ウォーキング・デッド ブログ

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大好きなドラマThe Walking Ded をシーズン1からあらすじ・感想を書いています。※ネタバレあり

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【ウォーキング・デッド シーズン2】11話 「生かすか殺すか」ストーリー・感想

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The Walking Dead(ウォーキング・デッド)

 

 

1話ごとのあらすじや感想を書いていきます。

※ネタバレあります。

 

前回のエピソードはこちら

kaigaidorama.hatenablog.jp

 

Huluウォーキングデットページはこちら

 

 シーズン2 エピソード11

題:生かすか殺すか(Judge,July,Executioner)

 

納屋でダリルがランダルを拷問していた。暴力を振るい、事実を聞き出そうとするダリル。

バーで襲ってきた仲間の数や拠点を聞き出していた。ランダルの太ももにナイフを刺し、脅迫してランダルの仲間の情報を集めていた。

ランダルは自分の他にも女性や子供も生き延びる為に、野蛮な人達の仲間になっていたと話し始めた。そしてランダルは思い出したくないモノを思い出すかのように、ある夜の出来事を話した。テントにいた父と娘2人を見つけた時、仲間のグループの男が2人の娘を強姦して父親に見せつけたが、自分はしなかったと告白した。泣きながら「奴らとは違う。頼む。信じてよ」と訴えるランダルをダリルは何度も蹴った。

 

 

リック達は集まって今後の対応を話し合っていた。そこへ納屋から戻ったダリルが合流した。ダリルはランダルの仲間はギャングで、30人以上いて武器も大量にあり、もし見つかれば男は殺され女は死ぬよりツラい目に合うと話した。

リックは「彼に近づくな」と言うと「どうする気?」というローリに向かって「脅威を放っておけない。排除すべきだ」と言った。

不満気にデールが「殺すのか?」と聞くとリックは「決定だ。今日やる」と言い切って、テントを離れて行った。

 

離れていくリックを追いかけて行ったデールは「やめろ」と説得した。リックは一晩考えたが唯一の道だというが、デールは一人で決断すべきではないと反対し、誰にも反対する隙さえ与えなかったと非難した。デールは、ランダルはまだ子供で、ギャングと一緒にいただけで死刑はダメだと言うと、皆と話す時間が欲しいと訴えた。リックは安全が第一だと言うとデールの意見を聞き入れず再び歩き出したが、デールに「息子になんて言う?」と言われてしまう。リックは足を止めると、日没後にもう一度みんなで話し合って決定する事にし、デールに時間を与えた。

 

 

キャンピングカーの中でアンドレアは何か探していた。そこへやってきたデールはアンドレアに「頼みがある」と言うが逆に「銃を動かした?」と質問される。デールは「あぁ」と答えると、銃の入ったバックをアンドレアに渡し、ランダルを守って欲しいと頼んだ。

「なんで?」と聞くアンドレアに、デールはリックにみんなと話す時間はもらったが、シェーンはランダルを殺したがってるからと答えた。そしてデールは「君も賛成なのか?」と聞くとアンドレアは「彼は脅威よ」と答え、バックの中に入っていた銃弾の少なさに不満を漏らした。

デールは文明社会とは言えなくても、人間らしくいるかはそれぞれの選択だと言うと、ランダル殺害を反対するよう説得した。アンドレアは「囚人は見張るわ。同意はしないけど…」と言うと銃を手にキャンピングカーを出て行った。

 

 

納屋で拘束されているランダルは、必死に鎖を外そうとしていた。納屋の外に見える人影に「頼むよ。水をくれ」と訴えた。ランダルは納屋の隙間から見えるアンドレアに「殺すんだろう?」と聞くとアンドレアは目を背けた。

ランダルは椅子に登り、隙間から外の様子を見ると、カールが「人質は子供?見たい」とシェーンに言っていた。シェーンはカールに、大人の問題だから俺たちに任せろと言うとアンドレアの元へとやってきた。

 

シェーンはアンドレアがデールに見張りを頼まれたことを察していた。シェーンはデールに丸め込まれたのか?と質問するとアンドレアは「あなたに賛成よ」と答えた。自分に賛成なのにデールに頼まれて見張りをしているアンドレアにシェーンは「あいつらが問題を起こし俺らが巻き込まれる」と言うと問題の原因を作っているのは間違ったルールを作ってる人達だと言った。

「リックがリーダーでハーシェルの農場よ」というアンドレアに「変える」と言うシェーン。アンドレアが微笑みながら「閉じ込めて銃を取り上げる?」と言うとシェーンは、何も言わず何か企んでいそうな顔でアンドレアを見た。本気だとわかったアンドレアは「混乱するわ」と言うが、シェーンは「混乱はさせない。誰も傷つけたくない。安心して眠りたいだけだ」と言った。

その様子をずっと納屋の隙間からランダルが見ていた。

 

 

外の様子を見ていたランダルを見ていた人物がいた。カールだ。

ランダルはカールに気が付くと、「俺はランダル 君は?」と話しかけた。何も答えないカールにランダルは話し続けた。2階から納屋に入ったカールは1階のランダルのそばへとやってきた。「仲間の元に食べ物がある。助けてくれたらお礼をするよ。守ってあげるからここを出してくれ。鎖のカギを探してくれ。お願いだよ」何も話さないカールに向かって喋り続けていた時、納屋の扉が開いてシェーンがやってきた。納屋にカールがいる事に驚きシェーンは怒った。そしてランダルに「何を言った?今すぐ撃ってやろうか」と銃を向けた。

アンドレアがシェーンを制止すると、シェーンは「早く出ろ 行くぞ」と怒りながらカールを連れて納屋を出た。

 

カールは納屋を出ると「親に言わないで」とシェーンにお願いした。シェーンは危ないから近づくなと強く怒るとカールは「親に言わないでね」と念を押した。シェーンは同情を誘って隙を狙ってるんだから油断したら死ぬぞと注意し、分かったらママの所へ行けとカールを納屋から遠ざけ、走って去るカールに「もうムチャはするな」と声をかけた。

 

 

みんなと離れた所にテントを張るダリルの元にデールがやってきた。ダリルはグループは崩壊したから1人の方がいいと言う。デールはランダルの死に無関心なのか?と聞くとダリルは「そうだ」とと答えた。デールはどっちでもいいなら自分に加勢してくれるよう頼むと、ダリルは俺の意見は誰も聞かないと言う。

デールはキャロルも自分もリックも耳を貸すと説得するが、ダリルはリックの頼りはシェーンだけだと言うと、立ち去ろうとした。

デールは「ソフィアやグループを気にかけていたのに、拷問なんて君らしくない。リックやダリルはまっとうな人間だが、シェーンは違う」と言った。ダリルは「オーティスを殺したからか?」と言ったのでダリルが気づいていた事にデールは驚く。そしてダリルはリックは、シェーンの事もグループ崩壊の事も気づかないフリをしているだけだと言うと、立ち去って行った。

 

 

リックが小屋にいると、リックを捜してローリが来た。そしてローリはランダルを処刑する事が本当に最善策なのかとリックに聞いた。リックは初めてだし、分からないと答えた。ローリは以前は死刑反対派だったが、世界が変わって何が正しいのか戸惑っていた。賛成か?と聞くリックにローリはあなたが言うならと答えると続けて、「シェーンと何があったの?」と聞いた。リックはローリに「シェーンはもう危険じゃない」と言った。

 

 

ソフィアのお墓の前で座るカールにキャロルは「いつかソフィアと会えるわ。天国にいる」と話しかけた。カールは握りしめていた空の銃弾をポケットにしまうと、「いないよ。天国なんて嘘だよ。信じてるならバカだよ」と言って歩いて行ってしまい、キャロルは少し驚くと同時に怒っていた。

 

 

歩いてくるリック夫婦を見つけたキャロルは「息子をしつけて」と怒って抗議した。リックが何があったのか聞くと「無礼だわ。ソフィアの事よ」と言う。ローリが大丈夫よと軽く言うがキャロルの怒りは納まらず、「大丈夫じゃない」と言うので、リックが「俺が話してくる」とカールの元へと向かった。

ローリは対処するからあなたも落ち着いてと言うも、「みんな私を避けてるけど、正気は失ってないわ」とさらに怒りをかってしまう。

 

 

リックがカールを呼び止め、キャロルに失礼なことを言ったのか?と訪ねた。カールは「天国を信じるのはバカだ。そうでしょう?」と言った。リックは娘を失ってどこかにいると信じたいんだと言ったが、カールは反論しようとした。リックはカールの言葉を遮ると「しゃべらずに考えろ。」とキャロルに思いやりを持つように話した。そして誤りを正すためにキャロルに謝るように言った。

しかしカールは納得いかないのか「ランダルを殺すのも誤りを正すためなの?」と質問をするとリックは「それは違う」と答えた。カールはランダルを殺す方法を聞いてきたがリックはキャロルの事だけ考えろと怒った。

 

 

 

デールはハーシェルの元へとやって来ていた。ハーシェルは牛がフェンスを突き破ったので、その対処をしていた。デールはランダルの件でハーシェルに話をしに来ていた。ハーシェルはランダルの運命はリックに委ねると言い、意見を放棄した。デールはあなたの家だろう?と言うが娘達から遠ざけて欲しいだけだと言った。見て見ぬフリをしようとするハーシェルに呆れながらも、決断する前にランダルと話してくれるよう頼んだが、それもリックに任せると断られてしまう。

 

 

カールは1人でダリルのテントに来ていた。ダリルのバイクを嬉しそうに触っている時、バイクの後ろポケットに入っている拳銃を見つける。カールは拳銃を持って1人で森の中へと行ってしまう。森を進むと、沼に足を捕られて身動きできないウォーカーを発見する。はじめは驚いたカールだが、そのウォーカーが身動きできないと知ると、近づきウォーカーに向かって石を投げ始めた。そしてウォーカーをじーっと見つめていた。

 

 

デールはシェーンのところへやってきて、同じ場所で暮らすのだから1対1で話し合おうと言い、シェーンもそれを受け入れた。デールはランダルを生かすのは危険はあるが相手はたった1人だと言うと、シェーンは仲間は30人いると反論した。そしてシェーンはデールの根性は認め、皆を説得できたら俺は何も言わないがあんたは間違ってると言い切った。そして、もし誰かが殺されたらあんたの責任だと言うと、歩いて行ってしまった。

 

 

ハーシェルがベスの側にいると、グレンがベスの様子を見に来た。ベスの調子が良さそうで安心したグレンは部屋を出ると、ハーシェルがグレンに「家族の出身は?」と話しかけた。グレンはミシガン州で、その前は韓国に住んでいたと話すと、ハーシェルは「移民が国を作った。忘れるな」と言い、自らの出身の話を始めた。そして祖父が祖国(アイルランド)から持ってきて代々受け継がれてきた懐中時計を手に取り「娘を任せられるのは1人だけだ。受け取れ。私の気が変わらぬうちに」とグレンに差し出した。

グレンは手に取ると「ありがとう」とお礼を言った。

 

 

日が暮れ始めた農場では決断の時間が迫っていた。ローリはツライ決断をしなければいけないリックを思いやっていた。リックはランダルを殺害する覚悟ができていた。しかしリックは自分の意見に賛成しているローリだが、正しい行動とは思っていなさそうな雰囲気に不満を抱いていた。リックはこれが正しい選択だとローリとそして自分に言い聞かせた。

 

 

森の中でカールは沼に足を捕られて動けないウォーカーで遊んでいた。ウォーカーに近づき拳銃を向けたその時、沼にはまっていたウォーカーの片足が抜けた。ウォーカーはカールの足を掴むと、カールは必死で抵抗し何とか逃げ切る事に成功した。

 

 

カールが森から戻ると丁度話し合いが始まる時間だった。皆がハーシェルの家に集まった。皆の意見を聞き、選択肢を考える方法にした。デールは少し怒りながら殺害の反対派がいるとすれば自分とグレンだと言った。しかしグレンはデールは常に正しいが今回は…と賛成派だった。ランダルは仲間じゃないし、これ以上の犠牲はご免だと言うグレンにデールはマギーに君も賛成なのか?と聞く。マギーは監禁する方法を提案するが、冬が近づき、食料の事も考えると現実的ではなかった。デールはチャンスを与えようと言うが、危険にみんなが怯えていた。犯さないかもしれない罪のせいで殺す事に納得のいかないデールは最後まで抵抗する。デールの強い説得でリックが心を動かされ始め、別の方法を探そうと言い始めた。言い争いが始まるとキャロルは自分には関係ないから早く結論を出して欲しいと言うと、デールは口を閉ざすことはその手で殺す事だとキャロルを非難した。

リックが最終決定前に意見がある人を募ると皆が下を向いて口を閉ざした。デールは最後に「ランダルを殺害すれば強い者だけが生き残る醜い世界になってしまう。そんな世界に生きたくない。頼む。正しい事をしよう」と呼びかけた。

 

「彼は正しい」そう口を開いたのは意外にもアンドレアだった。しかし他の誰もデールに賛成する事はなかった。デールは「グループは崩壊だ。失望した」と言うと家から出て行ってしまった。

 

 

深夜、ランダルを小屋へと連れてきて目隠しをした。怯えて泣くランダルにリックは「最後の言葉は?」と聞いた。ランダルは泣きながら「お願いです。やめてください」と言った。リックはランダルに拳銃を向け引き金を引こうとすると、「撃って。パパ撃って」と声が聞こえた。カールがいた。リックは戸惑い、驚いたシェーンは怒りながら「何を考えてるんだ」と小屋の外へとカールを連れ出した。リックは引き金を引くことができずにランダルの殺害は中止された。リックは切ない表情でカールを見つめると拳銃を閉まった。

 

 

殺害を実行できなかったリックは、待っていたみんなに「しばらく拘束する」と報告すると、アンドレアは嬉しそうにデールを捜しに行った。ローリにテントの中へと行くように指示されたカールは大人しく従った。そしてリックは小屋の中へにカールがついてきたとローリに報告した。カールは見たかったと話した事を告げるとローリは「それでいい」とリックを抱きしめた。

 

 

デールは森の中でウォーカーに食べられて瀕死の豚を発見し、危険を感じていた。Uターンしようと振り返るとそこにはウォーカーがいてデールは襲われてしまう。デールの叫び声はリック達の所まで届いた。おのおの慌てながら、デールの元へと向かう。

一番早く駆け付けたのはダリルだった。デールからウォーカーを剥がし、ウォーカーを退治したが、すでにデールはウォーカーに腹部を噛まれていた。皆が到着し、アンドレアは必死でデールを励ました。皆が「頑張れ」と声をかけ続け、ハーシェルが到着した。ここで手術をしようとパニックになっているリックを制止し、ハーシェルは首を横に振った。

アンドレアが痛がるデールに泣きながら寄り添う中、デールを襲ったウォーカーを見てカールは何故か驚いて怯えながらローリに抱きついた。

アンドレアが泣きながら、痛み苦しんでいるデールを何とかしてあげてというとリックがデールに拳銃を向けた。しかし引き金が引けない。するとダリルがリックの手からそっと拳銃を取るり、「悪いな」というと引き金を引いた。

 

感想

 

今回は、本当に反省させられた。というか、かなり深~い内容の回だった。

今までデールの事ウザいとしか思ってなかった。まぁウザかったんだけど…。

話し合いの時のデールに心打たれたなー。

この物語の中にいる人は「生き残る」ではなくて「生きていく」と言う事。生き残るだけならみんなシェーンのように危険を回避して蹴落として生きればいい。けど生きるんだとすれば、人としての心を失っちゃいけないなって。本当に反省させられちゃった。

ランダルについての対処の正解はわからないし、この世界に生きる事とは時にはシェーンのような選択をしなければいけないけど、迷い悩み苦しみを経て選択しなければいけないのかもと考えさせられちゃった。

しかしランダルが悪人なのか?善人なのか?謎。

 

デールを見直した途端に、デールが襲われちゃった。

多分もう無理だよね。なんか裏でグループを統制していた人を失う感じで、今後のシェーンの暴走に拍車がかかりそうな予感。

しかし、最後のアンドレアにはちょっと泣けたわ。私と同じようにデールの説得の言葉が的確で、忘れてた人間の大事な部分を思い出させてくれて、ようやくデールとアンドレアのわだかまりが無くなるかと思ったのに…ね…。

これからどうなってくんだろう。ランダルどうするんだろう。

 

 

そしてカールね。なんかカールがサイコパスになるんじゃないかと不安だわ。平気で撃てとか言うし…。

 

今回の回は改めてウォーキングデッドの世界の深さを知った回だった。これからこのグループがどれだけ人間らしく生きていけるかも注目ポイントだぞっていうメッセージをしっかりとデールから受け取った。

 

はぁーしかしデール‥‥‥ショックだな。

 

次のエピソードはこちら

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