ウォーキング・デッド ブログ

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大好きなドラマThe Walking Ded をシーズン1からあらすじ・感想を書いています。※ネタバレあり

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【ウォーキング・デッド シーズン3】3話「暗黒の楽園」 ストーリー・感想

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The Walking Dead(ウォーキング・デッド)

 

 

1話ごとのあらすじや感想を書いていきます。

※ネタバレあります。

 

前回のエピソードはこちら

kaigaidorama.hatenablog.jp

 

Huluウォーキングデットページはこちら

 

 

シーズン3 エピソード3

題:暗黒の楽園(Walk with Me)

 

 

森の中の草原の上空をヘリコプターが飛んでいた。ヘリコプターの操縦士は無線で話しかけたが応答がなく、通信可能なエリアまで戻る事に。旋回し、進路を変えた途端に機体が激しく揺れた。一瞬持ち直したかに思えたが機体は黒煙を出しながら、そのまま森に突っ込んだ。

 

森の奥に黒煙が上がるのをウォーカーを連れた黒人女性とアンドレアが見ていた。そして草原を横切りながら黒煙に向かって歩いて行った。

 

 

墜落したヘリコプターの場所まで来たアンドレアの顔は風邪なのか辛そうだった。そしてその場で嘔吐した。黒人女性は「無理をしないで」とアンドレアを抱えて草むらに隠れさせた。

連れていたウォーカーを木に縛り付けると、黒人女性はアンドレアに「見てくる」と言い、ヘリコプターの側へ向かった。

機体から投げ出され、息絶えた2人の遺体があった。ヘリコプターの中を偵察しようとしたその時、数台の車が現れた。急いでアンドレアの元へと戻り身を隠す。

 

車からは銃を持った男達が降りてきた。男たちは散らばり、あたりを警戒する。周りのウォーカーを銃ではなくバットや弓矢で倒していく。

ヘリコプターの中には生存者がいたらしく、ヘリコプターから救出していた。

 

その様子を隠れて見ていたアンドレア達の背後からウォーカーが迫る。黒人女性は日本刀で倒そうとするが、アンドレアが止めた。ウォーカーは隠れているアンドレアなどに気付かず、音と話声のするヘリコプターの方へ一直線に向かっていった。

そして見張りの男はそのウォーカーを倒すと、他の仲間が生存者を運び出し、倒れている2人の遺体は転化しウォーカーとなっていた。指揮官風の男がナイフを頭部に突き刺した。

 

男達がヘリコプターの中を捜索していると、黒人女性の連れていた鎖につないだウォーカーが暴れだした。見張りの男が違和感に気付くと、黒人女性は隠れたまま鎖に繋がれたウォーカーの首を日本刀で落とした。

 

男たちが退散しようとし、安心したところで、背後から気配を感じた黒人女性。日本刀を引き抜こうとしたその時「早まるな、お嬢さん。俺の銃の方が強力だ」と声が聞こえた。ゆっくり武器をおろすように言われ、男の言うがままに両手を広げて振り返るアンドレアと黒人女性。

 

振り返ったアンドレアは言葉を失った。

 

男は「こりゃまいった。ブロンド娘」と笑いながら言った。

 

メルルだ。

 

ダリルの兄で、アトランタ市内へ物資調達しに行った際に人種差別、ドラッグ、暴力で協調性がなく、屋上に手錠で繋がれたまま置き去りにされてしまったあのメルルが生きていたのだ。ダリルやリックが捜しに戻った時には、メルルの姿はなく切られた手首だけが残されていたが、メルルの右手にはロボットのように手首の代わりにナイフがついていた。

 

メルルは以前と同じく傲慢な態度で片手で銃を持ちながらアンドレアにこう言った。

 

「旧友のメルルとハグしないか」

 

アンドレアは気絶して倒れてしまった。

 

 

意識が遠のいているアンドレアの耳には男たちの声が聞こえた。目隠しをされているアンドレアぼ目にはうっすらと周りの風景が見えた。

「ミショーン?」

不安げな声で声を振り絞った女性にミショーン(黒人女性)はここにいると答える。

薄っすらとした視界の中でメルルと目が合ったアンドレアはまた視界を奪われ目隠しをされる。

 

 

アンドレアは部屋の一室で診察を受けていた。点滴を受け、熱を測ってもらったアンドレアは看護師風の女性に「ここにいたくない」と告げるが、外は暗いし、1晩ここにいるように言われる。不安を隠せないアンドレアはここはどこ?と尋ねるが、「私からは言えない。彼と話して」というとメルルが部屋へやってきた。

 

メルルは椅子に腰をかけ、置き去りにされてからの事を話し始めた。

空腹失血死寸前でダリルを待っていた所、発見されたと言うのだ。そして、「弟はどこだ」と聞くメルルに、アンドレアはずっと会っていないと告げた。

アンドレアは、あの後リック達とメルルを捜しに戻った事を話すと、メルルは切断した腕を見せて、体の1部はあっただろう?と言った。

メルルは手錠をかけ置き去りにしたリックを恨んでいた。アンドレアは多数の仲間やエイミー(妹)も亡くなって探せなかったと話すと、メルルはエイミーの事をいい子で残念だと偲んだ。アンドレアは農場での話をし、ダリルが中心的存在になっていた事を伝えた。

7~8か月前にアンドレアが仲間とはぐれた日、群れに襲われて、メルルと同じ様に置いてきぼりにされたことを話した。

 

アンドレアはメルルに「何が望み?」とハッキリ聞き、黙って聞いていたミショーンも睨みをきかせていた。立ち上がったメルルは、壁に囲まれて天井もあり、診察もして救ったのに「ありがとうは?」と挑発的に答えた。

ミショーンは銃を向けたと怒っていたが、メルルは得意の話術で言い訳をした。メルルの性格をよく知っているアンドレアは、「ありがとう」とメルルの話を遮った。

その行動にミショーンは驚きの表情をしていた。

 

納得した顔のメルルはヘリコプターの現場でも指揮を執っていた男を部屋に入れると、何やら耳打ちをした。その男は「気分は?」と聞くとミショーンが怖い顔で「武器を返して」と迫った。

その男はゲートから出る時に返すと言い、アンドレアは閉じ込めないでと意見した。そして、アンドレアとミショーンはヘリコプター墜落の現場で、亡くなっていた2人の頭にナイフを突き刺したのを見ていたので、不審感を抱いていたのだ。その話を聞いた指揮官の男は呆れたような顔をした。

 

 

指揮官の男はため息交じりに、噛まれてなくても誰でも死ねば転化すると答え、アンドレア達は驚いた。そして指揮官の男は出ていくのは構わないが、夕方以降ははウォーカーの気を引くからダメだと言うと、朝になったら武器を返して弾や食料、薬、車も渡すから、今日は休むように言い、部屋を出て行った。

 

建物の外へ出ると指揮官の男は「ウッドベリーにようこそ」と言った。

視線の先には、週末の世界とは思えないキレイな町が広がっていた。真っ暗な町の道路にはたいまつが明るく照らし、文化的な生活環境が広がっていた。

 

 

そして、指揮官のいうままについていくと、町への入り口(ゲート)に案内された。

そのゲートは数人の男たちがゲートの上から銃をかまえて見張りをしていた。「みんな軍人?」とアンドレアがきくとほとんどが素人で、彼らが町を守っていた。

 

ゲートの上に上ったメルルは指揮官の事を"総督"と呼び、ゲートに向かってきたウォーカーを慣れた手つきで始末した。そして総督は腐敗したら悪臭で困るから、朝倒したウォーカーを処理するように命令した。

総督からの"町民"という言葉に驚いたアンドレアは「誰もいない。廃墟だわ」と言うと、

総督から別の場所へと案内されついていく。

 

総督はある部屋へと案内すると、温水シャワーもでるが節水するように伝え、食べ物と水、服をアンドレア達の為に用意した。至れり尽くせりな状況に困惑する2人だったが、総督は刀があった方が安心だろうが、ここは安全だと言った。

アンドレアは素直に総督に感謝を伝え、助かったパイロットの状況を聞いた。医師が全力を尽くしていると答えた総督は何かあれば、部屋の外にいる部下に言ってくれと言い残し、「また明日」と扉を閉めた。

 

 

朝を迎えたウッドベリーは、昨夜の誰もいない町とは全く別の町だった。女性も子供も住人たちは自由に出歩いていた。

アンドレアはこの町には73人が居住しており、妊婦もいて74人になる予定である事を案内係の町の女性に聞いた。

総督が日没後の外出を禁止し、音と明かりを最小限にし、武装した護衛がウォーカーを近づけず、町では犠牲者を出さずに生活できているらしい。

アンドレアはここに来る途中死者が見世物みたいに吊るされていたと直球で聞くと、その案内係の女性は、「言い訳はしない。彼らは命がけで守ってくれている。仲間を大勢失った。生き方はそれぞれだけど、私達は総督に従う」とハッキリと答えた。

 

 

診察室では、救出されたパイロットが、今までの暮らしについて話していた。フェンスで囲まれ安全で食料も物資も十分だったが、1人噛まれた事でキャンプ全体がパニックとなり、誰かがゲートを開けて次々と感染して地獄と化し、隊員10人で逃げ出したと言うのだ。しかし100キロ地点で足止めをくらい、ヘリで偵察に出たが、暴動で故障していたのか墜落してしまったと言う。パイロットは部下の生死を気にかけていたが、総督は何も答えず、パイロットは空気で助からなかったのだと気づいた。

 

総督は残りの隊員は君を待っているはずだから、ここに迎えようと提案した。パイロットは目に涙を浮かべると総督は残りの隊員の居場所を聞いた。

 

 

建物からでてきた総督は、町のはずれの隠れ家のような場所へとやってきた。そして部屋に入るなり「進んだか?」と聞いた。メガネ姿の男が「イヌが邪魔をする」と言うと、その先にはメルルの姿があった。怒ったメルルは喧嘩を始めようとするが、総督が仲裁に入った。いつものメルルとは違い、総督が言うとすぐに大人しくなって謝った。そして総督はメガネの男にも同じように注意した。

 

総督はメルルに「彼女の話を」と言うと、メルルはアンドレアについて話し始めた。アトランタの自分を置き去りにしたグループの1人でダリルと一緒だったと伝えた。総督はメルルにもう一度話して事情を探るように命令した。

 

 

メルルが部屋を出ると総督はメガネの男に「見せてくれ」と言った。そこには首を切断されたウォーカーの死体があった。メガネの男は興奮したように、つかまないように腕をもぎ、噛まない様にアゴを切断してあり、食べる能力を失うと食欲も消え失せ、近寄っても攻撃的ではなくなり、従者となると説明した。

そのウォーカーはミショーンが連れて歩いていたウォーカーの1人だった。総督はカモフラージュの為にミショーンが連れて歩いていた事に気付いた。

総督たちはウォーカーの事を"バイター"と呼び、バイターといればバイターとみなされ、身を隠せるんだと言うと、そのウォーカーがガリガリで飢えてはいるが、進行が遅いだけだとメガネの男から説明された。

どうやらその部屋でウォーカーについて研究しているようだった。

メガネの男はメルルに敵対心を持っているのか、メルル1人にアンドレア達から話を聞く任務を任せるのは間違ってると総督に助言した。

 

 

総督はメガネの男の助言を聞いて、ミルトン(メガネ男)、総督、アンドレア、ミショーンの4人で朝食を囲んでいた。ミルトンはウォーカーは元の記憶があると考えた事はないか?と2人に質問した。アンドレアは即答で「ないわ」と答えると、ミルトンは残像が閉じ込められていると考えているようだった。アンドレアは噛まれそうになる前は考えた事もあったと話すと、そのウォーカーを殺したの?とミルトンは聞き、アンドレアは黙って食事をやめてしまう。

さらにミルトンはミーションにも、「連れていた2人は誰だい?知り合いだったのでは?」と聞くが、相変わらずミショーンは無口で黙ったままだった。

総督が空気を読み、「食事中だ」とミルトンを制止するとミルトンも「申し訳ない」と謝った。

 

アンドレアは群れが来るかもしれないし、安全?と確認すると、総督は「安全」だとハッキリ言った。総督は高い壁があり、さらにウッドベリーは診療所、学校、それぞれの住人に役割があり目的をもったコミュニティーで、防衛策として大量の武器を持って守る男達もいて、安全を脅かし破壊する事は許さないと言った。

総督は失った文明を取り戻すと言うと、アンドレアは真剣に話を聞き入り、総督と乾杯をした。

総督に急用が入り、食事会が中断されると、ずっと黙ったままだったミショーンが武器を返してと立ち上がった。総督は食事が終わったら外で渡すと言うと部屋を出て行った。

 

 

昼間のウッドベリーの町を散歩するアンドレアとミショーン。ミショーンは総督が信用できないとアンドレアにこぼしていた。歩きながら常に警戒しているミショーンと違い、アンドレアはウッドベリーが気に入った様子でリラックスしていた。アンドレアは7か月も2人で乗り越えたのに、あなたが分からないと言った。そしてアンドレアは冬の間守ってくれた繋がれてた2人のウォーカーをためらわずに殺した事へ疑問を持っていた。ミショーンは「迷いはなかった」と答え、警戒しながら1人歩いて行ってしまった。

 

 

迷彩柄の車に迷彩服の男たちが数人集まっていた。

車が近づき、警戒をすると、車の窓からは白いタオルを持ち、「撃つな」叫ぶ総督の姿があった。大柄の迷彩服の男は、「誰だ?」と尋ねた。総督は「ウェルズを見つけた」と両手を上げて武器を持っていない事をアピールしながら車から降りた。

ウェルズは墜落したヘリコプターで生き残った生存者で、迷彩柄の男達たその仲間の軍人達だった。

総督はウェルズ中尉は重症で自分たちの集落に運んだが生きていると伝え、彼にここを聞き迎えに来たと言った。

軍人たちは生きていた事に喜びかまえていた銃をおろす瞬間、総督は笑いながら「お前たちも見つけた」と言うと腰から素早く銃を取り出して、軍人の1人の肩を撃った。

 

それが合図かのように、周囲で待機していた総督の仲間たちが一斉に軍人たちに向かって銃を乱射した。

次々と倒れていく軍人達。

まだ息がある軍人に近づいた総督は、軍人が肩にかけていたライフルを取るとそのライフルで何度も軍人を殴打した。

 

軍人が全員倒れると、総督は武器をあつめるように指示した。

隙をみて隠れていた軍人が逃げ出すと、総督は走って逃げる軍人の背中を撃ち、部下に情けある最後にしてやれとナイフを渡すと、部下は撃たれた軍人も元へと向かった。

 

「我が軍の物資を頂こう」

 

総督が言った。

 

 

町には数台の車、そして迷彩柄の車が戻ってきた。

車に近寄る住民に、総督は演説を始めた。

昨日3人を町に迎え入れ、その中の1人であるパイロットの部下を捜しにいったが、ウォーカーの餌食になっていたと話し始めた。残されていた物資や食料をもらう事を美談に仕立て話す総督。

 

その様子を見ていたアンドレアは総督に何か手伝えることはないか?と聞き、総督の美談を信じ込んでいる様子だった。

 

 

部屋に戻った総督のベッドには裸の女性が寝ていた。そしてウイスキーを片手に鍵のかかった部屋へと入っていくと、総督は黒いソファーに腰かけた。そのソファーの先には水槽の中の薬品に漬かったウォーカーの生首がいくつも並んでいた。

それはとても気味が悪い光景だが、総督はその水槽をじっと見つめていた。

 

 

 

感想

 

 

リック達がでてこない回が初めてでびっくりした!!

今回はアンドレアの回なんですね(笑)

ずっと名前が分からなくて、黒人女性としか書けなかったけど、あの日本刀使いの黒人女性の名前は『ミショーン』だそう。なるほど…。

 

ミショーンは無口だし、異常に強くて怖くてアンドレアはヤバい人に助けられたのかも…と始めは思ったけど風邪のアンドレアを支えてめちゃいい人!

 

で、今回の1番の衝撃

 

メルル!!!!!!

 

生きてた!いや、生きてるとは思ってたけど、ここで登場するんだ。。。

声聞いた瞬間にアレ?この声…って聞き覚えがあってゾクッってしちゃった。

メルルだとは思わなかったけど。

 

やっぱりメルルは雑魚キャラ感スゴイから、総督の犬に成り下がってたわ(笑)

北斗の拳のケンシロウにやられる『あべしっ』っていう雑魚キャラに似てない?

 

アンドレア達めちゃいい町に来れてよかった~なんて思ったのは一瞬で、ミショーンがやたら警戒してるし、なんか総督は胡散臭さ半端なくて疑ってはいたけど…。

 

まさかの悪魔。

 

完全に邪悪。

 

笑って普通に軍人達殺したよ。しかも弾がもったいないとか言って苦しませて殺すとか鬼。

しかも、町では美談にしたてて、善良な町の指導者のフリしてるし。

完全にヤバいやつと出会ってしまったアンドレア。しかもメルル付き(笑)

 

ミショーンは冷静で騙されてないけど、完全に騙されてるバカアンドレア。

そういえば、以前からシェーンとの件だったり、デールとの件だったり、なにかと選択を間違えてるアンドレアらしいけれど‥。

 

どうなる?

リック達はどうしてる?今回産まれると予想してたのに、外れてしまった(笑)

次こそ産んで、ローリ(笑)

 

次のエピソードはこちら

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