの通り大きい道路に面した木の上から監視している男に気づかれないように遠くから狙う。男が木から落ちると、待っていたように下にいたウォーカーが男に覆い被さった。"監視台/木の上"と書かれた文字に横線を入れて消す。

そしてその下に書かれているのは"聖域付近"の文字。

タバコをふかしながら車に座る男を背後から倒す…ダリル。拳銃を見つめたダリルは"聖域付近"の文字も横線を入れて消す。そしてその下の文字は"ペイズ工業地帯"。

男の背後から躊躇なく棒を突き刺し、倒す…モーガン。

そしてまた横線を入れて文字を消す。

 

 

リックは数枚の紙を見ながら深呼吸をした。リックはヒルトップの監視台にいた。

「30分後だ。準備ができた」リックを呼びに来たのはゲイブリエル。浮かない顔のリックに「あなたは?」と問いかけたゲイブリエル。リックは「1人のせいでこうなった。たった1人だ」とこれから始める事へ不安を覗かせた。ゲイブリエルは「すべては1人から始まる。これも…」と監視台の下で戦いに向けて準備する仲間の方を見た。そして「この戦いも」とリックに言った。リックは「俺個人の戦いじゃない」と言うとゲイブリエルは「あぁ。あなたがみんなの戦いにした」と笑顔で言うと、リックも吹っ切れたようにゲイブリエルの肩を叩いた。

 

 

 

タラの腕時計は7時48分から49分になろうかとしていた。道路上で何かを待つタラとキャロルの元に、バイクに乗ったダリルが現れた。そこにはモーガンも集合していて、モーガンは道路に座り込んでいた。

 

 

 

 

玄関を出てすぐの道路に座り、道路に絵を描く2~3歳の女の子。そんな女の子の頭にキスをするリック。この女の子はジュディスだった。大きくなったジュディスの頭を撫でたリックは、ミショーンと熱いキスを交わす。そこへカールがやってくると、カールの保安官の帽子を取って「おいで」とカールを抱きしめ、カールもそれにこたえて父リックとハグをする。カールに帽子をかぶせたリックは「これで終わる」と言って車に乗り込むと、車はすぐに発射した。車の横側にトタンや板をつけた車が続々とリック車の後に続いた。

ロジータは座って腕を組みながらその車を見ていた。

居残りのミショーンに、カールは「行きたいよね。俺もだ」と声をかける。ミショーンが「何でもつらいあなたを支える。あたたが導いて」と言うと、カールは冗談を聞いたかのように笑って首ふる。しかしミショーンは「そのうち…分かるわ」と笑いかけた。

 

 

 

道路に立っていたニーガンの仲間を不意打ちで倒したリック。まだ息があるその男は「何をするつもりだ。俺たちを倒せると?見てたぞ。ひざまずき泣いてたろ。またひざまずくぞ。お前の息子は死ぬ」黙って男の荷物を漁っていたリックの行動が止まった。

グローン通りの家の文字に横線を入れて消したリックは、まだ生きているニーガンの仲間

の後ろに繋がれていたウォーカーの鎖を切った。男が食べられる音が聞こえてきた。

そして辺りを確認したリックは森に向かって真っすぐ手を上げる。

 

森の奥の道からはトタンなどで武装した数台の車がゆっくりと進んできた。

 

 

陽が暮れた草原に集まったたくさんの車。

草原に集まったのはアレクサンドリアの住民だけではない。ヒルトップにいた住人、キングダムの兵士、女性、男性問わず続々と集まっていた。会ったばかりの別々のコミュニティの仲間たちが揃い結束を強める。やっと決心をつけた者、防護服を着るように勧める者、そして妊婦のマギーもヒルトップを巻き込んだ責任があるから始めだけでも現場に行くと戦う事を決めていた。「最後の戦いよ。やっとたどり着く。最初だけでも…」とマギーはリックに言う。医師をニーガンに奪われたヒルトップで暮らすマギーに、エゼキエル王は王国には医師がいるから頼ってくれと声をかける。ジーザスは「取り戻すよ」とニーガンにさらわれた医師を助け出すことを宣言。

エゼキエルは笑いながら「あぁ。ジーザス。取り戻そう。昼が夜を倒すように。まさに今日世界を再建するのだ。子供たちのために。始めよう」と言い歩いて行った。

 

リックは朗らかな顔でマギーに「ヒルトップのリーダーだ」と笑いかけると、マギーはリックがお手本だと言った。リックはマギーの肩に手を乗せながら「これが済んだら君を手本にする」と言った。

 

 

 

タラの腕時計は7時50分。「来るわよ」と道路の先を見ながら10からカウントしていくタラ。タラのカウントがゼロになっても、見つめる先に変化はない。「クソ」とタラが言うと、同じ方向を見つめていたダリル、キャロル、モーガンは不安そうな顔をしていた。

「いや、見ろ」ダリルが何かに気付き指をさすと、その先から大量のウォーカーがゆっくりと歩いてきた。

自分の計算が少しだけ狂ったタラは「いいわ。惜しかった」と悔しそうに言うと、ダリルはバイクにまたがった。キャロルは「準備はいい?」と言い、タラ、モーガンと共にウォーカーが向かっていく方向へと走った。4人が去った後、残された車がいきなり爆発した。

 

 

 

聖域では無線で「群れの道で爆発が」と報告を受けていた。「車2台、銃10丁で行け。騒ぎ立てるな」「シスタールートなら安全だ」「奴らだと思う?」「いや。不発弾が爆発したんだろう」「撃ちたいよ。ドワイト。叫び声と流血が欲しいね」「そうか運がよけりゃな」

聖域から指示を出していたのはドワイトだった。

 

 

 

道にワイヤーのワナを仕掛け、歩道橋の上から様子を伺うタラ、ダリル、キャロル、モーガン。

 

 

落ち着かないのかドワイトはタバコを吸い、チラチラと屋上で監視している2人を見る。そしてドワイトがタバコを消してその場を離れた瞬間、屋上の2人が倒れた。

聖域の外で繋がれているウォーカーが何かに気付き目線を変えた。すると武装したリック達の車が聖域の前にやってきた。トタンなどで補強しているドアの方を建物に向けて取り囲むように車を停めた。そして銃を構え、次々と降りてくるリック達。

リックがマギーを見て頷くと、マギーは真っすぐ手を上げた。その瞬間全員が聖域に向かって銃を構える。

マギーが上げた手を下ろした。

リックの放った位発目と共に数発撃ったリック達。

そしてリックは銃を下ろして、建物を見つめる。残りのメンバーは銃を下ろさず警戒している。

 

 

リックの見つめるドアが開いた。

ニーガンが「こりゃまいった」と出てくると、続いてサイモンや他のメンバーが出てきた。

 

 

~過去?未来?夢?妄想?~

 

濡れて、目が真っ赤に充血したリックの映像が一瞬映る。

 

 

暖かな陽がまぶしく、花瓶に生けられた花は生き生きとしていた。目を覚まし、起き上がった髭面の年を取ったリックがダイニングに行き、マグカップを持ったミショーンに「目覚ましを止めたのか」と話しかける。幸せそうにキスをする2人。

 

 

 

~現在~

 

「こりゃまいった。悪いな。会議してた」そういって出てきたニーガンの後ろからドワイトも、そしてユージンもゆっくりと出てきた。

そしてニーガンは話を続ける。「泥よけをつけてきたか。撃ち合うような理由はないと思うんだが。俺は住人が大事だ。銃弾の嵐に突っ込ませて俺のタマを見せつけたくはない。俺のほうがでかいとわかってるだろ。もし小さくても事実として受け止めるさ。バカな張り合いで住人が死ぬよりいい。お前はどうだ?」とルシール(有刺鉄線を括りつけられたバッド)をリックの方に向けて茶化す。そして「リック。お前の望みは何だ」と質問した。

 

 

ようやくリックが口を開き、指をさしながら「ドワイト、お前はサイモン、ギャビン。お前は?」と聞いた。リックに名前を呼ばれなかったのは2人。唯一の女性が「レジーナ」と名乗ると、同時くらいに「リック…私は…」とユージンが話そうとする。しかしリックが「黙れ。お前を知っている」と止めた。そしてリックは続ける。

「よく聞け。お前たち5人と中にいる救世主たち。生きるチャンスを与える。生きたいなら今ここで投降するんだ。今すぐ投降しないと命の保証はない」

ユージンは頭を抱え、ニーガンは笑っていた。

 

 

 

歩道橋の上で仕掛けたワナを見張る4人。どうやらワイヤーに触れると起爆するワナらしいが、ウォーカーが仕掛けたワイヤーに近づきかけていた。モーガンがウォーカー退治に名乗りをあげ、急いでワナに向かう。

 

 

ニーガンは「投降すれば彼らはパトロール隊に殺されない?そりゃいい案だ。俺はどうする?リック」と言うと、リックは分かってるだろうと言う。ニーガンが「そうとも。分かってないのはお前の方だ。どうなるか何も分かっちゃいない。教えてくれリック。数で勝てると思うか?」と聞くと、リックは黙り、エゼキエル王、マギーが顔を見合わせる。

ニーガンが「無理だね。サイモン」と言うと、サイモンは扉の向こうからグレゴリーを連れてきた。裏切ってニーガン側についたヒルトップのリーダーグレゴリーに、ジーザスはマギーに「やっぱりな」言い呆れていた。

 

ニーガンが「リックとパトロール隊に言ってやれ」とグレゴリーをたきつけると、グレゴリーは口を開いた。

「ヒルトップはニーガンを支持する。ヒルトップの住人で武器を取る者、聖域との戦いに荷担する者、救世主に挑む者は我が共同体から追放する」

「そして?」とニーガンはさらに笑顔でグレゴリーをたきつける。

「その者の家族も壁の外の放り出す」と言ったグレゴリーに、さらにニーガンは「だから?」と要求した。

困ったグレゴリーは「今すぐ帰れ。帰る家がなくなるぞ」と叫び、ニーガンの顔色を見た。

 

 

トタンで隠れたリック側にいるヒルトップの住人に向かって、マギーは「自分で決めて」と選択を促した。ジーザスは「あいつのヒルトップに未練はない」と言い笑った。

 

 

「聞こえたろ。帰って小麦の皮むきでも何でもするといい」というニーガンに、マギーは大声で「誰も帰らないみたいね」と叫ぶ。グレゴリーが何かしゃべろうとした瞬間、ジーザスが「ヒルトップはマギーを支持する」と叫んだ。

 

 

 

 

仕掛けたワイヤーに触れそうになる瞬間、間に合ったモーガンがウォーカーを倒して急いで身を隠す。

 

 

サイモンがグレゴリーに向かって「俺はあんたの面倒を見てきた。なのに何だ」と詰め寄ると、グレゴリーは後ずさりをする。サイモンは「失望したぞ」と2階からグレゴリーを突き飛ばした。

 

 

 

仕掛けたワナに近づく数台の車。1台目の車がワイヤーに触れた瞬間爆発し、車がひっくり返り、黒煙を上げた。

 

 

 

リックは聖域でニーガン達と一触即発だったが、空に上がる黒煙を確認し、マギーと顔を合わせて頷いた。エゼキエル王もまた、アーロン達に向かって頷いて何かの合図をした。

 

 

「マズイことになったな」とニーガンが言うと、リックは「参謀ども。どうするか決めろ」と迫った。ギャビンが少し時間をと言うが、リックは間髪入れずに「ダメだ。今決めろ。他に選択肢はない。数えさせる気か?そうか。いいだろう。数えるぞ。10…9…8…7…」7まで数えた瞬間……銃を乱射し始めた。

 

 

ニーガンは急いで身を隠し、残りの参謀たちは建物の中へと非難していった。聖域に次々と銃が撃ち込まれ、ガラスが割れる。リック達は手を休めることなく全員で建物に向かって乱射する。

 

 

 

ひっくり返った車を確認したキャロル達にも、リック達の銃声が聞こえていた。そして大量のウォーカーがやってきた。タラの「後はよろしく」、モーガンの「倒せ」の言葉に、キャロルは「もちろん」と返事をすると、タラとモーガンは車に乗ってどこかへ行った。ダリルを「気を付けて」と抱きしめたキャロル。ダリルは「楽しくなりそうだ。黙って見ているよりはいい」と言い、キャロルとダリルも別れて別行動を始めた。ダリルは珍しく銃を持ち、満タンに入った銃弾を確認した。

 

 

 

 

聖域に銃を撃ちまくっていると、マギーが「今よ」と大声を上げた。一斉に撃つのをやめるとそれぞれ車に乗り込んだ。

 

 

 

 

 

大量のウォーカーが目の前まで迫ったダリルは、ウォーカーをひきつける様にバイクを走らせ、道路脇にセットした爆弾に向けて発砲した。爆弾は爆発し、ダリルは先に進んでいく。

 

 

 

 

聖域のリックは応戦してくるニーガンの手下達相手にまだ撃っていた。

 

 

 

ウォーカーを導くダリルは次々と道路脇に仕掛けた爆弾を爆発させて、黒煙を上げ、ウォーカーを導いていく。

バイクを走らせながら次々と大爆発を起こしていくダリル。

 

 

 

仲間たちが撤退していく中、援護しているリック。そしてゲイブリエルがリックに何か合図をすると、リックは手に持った起爆装置を押した。聖域に突っ込むように仕向けた大きなトラックが大爆発した。大きな煙を上げてフェンスを突き破ったトラック。

 

 

ニーガンはリック達の銃弾から何とか逃げて、隠れていた。リックの狙う銃弾がニーガンをとらえていた。隠れるニーガンを追い詰めるリック。しかし、そんなリックをゲイブリエルが止める。「リック、彼は逃げない。リック、リック。彼はどこへも行かない。来るんだ。個人の戦いじゃない。そうだろう?」と自分を見失い正気を失っていたリックの腕を掴み、冷静を取り戻させた。自分を取り戻したリックは、ポラロイドカメラで聖域の写真を撮り車へと乗り込んだ。

ゲイブリエルは最後まで、聖域に向かって銃放ち攻撃していた。

大量のウォーカーが聖域へとやってきた。

 

リックは車を発射させ、ゲイブリエルも立ち去ろうをしたが、「待ってくれ」助けを求めるとグレゴリーを見つけてしまう。ゲイブリエルはウォーカーが目の前に迫っていて一瞬迷うが、グレゴリーを助ける為車外へと出て、グレゴリーの元へと駆け寄る。

「必ず助けるから時期を待て」と声をかけると、グレゴリーも「ありがとう」とお礼を言う。しかし、ニーガン側からの発砲は続いていた。「礼は神に」と言う神父ゲイブリエル。

チャンスを伺うゲイブリエルだったが、グレゴリーはゲイブリエルが乗って帰るはずの車を見つける。グレゴリーが何をしようとしているか分かったゲイブリエルは、「待て」と止めるが、グレゴリーはゲイブリエルの「おい、やめろ。待て。待つんだ」と言う制止を無視して、車に向かって一直線に走り出す。

ニーガン側からの銃弾をかわしたグレゴリーは、車にたどり着くとゲイブリエルを置いて車を発進させてしまう。

 

 

 

 

カールはリックと共に食料を求める男に会ったガソリンスタンドに来ていた。

そしてリュックから缶詰を2つ取り出すと"ごめん"のメモと共に地面に置いた。

その様子を草むらから、あの男が見ていた。

 

 

 

森の中で時計を見ながら「もう少しだけ」というダリルに、リックは「待てない。俺を呼び戻した。ニーガンを殺そうとしたが、ゲイブリエルが止めた。作戦を実行する」と言った。計画通りにゲイブリエルが来ない事を心配する2人。ダリルは「大丈夫か?」と聞くと、リックは「俺の戦いじゃない。行くぞ」とゲイブリエルを待たずに作戦を継続する事を決めた。

 

 

モーガン、王国の女性兵士はニーガンのアジトの裏山に来ていた。モーガンは警備の者達を弓で射れるか聞くと、女性兵士は「どうかしら」と答える。

 

 

リックとダリルは2人で別のアジトに攻め込んでいた。

 

キャロルもまた、エゼキエル王や王国の兵士たちと別のアジトに攻め込んでいた。銃を乱射し、倒したかに思えたが、キャロルはニーガンの手下が手榴弾を投げた事に気が付いた。「伏せて」キャロルの声と共に手榴弾が爆発し、辺りは煙に包まれる。

 

 

 

ダリルが導いてきた大量のウォーカー達が聖域を取り囲んでいた。トラックの爆発の残骸が燃える聖域に次々と押し寄せるウォーカー。逃げ遅れたゲイブリエルは開いている扉を探し逃げまどっていた。やっと開いているコンテナを見つけて逃げ込んだゲイブリエル。

「パンツをはいてるといい」

暗闇のコンテナの中から声がする。

「何だって?」振り返りながら聞くゲイブリエルに「パンツだよ。はいてることを願う。今からお漏らしするからだ」と笑うのはニーガンだ。

ゲイブリエルはニーガンと同じコンテナに逃げ込んでしまった。

そのコンテナの外を取り囲む大量のウォーカー。

 

 

 

~過去?未来?夢?妄想?~

 

「パパ」と女の子が白髪の年を取ったリックに抱きつく。リックは女の子にうながされて家の外に出る。外では平和にお祭りが開かれているようだった。

 

 

目を真っ赤に腫らしたリックは「情けは怒りに勝る」と涙を流した

 

 

~現在~

※聖域に攻め込む前のリックの演説の続き

 

「もう待ちたくない。君たちもだろう。待つ必要はない。明日始めよう。今こそだ。俺たちは打ち勝ち、耐え抜いてきた。逆境を越え今の俺たちがある。今こそ始める時だ。何が起きようとも。俺たちが勝つ。勝利は俺たちのものだ」

拳を突き上げたリックに賛同するかのように、ウォー!と仲間たちが雄たけびを上げた。

 

 

 

感想

シーズン8がやっと始まりましたね。

いやー今回書きづらかった…(笑)シーンがめちゃくちゃ変わるんですよ!しかも何これ?っていうシーンがあって…。①年取った幸せリック②結膜炎張りの赤目に震えるリック。

この2つなんだけど、全くよく分かりません(笑)妄想なのか未来なのか…。①に限っては未来であって欲しいけど、なんとなく違うような気がする。

巷では②のリックはチワワリックなんて呼ばれてますね(笑)

ただ、①のシチュエーションはウォーキングデッド シーズン1のリックが目を覚ましたシーンとそっくり。

そして、カールが腹ペコの男と出会ったガソリンスタンドも、シーズン1でリックが訪れて、ウォーカーのぬいぐるみを抱いた少女を撃ち殺した、あのガソリンスタンドらしいんです。

ファンにはたまらない裏設定(笑)

 

 

 

今回は記念すべき100話目らしく、シーンもド派手で爆破まみれの回でした。

もうダリルのPVかってくらい、ダリルが次々と爆破していくシーンなんてかっこよすぎ!後は、もう1話目なのでこれから物語りが進行してくんでしょうけど…。

 

正々堂々とかっていうのはなくしたリックが、カウント7で撃ちまくった時は笑いましたね(笑)ま、それほど本気って事かな…。

もうニーガン殺しちゃえばいいのに…何故か止めるゲイブリエル。ゲイブリエルは置いてけぼりで、ニーガンと密室で2人きりとかヤバすぎ‥。

 

クズグレゴリーは、車発進させるのはいいけど、どこ行くつもりだろ?ヒルトップはマギー支持ですけど(笑)

 

とにかく簡単には倒させてくれなさそうなニーガン。

シーズン8もワクワクの展開でスタートです!

 

 

 

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