ウォーキング・デッド ブログ

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大好きなドラマThe Walking Ded をシーズン1からあらすじ・感想を書いています。※ネタバレあり

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【ウォーキング・デッド シーズン3】2話「縄張り争い」 ストーリ・感想

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The Walking Dead(ウォーキング・デッド)

 

 

1話ごとのあらすじや感想を書いていきます。

※ネタバレあります。

 

前回のエピソードはこちら

kaigaidorama.hatenablog.jp

 

Huluウォーキングデットページはこちら

 

シーズン3 エピソード2

題:縄張り争い(Sick)

 

 

ハーシェルの足を切断したリック達は、檻の向こうの囚人に話しかけた。しかし、早く止血しないとハーシェルの命が危なかった。

ダリルが囚人達にボーガンをかまえると、囚人の1人が銃を向けたが、素早くTドッグも囚人に向けて銃を向けた。その間もリックとマギー、グレンはハーシェルの止血をしていた。

グレンが医療品を求めて部屋の中を探し、棒で押さえたドアの向こうからはウォーカー達のうめき声が聞こえる。囚人たちはリック達に向かって「救助隊じゃないな?お前ら誰だ?」と言うと、リックは救助隊など来ないと言ってハーシェルをローラーのついた台の上に寝かせた。

慌ただしく準備をすると、Tドッグがドアを押さえていた棒を引き抜いた。ドアの外からはウォーカーが入ってきたが、手早くTドッグが退治すると、ハーシェルを皆の待つ独房へと運んだ。その様子を囚人達はあっけにとられた様子でただ驚いて立ちすくしていた。

部屋には切断したハーシェルの足と、囚人達が取り残された。

 

 

取り残された囚人達はリック達の後を追う。

カールが急いで鍵を開けると、ハーシェルをベットの上へと寝かせた。

ハーシェルは意識を失っていたが、キャロルを中心にハーシェルの足を高く上げて、包帯の代わりになる物で押さえ、血が止まるのを待つ。

一方ダリルは、入り口にむけてボーガンをかまえていた。そこへリック達を追ってきた囚人達がきた。囚人の1人はこの独房は自分がいた棟だから、中に入らせろと言ってきた。この囚人達は、世界が終末を迎えウォーカーによって支配されている事を知らない様子だった。数人の囚人は刑務所から脱出しようというが、リーダーらしきロン毛の男だけは、銃を向けながら「外の人間が刑務所にいるっていう事は、他に行くところがないからか?」と聞いた。

 

やりとりが聞こえたベスやカールが「誰?」と不安がるが、リックは囚人が生きていたけど心配するなと言うと、グレンを呼び小声で、「ハーシェルから目を離すな」と言った。

悲しそうな表情で聞くグレンに、もし、ハーシェルが死んだら、マギーが目の前にいても対処して欲しいとお願いした。グレンは力強く覚悟をした声で「できるよ」と言った。

 

 

リックはダリル達のいる囚人達の元へと走った。そして言い争いをしているところに「無駄な言い争いはやめようと」と仲裁に入った。

リーダーらしき男が、なぜハーシェルを病院に連れて行かないのか?と尋ねるとリックは、いつからあの食堂にいたのかと質問で返した。囚人たちは死ぬと食人種になるというバカなうわさが流れて、ひどい暴動が起き、看守が外の様子を見に行ってから294日間閉じ込められていたらしい。

リックは軍も政府も病院も警察もすべて消えたと伝えた。

囚人の1人は信じでいない様子で、電話をかけさせてくれという囚人もいたので、ダリルが電話もパソコンもないとダメ押しをした。

リックは人口の半分以上かそれ以上の人が死んだだろうと教えたが、信じなかったので自分で見ろと、刑務所の外へと連れ出した。

 

久しぶりの太陽を浴びた囚人達だったが、倒れているウォーカー達を見て納得したようだった。そして、みな感染していて、誰でも胸を刺してもウォーカーとなって蘇る事も教えた。すると、リーダーらしき男と子分がこの刑務所は先にいた自分たちの物だと主張し始めた。リックは命がけで閉じ込められていたのを助けてあげ、ウォーカーを倒したのも自分たちだからここは自分たちの物だと言った。自分の独房へと戻ると言い、銃を取り出したリーダーらしき男と一触即発の状況となり、ヒゲの生えた小さな囚人が仲裁に入るが、お互いが1歩も譲ろうとはしない。

ダリルの外へ出て運を試せばいいという一言に、リーダーの男はリック達にできるなら自分にだってできると言う。そして、リックに武器を要求すると、リックは食料を半分くれるなら、他の独房棟のウォーカー一掃の手助けをすると言い始め、囚人達も了承して取引を成立させた。

 

 

ハーシェルの血はまだ止まらなかったが、少しずつ治まってきている様子だった。ハーシェルには抗生剤と鎮痛剤が必要で、一刻も早く医務室を見つけ出したかった。キャロルを中心として、不安な中でもハーシェルが目覚める事を信じていた。

 

 

一掃作戦にでたリックとTドック、ダリルは囚人達の行動に注意していた。

そして囚人達はかなりの量の食料を持っていた。

 

 

マギーはグレンにハグをしながら、ハーシェルをあの場に行かせたことを後悔していた。グレンが慰め、死んだらどうしようと言うマギーを「そんなこと言うな」と勇気づけた。マギーは生きていても、片足がなくなったハーシェルがこの世界で生きていけるかと不安になっていた。グレンがどう慰めてもマギーは「気休めを言わないで」「現実を見て」と不安に押し潰されていた。

ベスが何かやっているのに気が付いたマギーはベスに聞くと、ハーシェルはこれから歩く時ズボンの片足が邪魔になるからとズボンを片足を切っていた。ダメかもしれない…期待し過ぎないで‥と弱気な発言をするマギーだったが、ベスは希望を捨てていなかった。

 

 

リック達は囚人達から譲ってもらった食料を持って戻ってきた。戻ったリックはハーシェルの症状を聞いた。ハーシェルは熱はないが、呼吸と脈が弱くてまだ意識はなかった。リックはグレンに万が一に備えてハーシェルに手錠をかけておくように指示した。囚人達がいる事で不安になっていたローリはリックに別の棟に移す以外に選択肢は?と聞くとリックは「殺す」と答えた。ローリはそれが最善だと思うなら…とリックの意見を支持したが、リックは「今度は殺せか…」と呆れたように笑った。ローリは自分は最低な母親で最低な妻だけど、リックの事は殺人鬼などではなく善人だと信じてると言った。そしてローリは「仲間を守るためにすべきことをして」と言うとリックは何も言わず立ち去った。

 

 

囚人達とリック、ダリル、Tドッグは別の棟のウォーカーの一掃に行く準備をしていた。銃があると自身をみせる囚人に、銃声で集まってくるので、できる限り銃は使わない様にとダリルがアドバイスした。

リックが何があっても隊列を崩さない様にと忠告し、ウォーカーの一掃に向かった。

 

 

独房ではハーシェルに手錠をかけられるのを見たマギーが、ハーシェルと2人きりになりたいと言い出し、キャロル、グレンは出て行った。ハーシェルの手を握りながら「もう頑張らないで。私とベスは2人で助け合うし、グレンもいる。もういいのよ、父さん。頑張らないで」とマギーは涙を流した。「父さん、今までの事全部感謝してるわ」とハーシェルの体に寄り添った。

 

 

隊列を組みながら、暗い刑務所内を進む。リックが囚人達に「頭を低く」や「音に集中しろ」などアドバイスをしながら、慎重に進んでいた。前からは数体のウォーカーが来ると、囚人達は「ウォー!」と大声をあげながらウォーカーに向かっていった。頭を狙うように言われたのに、体やお腹など手あたり次第にバットを振り回す。ナイフを何度も何度もウォーカーのお腹に刺す囚人達を、呆れたような目でリック達は見ていた。

 

 

ハーシェルのそばで心配をしていた所に、自信満々の顔でバッグを持ったカールがやってきた。カールは「大発見だ」とかばんを差し出すと、そこには包帯など医療品が入っていた。キャロルやマギー、ローリは驚き急いでハーシェルの切断された足に包帯を巻く。ローリはどこから持ってきたのか聞くと「医務室だよ」と堂々と答えたカールは、どうやら1人で医務室を捜しに刑務所内をうろついていた。それを知ったローリは「何を考えてるの?」と怒るが、カールは「平気さ、ウォーカーも倒した」と言う。危険を分かっていないカールにきつく怒るとカールは「うるさい」と犯行的な態度を取った。それを聞いていたベスが「お母さんになんて口を聞くの?」と怒ると、カールは走って飛び出して行った。

 

 

ダリルはもう一度手本を見せながら、腹でも心臓でもなく頭だと囚人にアドバイスをしていた。囚人達はコツを掴んだようで、ウォーカーの頭を次々と狙った。一人の黒人の大きな囚人がウォーカーに襲われてひっかかれてしまい、リーダーらしき男は銃の引き金を引いた。刑務所内に大きな銃声が響いた。

 

 

カールが持ってきた医療品のおかげで、ハーシェルの感染症は防げそうだった。少し落ち着いたキャロルはグレンを外に呼び出す。ハーシェルの側にいたいグレンを重要な用事だと無理やり外に連れ出した。

 

 

かすり傷だから大丈夫だという黒人男性だったが、ひっかかれた場所が肩で切断のしようもなかった。何度も大丈夫だと言い張るが、リックたちはなすすべがない事を知っていた。助けてくれよという男性に「打つ手はない」と冷たく返事をするより仕方がなかった。その時、リーダーらしき男が鋭利な棒で何度も何度も黒人男性をめった刺しにした。返り血を浴びながらも、仲間を容赦なく残酷に殺すリーダーらしき男にリック達は言葉を失っていた。

 

 

グレンを連れ出したキャロルは中庭にいた。集まってくるウォーカーの中から、女性のウォーカーを指さすと、グレンはウォーカーを使って練習するなんて正気じゃないと言った。キャロルはローリがカールの時も帝王切開だったので、今回の出産も帝王切開になると予想していた。そして、ハーシェルの意識が戻らない今、キャロルは女ウォーカーを使って、手術の練習をするつもりだった。グレンは乗り気ではなかったが、キャロルの意志は固かった。

 

 

暗闇を懐中電灯を頼りに進んでいくダリルは、リックにリーダーらしき男は危険だから、怪しい時は合図するように言った。そして、進んでいくとリネン室にたどり着いた。リネン室の奥には鍵のかかった扉があり、リックはリーダーらしき男に開けるように指示した。リックはウォーカーの声が聞こえるその扉を両方開けると制御できなくなるので、扉を片方だけ開けるように言うと、リーダーらしき男は鍵を手に取った。緊張感がはしり、皆かまえる中、そのリーダーらしき男は扉を開いた。

しかし、扉を両方とも開けたのだ。

中からはウォーカーが次々と流れ込んできてパニックになる。次々とウォーカーを倒していくが、リーダーの男は武器を大振りに振ってリックに当たりそうになる。そして、ウォーカーをリックの方へと投げた。ウォーカーに覆いかぶされたリックだったが、ダリルの助けで何とか助かる。

大量のウォーカーを始末し、静まり返ったリネン室で、リックはリーダーの男を睨んだ。男は「襲われたから」と言い訳をしだすと、リックは「分かってる、仕方なかった」と言うと、ナイフをリーダーの男の頭上に振りかざした。男の頭からは真っ赤な血が流れた。

リーダーを助けようとした囚人の1人は、リックに立ち向かおうとするが、ダリルにボーガンを向けられ、走って逃げてしまう。リックは急いでその囚人を追った。

 

残った囚人達は自分たちは無関係だと言った。

 

走って逃げた囚人を全速力で追ったリックは、フェンスで囲まれた中庭に出た。その中庭にはウォーカーが数体いて、その囚人は急いでリックがいる扉に戻ろうとしたが、リックがすかさず、その扉を閉めた。武器もなくウォーカーに慣れていない囚人は「入れてくれ。開けろ」と叫ぶが、リックは「逃げろ」と扉を開けなかった。

囚人はウォーカーに囲まれそうになり走って逃げ、その場を去ろうとするリックの耳に囚人そ叫び声が聞こえた。

リックはなにかに取りつかれたように怖く、そして少し悲しげな表情をしていた。

 

 

ハーシェルの容態は安定していたが、まだ目を覚ましていなかった。生きをするたび膨らんでいたお腹が、膨らまなくなった事に気付いたマギー。その様子にベスが「何とかして。誰か」と叫ぶ。急いで駆け付けたローリがハーシェルのお腹に耳を当て、呼吸を確かめると人工呼吸を始めた。「戻って」と祈りながら人工呼吸を繰り返す。

すると、いきなりハーシェルがローリに襲いかかった。

皆あわててハーシェルからローリを引き離すと、ハーシェルはウォーカーになった訳ではなく、また眠りについた。

部屋の外では幼いカールが拳銃をかまえて、皆を守ろうとしていた。

 

 

リックが戻ったリネン室では、残った囚人2人にリーダーの男がリック達を騙そうとしていた事を知っていたか問い詰めていた。拳銃を突きつけるリックに1人の小柄な囚人はウォーカーにひっかかれリーダーらしき男に殺された囚人のタイニーは友達だったと言った。そして、自分たちはリーダーらしき男とは違い、薬物は好きだが人殺しではないと説明した。もう1人の黒人の囚人のオスカーも不法侵入で刑務所に入っただけで暴力は嫌いだと小柄な囚人は説明した。泣きながら命乞いをする小柄な囚人と黙ったまま何も言わないオスカー。リックは銃を突きつけながらオスカーに「お前は?」と聞くと「好きなようにしろ」と答えた。

 

 

リック達は2人の囚人を連れて、新しい独房棟へときた。そこは、手を縛られて銃で頭を撃ちぬかれた囚人達の死体があった。その様子に小柄な囚人はみんないい奴だったと弔った。リックはこの独房棟はお前たちの物だから、出たければ出てけと死体の転がる独房に2人を残して自分達の独房に戻ろうとした。不安でいっぱいの2人にダリルはまだここはマシだ、外は地獄だと言うと、リックも天国だと思えと言い立ち去った。ダリルは最後立ち去る前に「友達は残念だった」と声をかけた。Tドックも最後に取り残されていた囚人達の遺体は外で焼くようにアドバイスした。広い独房棟にまだ状況が掴めていない2人の囚人2人が取り残された。

 

 

戻ってきたリックにカールはハーシェルの生きが一瞬止まったけどママが助けたと報告した。リックはハーシェルの元へ行くと、ハーシェルは少し唇を動かしたが、何を言っているかは分からなかった。すると、ハーシェルの目がゆっくりと開いた。

ずっと付き添っていたマギーは泣きそうになりながら、「お父さん?」と話しかける。ベスも「お父さん」とハーシェルの顔を覗き込む。リックは優しい表情をしながら、ハーシェルの手にかけていた手錠を外した。皆が一安心し、顔がほころぶ。ハーシェルは何も言わずリックに手を差し出すと2人は固い握手をした。リックはハーシェルの手を握りながら、マギーとベスに笑いかける。その向こうではカールも笑顔で見つめていた。

ハーシェルの手を握りながら、喜びをかみしめるリックとは対照的に、ローリは早々と部屋を出て行った。

リックは繋いでいたハーシェルの手を娘たちに託した。

 

中庭ではキャロルが女ウォーカーの死体を前に1人で帝王切開の準備をしていた。

 

リックとローリは2人で外を眺めていた。ローリはカールが最近手に負えないと愚痴ると、リックは君は母親失格なんかじゃないと言った。ローリは「妻としては別の話…良くも悪くもね」とため息交じりに言うと離婚弁護士を雇う?と冗談を言った。リックも一瞬笑うと、ローリは続けて「食料があって、ハーシェルも生きてる」と言った。

 

 

ローリが「話に来ると思ったけど、もう話すことはない」と言うと、リックは何も言わずにローリの肩に手を伸ばして「みんな君に感謝してる」と言うとローリを残して立ち去った。

 

立ち去るリックを見つるローリの目からは涙がこぼれ、ローリはリックが触れた肩で涙を拭った。

 

 

感想

 

まずは、ハーシェル良かったーーーーー!

噛まれてもすぐに急いで切断すれば大丈夫って事か。

ほっとした。

ローリに掴みかかった時とか、仲間が仲間を噛むっていう最悪な状況になったと一瞬焦って、画面から目を背けてしまった。

 

何か、今シーズンというかシェーンを殺してからリックが少し怖い。仲間を守るためならどんな悪事もいとわない的な雰囲気が出てて…。

リーダー囚人はロン毛だし、オーバーオールを腰で結んじゃうあたりがもう悪いやつ感出てたから、こうなるかとは想像してたけど…。

残酷。

リーダー囚人が囚人タイニー殺すシーンとか…

リックがリーダー囚人の脳天に斧を振りかざすシーンとか…

今まで、残酷なシーンは主に相手はウォーカーだったのに、リックが平気で人殺ししてる。

ハーシェルが目を覚ましたシーンのリックの表情はとっても優しかったから、平気であって欲しくない。

 

カールが1人で刑務所内散策の暴走に出て、生意気になってるから心配だけど、ベスもめっちゃ強い子になってるし、キャロルも自分のデキる事を率先してやってる。

やっぱりこのグループ最強です。

 

後は、ローリの出産だけだけど、ハーシェルが目を覚ましたし大丈夫なんじゃないかな…

どうやらリックとローリは完璧に終わったという結論に至ったみたいだけど、これから産まれてくるのにどうするんだろうね。

ローリの言う通り離婚とかないしね……

 

来週産まれる予感!!!!

 

 

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