ウォーキング・デッド ブログ

ウォーキング・デッド ブログ

大好きなドラマThe Walking Ded をシーズン1からあらすじ・感想を書いています。※ネタバレあり

スポンサーリンク

【ウォーキング・デッド シーズン2】12話「深い森の中で」 ストーリー・感想

f:id:mtomocha33:20170625002501p:plain

The Walking Dead(ウォーキング・デッド)

 

 

1話ごとのあらすじや感想を書いていきます。

※ネタバレあります。

 

前回のエピソードはこちら

kaigaidorama.hatenablog.jp

 

Huluウォーキングデットページはこちら

 

シーズン2 エピソード12

題:深い森の中で(Better Angels)

 

夕暮れの農場でデールのお葬式を行っていた。リックがみんなの前でデールに最後のお別れをしていた。

「デールには手こずらされた。厄介だった。思った事を口に出すからだ。率直だった。その正直さはまれで、勇敢だ。決断を下す時には彼を思い出そう。彼のあのまなざしが、きっと答えてくれる。彼は俺たちの心を読めた。どんな人間か分かっていたんだ。真の俺達の姿を。彼は最後に人間性を訴えた。グループ崩壊とも。彼に恥じぬためにも、違いを超え1つになろう。悲観するのをやめ、生きるために闘うんだ。命や未来を守ろう。崩壊していないと彼に証明するんだ。今後は彼の遺志に従う。デールへの敬意だ」

 

 

ハーシェルはデールの死をきっかけに、外でテントを張って生活をしていたリック達を家の中で生活できるように招き入れた。農場は50頭ほどいる牛がウォーカーを呼び寄せてしまうという深刻な事態に直面していた。

入口を車で封鎖し、監視台を作ることにし、農場の安全を確保するためにそれぞれ役割分担をした。

そしてリックはデールの遺志通り、ランダルを解放する事を決めたが、シェーンは納得のいかない様子だった。決定事項だと決めたリックに「相棒はダリルか。勝手にしろ」といってシェーンはふてくされた。

 

ハーシェルは依然としてシェーンに対していい印象を持っていなかった。リックが彼も変わり始めていると緩衝材のような役割を担っていた。リックはダリルとランダルの解放に行く間の農場とシェーンの事をアンドレアに頼んだ。シェーンの子守りをさせられるアンドレアは少し不満気だったがリックは自分がいない間の秩序を守ってほしいとお願いした。

 

カールはシェーンの所にやってきて、両親に言わないと約束してくれる?と秘密の話をシェーンに話した。

カールはダリルのバイクから盗んだ拳銃をシェーンに渡し、「デールの事は僕のせいなんだ」と打ち明けた。デールを襲ったウォーカーは、カールが石を投げつけていた沼にはまっていたウォーカーだったのだ。カールはあの時自分が逃げずに拳銃で撃っていれば‥と後悔をしていた。シェーンは「自分を責めるな。お前は悪くない。自分を守るんだ」と言うと、受け取った拳銃をもう一度カールに渡そうとした。カールは「銃は持たない」と拒否したが、常に一緒に居られるわけではないからとカールに所持するように言った。カールは「ダリルに返して」と言うと銃を受け取らず逃げるように去っていた。

 

シェーンは風車に監視台を作るため作業を始め、ハーシェルの家では寝床を割り当てていた。マギーはグレンに自分の部屋で寝るようにと誘ったが、グレンは皆と一緒の場所でいいと断った。トラックから重い荷物を運ぶローリを見てTドッグが心配して代わりに荷物を持つと、ハーシェルはその荷物を自分の部屋へ運ぶように指示した。ハーシェルは妊婦のローリを気遣い、カールと一緒にベットで寝るようにと提案してくれた。ローリがハーシェルの家だからと遠慮していると、ハーシェルはみんなの家だと言って自分はソファーで寝ると言ってくれた。ローリはお礼を言って残りの荷物を運ぼうとした時、1人風車に上って監視台を作るシェーンを見つけた。

 

ローリはシェーンの所へとやってきて、「誰かに手伝ってもらえば?」と声をかけ、シェーンに降りてきてと言った。ローリは降りてきたシェーンに話し始めた。

「ソフィアの死後、じきに解決して元に戻れると思っていた。でもデールが死んで、目をそらしちゃいけないと実感したわ。わだかまりが残ってる。あなたとリックを私が混乱させた。誰の子か分からない事であなたを苦しめてる。アトランタから連れ出してくれた。あの夜を覚えてる。あなたの車の中で"シェーンがいるから私たちは大丈夫"と思ってた。お礼を言ってなかった。私達の関係は複雑になってしまったけど、そばにいてくれた。本当に感謝してるわ。ひどい状況だったからなんて言い訳はできない。ごめんなさい。シェーン。心から悪いと思ってる。」

そう言うと泣きながらその場を離れた。シェーンは切ない表情のまま立ち尽くした。

 

 

リックとダリルは地図を見ながら、ランダルの解放場所を確認していた。そして、リックが自分の代わりに苦しむデールにむけて引き金を引いてくれた事を話そうとした。するとダリルは「全部あんたが背負う事はない」と言った。リックは頷くと、ランダルの件に関して異議はないか?と聞いた。ダリルは「あんたとは争わないよ。意味がない」そう言ってトイレへ向かった。

 

1人になったリックのところへシェーンがきて、カールに秘密にと言われたデールを襲ったウォーカーの話をしゃべった。リックはローリと話させるると言うが、シェーンは父親と話したいはずと助言した。ランダルの件で忙しいと言うリックにそれは待てるだろう?とシェーンが言うと、ムッとした表情で「それは俺が判断する」と言った。シェーンはリックの代わりにランダルを解放しに行くと言い出すが、リックは断った。

シェーンはカールから預かった拳銃をダリルに渡すように頼み、「カールより囚人の方が優先か」と嫌味言って去って行った。

 

 

アンドレアはデールが大事にしていたキャンピングカーを移動させようとしたが、エンジンがかからない。見かねたグレンがデールに教わった方法で修理を始めた。その光景をアンドレアは懐かしむように優しい笑顔で見守っていた。グレンは最後の話し合いの時にデールを失望させたと悔いていた。アンドレアは涙をぬぐいながら修理するグレンに彼は私たちの思いを感じてたはず‥と慰めた。グレンは修理したキャンピングカーのカギを回すと、エンジンがかかった。

 

 

リックはローリにカールの居場所を尋ねて小屋の2階にいるカールの所へやってきた。カールは家の手伝いは疲れたので、小屋の2階で見張りをしていた。リックはカールに拳銃を渡し、シェーンと同じく「持ってろ」と言い、そしてリックはデールの事故はカールの責任じゃないと優しく言ったが、カールはデールの死に動揺している様子だった。リックは「お前が必要だ。子ども扱いは終わりだ」と言うと、「死に溢れた世界で、人は準備など出来ずに、いつか死ぬ。できる事は死を避ける努力をする事だ」と言い、もう一度拳銃を差し出すとカールは素直に受け取った。

 

 

魔かくしをされて小屋に閉じ込められているランダルは、何とかして脱出しようと手錠をかけられた手首から出血をしながらも、もがいていた。

そこへ誰かが納屋に入ってきた音と気配を感じたランダルは恐怖で怯えていた。

その人物は椅子をドカンとおいて、目隠しをされているランダルの前に座った。

シェーンだ。

怯えるランダルの目の前に座り頭を抱えるシェーンは何も言わず、ランダルをにらみつけた。そして、自分の頭を叩き、喝を入れるとランダルの頭部に銃口を向けた。

ランダルはテープで口が塞がれているので声は出せないが、必死に声を上げようと抵抗していた。そして息を荒くしたシェーンは、何か考えるようにその場にたたずんでいた。

 

ランダルの解放の準備をしていたダリルに、Tドッグがボーガンだけでは危ないからとデールの形見のナイフを渡した。そしてリックが合流してランダルの解放を実行にうつす時が来た。Tドックがランダルを連れてこようと小屋に向かったが、小屋はもぬけの殻だった。Tドックが急いでリック達のもとへと戻った。

 

 

ランダルは森の中にいた。

シェーンに連れ出され、目隠しと口にテープをしたまま歩くランダルはつまずきこける。シェーンはランダルを起こすと、目隠しを取った。そして、逃がしてやると言うと、外してやるから大声を出すなと言うとシェーンはランダルの口のテープを外した。騒ごうとするランダルを制止すると、助けてやるからと仲間の居場所を聞き出した。そして8キロ先のハイウェイのそばにキャンプがある事を知ったシェーンは連れてってくれと言った。ランダルが不思議に思い理由を聞くと、シェーンは今のグループにはうんざりなんだと言った。そして2人は森の中を歩き始めた。シェーンはおしゃべりが止まらないランダルに黙って歩くように指示するが、癖なんだと話し続ける。シェーンは周りの様子を気にしながら進む。木の陰に2人が隠れた時、ランダルの「あっ!」という大きな声が響いた。

そしてシェーンがきの陰から姿を見せると、目はうつろで挙動不審だった。シェーンは木に自分の頭を打ち付け、血を流しながら倒れこんだ。

 

 

ランダルがいなくなったことでパニックになっていたメンバー達の様子を、草むらの陰から額から血を流したシェーンが見ていた。

シェーンはしゃがみ込んで銃を草むらに隠し、深呼吸をすると、「リック」と大声を上げて、リックの元へ向かった。ただならぬ様子のシェーンにリックやローリ達が心配すると、シェーンは「銃を奪われた」と言った。額から血を流すシェーンは、背後から襲われ顔を殴られたと言い、リックは慌てて皆を家の中に避難させてカギをかけるように指示した。そしてグレン、ダリル、リック、シェーンはランダルの捜索に向かった。

 

 

気を失う前に森へ消えるのを見たというシェーンの証言を基に、捜索した。ダリルが小柄なガキにやられたのか?とシェーンに言うとシェーンは岩を武器されたと言い訳をした。ダリル・グレンチームとリック・シェーンチームの2組の別れて捜索する事にした。

 

 

家の中に避難したメンバーはカギをかけて用心し、2階からはカールが外の様子を監視していた。

 

日が暮れた森の中でグレンとダリルは懐中電灯を頼りに捜索していた。ダリルは足跡の痕跡を辿っていた。足跡は2人分あり、シェーンはランダルを追い続けた事が分かり、さらに血痕のついた木を発見する。ダリルは2人が並んで歩いていた事を突き止め、何者かが争った痕跡も見つけた。その場所にはランダルを縛っていた紐が落ちていた。

物音がして、ビックリした2人は木の陰に隠れた。近寄ってくるウォーカーを2人協力して倒し、倒したウォーカーを懐中電灯で照らすと、そのウォーカーはランダルだった。

 

 

一方、捜索を続けるリックはシェーンに「銃を奪われた?」と聞くとシェーンは悔しそうに「俺を殺さなかった事を後悔させてやる」と言った。リックは何か言いたげだったが、何も言わず、シェーンの言うままに捜索を続けた。

 

 

死んだランダルのウォーカーを見たダリルは、首が折れている事に気が付く。そして体をチェックするが、ランダルは噛まれてなかった。ダリルはランダルが首が折れて死んだと言うと、グレンは「どういうことだ?」と言い沈黙が流れた。

 

 

リックは「岩でやられたのか?」と聞くと、シェーンは「そうだ」と答えた。リックは小屋の扉は施錠されていたから、「小屋でやられたのか?」と聞いた。シェーンは屋根から出たんだろうとウソをついた。リックは立ち止まると、「目的地はここか?」と聞くとシェーンは「格好の場所だ」と答えた。リックは「何をするか口に出せるか?殺人だ」と言い、2人の間に不穏な空気が流れていた。シェーンはリックを殺害する筋書きを話始めた。前もそうだったから、ローリやカールも乗り越えられると言うと、リックに銃口を向けた。

リックは「なぜ?解決したはずだ」と言うと、シェーンはランダルを解放しに行ったときに殺し合おうとした事を忘れれずにいた。リックは「俺を殺せるのか?妻を寝取り、俺の子供にパパと呼ばせるのか?価値のない人生だ。お前は耐えられない」と怒った。しかしシェーンは「お前に何が分かる。どれだけ我慢してるか。お前には何ができる?銃を持てよ」と挑発をした。リックは挑発に乗らず、持たないと言ったが、シェーンは「家族を守るんだろう?俺が父親になる。ローリにもふさわしい。お前と違って彼らの為に闘える。お前が全てを壊した。銃を持て。」と醜い腹の内を話した。しかしリックは変わらず銃を持とうとはしなかった。「丸腰の男を撃ってみろ」そう言うと、リックはそっとガンホルダーから銃を取り出し、シェーンに差し出した。リックは銃を差し出したままの状態でゆっくりシェーンに近づきながらこう言った。「今なら戻れる。何もなかったことに。銃をおろすんだ。農場へ戻ろう。一緒に。ローリやカールの所へ。全てを忘れよう。」

シェーンは嬉しそうに少し笑いながら、向けていた銃をリックに渡そうとした。

 

その瞬間

 

リックがシェーンのお腹にナイフを突き刺し、そして引き金を引いた。

一瞬の事だった。

 

倒れこむシェーンを抱え、苦しそうに横たわるシェーンに、「お前がこうさせた。俺じゃなくお前のせいだ。俺じゃない。違う!俺じゃない。違う」とリックは泣き叫びながら、吐血しながらシェーンは息を引き取った。

錯乱してシェーンの返り血を浴びたリックは泣きながら、シェーンの遺体のそばで泣き叫んだ。

 

「パパ?」

 

カールの呼ぶ声が聞こえた。暗闇の中に立つカールにリックはよろよろと歩き近づいた。

カールは倒れているシェーンに気付き、不審な目と少し怒った表情でリックを見ていた。

リックは「カール」そういって近づき「違うんだ。ママの所へ戻れ」と言った。

するとカールは、リックに銃口を向けた。

 

ウォーカーとなったシェーンがリックの背後から迫っていたが、リックは気づいていない。

 

リックが「カール、よすんだ。勘違いだ」そう言うと、カールが引き金を引いた。

 

リックの後ろから迫ってきたシェーンのウォーカーが倒れた。

 

涙を浮かべながら、興奮しているカールにリックは「ここにいろ」というと、倒れたシェーンのウォーカーのそばへと近づいた。

 

その時森では、数えきれない数のウォーカーがうじゃうじゃと、うなり声をあげながらさまよっていた。

 

感想

 

とうとう、この時がきましたかー的な結末。

ローリがシェーンに謝るシーンとかもっとキチンと言えよ!とか思っちゃた。あれで十分なのかな?私的には少し未練があるような言い方で、なんか納得できなかったな。

シェーンはどう思ったんだろう??

もうシェーンは大丈夫かな?なんて思ってしまった‥。デールが死んで、自分の意見が通ると思ったのに、デールの遺志を継いでみたいになった事がダメだったのかな?

やっぱり、ローリの言った事が原因?

リックの相棒がダリルっぽくなった事が原因?

今回はなんでいきなりシェーンが暴走したのか分からないなぁ。

 

でもシェーンの暴走ってさすが暴走なだけあって、計画に緻密さが全くないよね。すぐにダリルにシェーンのウソ見抜かれちゃってるじゃん!もっと計画的に‥ってそうじゃないか(笑)でも、結局ランダルは悪者だったっぽいよね。シェーンには仲間の居場所しゃべったもん。8キロ先って割とちかいよね。歩いても行けるし。やっぱり危険人物だったか‥。なんか解放しなくて良かったのかもとか思ってしまった。前回デールの演説で心動かされたのに、あっさりとそんな薄情な事思ってしまった(笑)

 

最終シーンの暴走シェーンはもう恐怖しかなかったよね。

何言ってんの?みたいな。

堂々とお前殺して妻もらうぜ!その方がお前の妻も幸せだぜ!的な発言とかヤバすぎ。やっぱりローリとの会話にリックがいなければ的な節を感じちゃったのかな?

いつかはこうなるとは思ってたけど、意外と生々しいシーンだった。リックも衝動的っぽい雰囲気だったし。リックの精神状態がちょっと心配になるよね。

 

てか、最後の森の中のウォーカーのシーンって農場の横の森の事??

だとしたら大変じゃない?

大変どころの騒ぎじゃないか…。アトランタ市内レベルのものすごい数のウォーカーだった。次でシーズン2ラストだし、何か起こるよね、コレ。

こわい‥‥‥。

 

次のエピソードはこちら

kaigaidorama.hatenablog.jp

 

スポンサーリンク