ウォーキング・デッド ブログ

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大好きなドラマThe Walking Ded をシーズン1からあらすじ・感想を書いています。※ネタバレあり

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【ウォーキング・デッド シーズン3】8話「悲しい再会」 ストーリー・感想

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The Walking Dead(ウォーキング・デッド)

 

 

1話ごとのあらすじや感想を書いていきます。

※ネタバレあります。

 

前回のエピソードはこちら

kaigaidorama.hatenablog.jp

 

《Hulu》ウォーキングデットページはこちら

 

 

シーズン3 エピソード8

題:悲しい再会(Made to Suffer)

 

 

太陽が昇り始めた頃、2体のウォーカーが森を彷徨っていた。見た事がない大きな黒人の男がウォーカーを斧で倒す。周りを見渡すと森の中を走り、別の黒人女性と会った。その黒人女性は男の事をタイリースと呼んだ。

タイリースはその女性に「他のみんなは?」と尋ねると「後ろにいる。隠れれる場所は?」と言った。慌てた様子の2人の後方から悲鳴が聞こえる。タイリースが「こっちだ」と叫ぶと、ウォーカーに襲われ戦っていた男2名女1名の3名はタイリースに続いて走って逃げる。最後尾を走っていた女性1名がウォーカーに捕まり、腕を噛まれてしまう。男の1人は「母さん」と呼ぶと、もう1人の男が噛みついているウォーカーを倒して女性に肩を貸しながら、タイリースの指示されるまま走った。3人は家族だった。

 

草むらを抜けたタイリース達の目の前には瓦礫の大きな建物が見え、5人は隠れる事に。しかし黒人女性(サシャ)は、噛まれた女性を足手まといになるから入れないでと言った。父親らしき男は「頼む」と言うがサシャは危険だと了承しない。タイリースはサシャを呼び、息子の為に中に入れてあげようと説得した。そのやり取りを息子らしき若者が不安そうに見ていた。サシャは「間違ってる」と言うとタイリースも「かもな」と言うが、タイリースは噛まれた女性に手を貸し、瓦礫の建物へと入って行った。

その建物はリック達が住んでいる刑務所の一角だった…。

 

 

 

鏡を見ながら髪を整えるアンドレアは総督の家族写真を見ていた。そこへ後ろから総督が抱きつくと、アンドレアはコールマンさんの火葬を手伝うと申し出た。総督は動揺しているからミルトンに任せるように言うが、アンドレアは「手伝いたいの」と言った。アンドレアはウッドベリーは、みんな自分の身を守るだけじゃなく互いに助け合っていると街を気に入った様子だった。それを聞き総督は満足そうにアンドレアにキスをする。しかしキスが終わると鏡を見つめ何か考えているかのように、少し怖い表情になった。

 

 

ラジカセのスイッチをONにした総督は檻の前にいた。横には水槽が並ぶ部屋の檻の前で「ペニー」と呼びかける。「パパだ」と言うと袋を被せられ鎖に繋がれたウォーカーとなった総督の娘ペニーがいた。総督はそっと袋をとると優しく髪をなでる。ペニーはうめき声を上げるが、総督が用意した肉の固まりに視線を奪われていた。ペニーの視線に気づいた総督は「こっちを見ろ。見てくれ。俺を見ろ」と涙ぐみながら怒鳴った。そして暴れるペニーにまた袋を被せ檻に監禁した。

 

 

グレンは自分の上着をマギーに着せていた。隅っこで膝を抱えるマギーの横で「マギー、アイツ…」と何があったのか聞こうとした。マギーはグレンの言葉を遮り「いいえ。大丈夫。触られてない」と力強くグレンの顔を見て言った。見つめ合う2人。マギーは「ウォーカーに夢中で忘れていたわ。人間の恐ろしさを。あなたがこんな目に…」と血だらけのグレンの顔を見て言った。グレンは「俺はいい。君が…」と言うとまたマギーは「何もされてない」と答え2人は強く抱き合った。グレンは傷だらけの体で立ち上がるとメルルに放されてグレンが倒したウォーカーの腕をもぎ取った。そのウォーカーの腕の中にはグレンが反撃した時に使った武器がめり込んでいて、グレンは取り出すと血だらけの武器をマギーに渡した。

 

 

ゲートの前でチャンスを伺っていたリック達は荷物を軽くして、警備の隙を狙っていた。

 

 

総督はメルルと刑務所への襲撃の相談をしていた。総督はウォーカーを始末してリック達グループを始末する気だった。メルルは弟も奴らの仲間だと言うと、説得してスパイにする様に指示した。白旗を振って相手に近づき懐に入る作戦らしく、メルルは弟に手を出すなと念を押した。メルルはグレンとマギーをどうするかと聞くと、長くいればアンドレアにバレてしまうから2人とも処刑場へ連れていけと答えた。

メルルはいつもと違い総督の作戦に不満があるような表情をするが総督には何も言わず受け入れた。

 

 

ミショーンを先頭とし、ある部屋に侵入していた。そこはミショーンが総督に尋問された部屋だったがグレン達の姿はなかった。小声で話す4人はカーテンの隙間から外の様子を覗いた。「外出禁止のはずだろ?」とダリルが言うと、昼間はもっといるとミショーンが答え見つかる前に移動する事に。ミショーンは総督の部屋にいるかもと言うが、監禁場所が分からずダリルやリック達はイラついていた。リックはダリル、オスカーを呼び失敗だったら彼女とは手を切ると言った。ダリルがらちが明かないから2手に別れようと提案した時、誰かがドアのカギを開けようとする音が聞こえた。

 

カギを開けて入ってきたウッドベリーの住人の男は「いるんだろ?外から影が見えた。立ち入り禁止だと分かってるだろ。誰だ」と部屋の奥へ入ってきた。リックは男に銃を突きつけ、膝をついて手を後ろに回すように言うと、ダリルが男を縛った。そして頭に銃を突きつけ「俺達の仲間はどこだ」と問いただすが、男は「知らない」と答える。リックは男の口に布を入れると、後ろからダリルが殴り男は気絶した。

 

 

刑務所ではベスが赤ん坊を抱く姿に、アクセルが上手だと褒め、その様子をカールが見ていた。アクセルはベスに年齢などを聞き世間話をしていると、キャリルがアクセルを呼び出した。キャロルは若い女性に近づこうとしていると感じ、アクセルにベスから離れるように言った。アクセルは「悪気はない。閉じ込められてて女性と接点がなかったから‥。マギーは彼氏持ちで君はレズビアン。話したいだけさ」と言った。キャロルはレズビアンじゃないと言うと、アクセルは「だって短髪だから‥。違うのか?」と驚き「面白いね」と笑うが、キャロルは不機嫌そうな顔で「面白くない」と言うと立ち去った。

 

 

メルルがグレンとマギーの部屋を開けた瞬間、グレンとマギーはメルル達に襲いかかった。マギーが部下の男を殺すと、その男は倒れる寸前に銃を乱射した。

 

 

その音はウッドベリーの住人に聞こえ、人々は家から次々と出てくる。銃声はリック達の耳にも届いていた。人込みに紛れて移動しようとするリック達。

 

 

グレンはまだメルルと戦っていた。メルルの右手のナイフをグレンの首元をとらえた瞬間、マギーは殺した男から銃を奪ってメルルに向けた。マギーは「放しなさい」と言うとメルルは笑顔で「分かったよ」とグレンからナイフを放した。しかしマギーの後ろからマルチネスが銃をかまえて近づいてきていた。マギーがマルチネスを見た瞬間メルルはマギーの銃を奪う。そして床に倒れこんでいるグレンに向かって「立て」と怒鳴った。

 

 

見つからない様に移動するリック達はグレン達のすぐそばまで来ていた。

 

 

グレンとマギーは膝をつき、その周りをメルルが銃を持って徘徊する。「会えてよかったよ」とメルルが言うと、グレンはマギーに「俺を見るんだ」と言った。マギーはグレンに「愛してる」と言うと2人の頭に袋が被せられた。袋を被せられたままどこかへ連れていかれる2人。リック達は発煙弾のような物を投げ込むと、煙に包まれた。ウッドベリーの兵士たちは銃で応戦するが、リック達はその隙にグレンとマギーを救助した。

 

 

銃声を聞いたアンドレアは様子を見に行こうとするが、総督がウォーカーが侵入しただけだから俺に任せろと引き留めた。その時「誰か助けて」と女性のSOSが聞こえた。玄関先で座り込み頭を押さえる男は、リック達が殴り気絶させた男だった。総督は男に何人いたかなど詳しい状況を聞いた。男は分からないが6~7人で外部の者だと答えた。街の住人が「どうすればいい?」と不安そうに取り囲む。総督は家に戻り明かりを消して鍵をかけるように指示し、住人はそれに従った。

 

総督は兵士たちに襲撃された事を話し、射殺しても構わないと号令を出した。ウッドべリーの街からまだ脱出できていないリック達はミショーンに従い、ある建物の身を隠すことになった。しかしミショーンだけはその家から出て行った。

 

マギーは「なぜ分かったの?」聞くが、裏口を探したりグレンの容態を気にかけたりで誰も答えなかった。マギーがミショーンの姿がない事に気か付き「さっきの女は?」と言うとリックは後ろにいたはずのミショーンの姿がない事に気付いた。

捕まったかもしれないが、リックは先にグレンとマギーを外へ出すことが先だと言った。グレンはダリルにメルルにやられた事を打ち明けると、ダリルは少し動揺して「本当か?」と聞いた。グレンは自分たちを殺す気だったと話し、マギーがメルルが総督の補佐役をやっていると教えた。グレンはダリルも一緒に行動していることも知っていて、刑務所に住んでいる事も話してしまったと報告した。リックは「いいんだ。気にするな」と言い、車の所まで頑張って歩くようにグレンと励ました。

ダリルはメルルに会わせてくれと言うが、リックは今脱出しなければ危険だと言った。ダリルはメルルを説得すると言うが、グレンはまともに歩けない重傷で、ウォーカーや総督にも狙われているんだから冷静になれ!と言った。そして「俺と来るか?」と聞くと少し冷静になったダリルは「あぁ」と答え、リックは力強い目でダリルを見た。

 

 

総督とアンドレア、ミルトンやマルチネス、そしてメルルが集まり作戦を練っていた。ミルトンは実際に侵入者を見たのか?とメルルに聞くと、メルルは1人襲われ首を刺されて死亡したことを報告した。総督はマルチネス達に侵入者を逃がさないように命令し、アンドレアにはパトロールをして住民の安全を確認するようにお願いした。しかしアンドレアは他の人に頼んで自分は経験もあるし、侵入者を探すと言い出した。総督はメルルに指揮をとらせ、アンドレアには自分の言うとおりにするように言った。総督の譲らない強いまなざしにアンドレアは分かったと承諾をした。

 

 

1人リック達と離れたミショーンは総督の部屋に忍び込んでいた。刀を抜き椅子に座って総督を待つ。

 

 

リック達はまた発煙弾を道に投げ込み、脱出を試みていた。走って逃げるリック達をウッドベリーの門番が見つけ、銃撃戦になる。煙に包まれた町で銃撃戦の音を聞いたアンドレアは銃をかまえる。オスカーを見つけ応戦するアンドレアを総督が見つけた。リック達は路地に隠れるが、敵の数が多く苦戦していた。アンドレアは見かけたオスカーの情報を総督に伝えるが、侵入者がリック達だとは気づいていなかった。総督はアンドレアに身を隠して離れるように指示した。

リック達は全員同時に逃げるのは困難だと判断し、援護して先にマギーとグレンを脱出させることにした。ダリルが催涙弾を投げ込むと「走れ。走るんだ」と叫びオスカーがグレンマギーを連れて出口へと向かった。リックは煙の中でシェーンの幻覚を見ていた。そのシェーンの幻覚はオスカーに向かって発砲し、オスカーは撃たれてしまう。気を取り戻したリックはシェーンの幻覚にむかって撃ち、確かめるとその人はウッドベリーの兵士だった。

 

マギーは大声でリックを呼びオスカーが撃たれたと伝える。マギーはオスカーが転化しないようにとどめをさし、マギーの名前を呼び続けるグレンのもとへと急いだ。銃撃戦の中でリックも急いでグレン達のもとへと向かい、ダリルを呼ぶ。しかしダリルは「行け」と言うと銃撃をやめようとはしなかった。

 

 

真っ暗の刑務所で、カールはキャロルとジュディスの粉ミルクを調達に行くと言い出した。ベスはお父さんが戻ると言うと、カールは覚悟が決まっている表情で「確実じゃない。今はジュディスが唯一の家族だ」と言った。その時遠くから叫び声が聞こえた。ハーシェルは刑務所の中からの声だが、アクセルとキャロルは監視塔の上にいると言う。外部の人の可能性もあるから、監視塔を確認するように言った。銃を持ち立ち上がるカールに始めは行かせられないと止めるが「パパなら行く」と言うカールに、ハーシェルは許可を出した。

 

 

懐中電灯の光を頼りに銃をかまえながら進む。叫び声は女性で、ボイラー室から聞こえているようだった。カールはウォーカーに襲われかけたが間一髪で倒すと、先に進んだ。

カールの目の前にウォーカー数体に襲われ、必死に戦う大人たちが見えた。カールは襲っているウォーカーを銃で倒し助けると、その大人たちは突然とカールの登場にビックリしていた。ウォーカーに襲われていた大人たちはタイリースやサシャ達だった。カールは「こっちだ。早く」とタイリース達を誘導する。迷うタイリースだったが、奥からどんどん出てくるウォーカーを見て、カールについていく事にした。必死に逃げるが、噛まれた母親を支えながら父親は止まってしまう。サシャとカールが援護しウォーカーを倒す。カールは思わず「置いてけ」と言うが、タイリースは「ダメだ」と言うと噛まれた母親を担ぎ上げた。そしてまたカールの言うままに走って逃げた。

 

 

総督の部屋で待つミショーンは部屋の奥から物音がする事に気付いた。扉を開けるとそこには水槽に入れられ、ホルマリン漬けにされ生きているウォーカーの首があった。そして音がするを檻を開けると、袋を被せられ縛られた女の子がいた。ミショーンは生きた女の子が監禁されていたと思い、「なんてこと…大丈夫よ。傷つけないわ。おいで」と女の子を呼ぶ。鎖を外し、被せられた袋を外してあげると、なんとその女の子はウォーカーだった。ミショーンに襲いかかる女の子に驚き、にショーンは刀を振り下ろそうとした。

 

その時「やめろ」と大声で銃を向ける総督の姿が見えた。

 

「やめてくれ。この通りだ」と手を上げ武器を下ろす総督。

「目的は俺だろ?苦しめないでくれ。娘を返してくれ」と目に涙を浮かべながら近づいてくる総督。ウォーカーに感覚はないというミショーンだったが、総督は「頼む」と言った。

 

 

ミショーンは総督の目の前で後頭部から口に向かって刀を突き刺した。

 

雄たけびを上げながらミショーンに掴みかかる総督。

 

ミショーンと総督の一騎打ちはどちらが勝ってもおかしくなかった。水槽が割れ生首のウォーカーが噛みつこうと、うめき声を上げる。首を絞められているミショーンはもがきながら割れた水槽のガラスを素手で掴み取る。ミショーンの手からは血が溢れ出すが、構わ総督は痛みで叫び声を上げ、右目からは血が流れる。

地面に横たわり声を上げて戦意喪失した総督に、とどめをさそうとミショーンが刀を抜いた時、アンドレアが銃をかまえて現れ、ミショーンは攻撃をやめる。

 

アンドレアはミショーンを見て驚き「なんてことを‥」と言った。

 

アンドレアはミショーンに向かって銃を構え、ミショーンもアンドレアに向かって刀を構える。数か月共に乗り越えた2人は思えなかった…。

ミショーンはアンドレアが自分を見る目で何かを悟り、刀を下ろすとゆっくりと部屋を出て行った。

 

ミショーンが出ていき、アンドレアは痛がる総督の介抱をしようとするが総督はアンドレアの手をすり抜けて部屋の奥へ行く。アンドレアは総督の向かう方を見て部屋の異変に気付く。地面に転がり生首のまま口だけ動くウォーカー、水槽の中で液体につけられた何体もの生首のウォーカー。

総督は娘のペニーを抱きかかえて泣いていた。

 

 

 

刑務所ではカールが安全な場所まで案内した。父親らしき男は母親の事を「なんて事だ。ドナは息をひきとっていた。

泣きながらドナの手を握りしめる父親。

カールは拳銃をドナの頭に向け「僕がやる。時間がない」と言った。しかし、タイリースが待ってくれと言う。サシャはカールに「あんた誰?なぜここに?仲間は?」と質問攻めにした。カールは「助けるけどこっちが先」と冷静に答えた。

タイリースは「俺たちで片をつける」と金槌を持ち、父親に息子(ベン)と壁際に行くように指示した。父親はおでこにキスをし顔にバンダナを被せ、壁際で耳をふさぐベンと抱き合った。タイリースが金槌を振り下ろそうとした時、サシャがカールの行動に気が付く。カールは鍵を閉めてタイリース達を閉じ込めた。

 

閉じ込められたと知ったタイリースやサシャは開けて欲しいとカールに頼む。しかしカール達は動こうとしない。サシャは怒り「閉じ込めないでよ。早く開けて」と激しく怒鳴り、檻を叩く。タイリースがサシャに「大人しくしろ。彼らの住みかだ」と言い聞かせた。そして興奮するサシャに、檻で囲まれた室内を見てここ数週間で一番安全だと言った。タイリースは「やるべきことを先に」と言うと、カールに向かって「問題は起こさない」と言った。

 

ベスはタイリース達を助けてあげなきゃと言うが、カールは「助けた」と言った。

 

 

 

総督は治療を受けていた。ガラスが刺さり潰れた目は重傷だったが、看護師の言う事も聞かず「ここから出せ」と怒鳴った。アンドレアは総督と2人きりにしてもらい、「どういう事?」と問い詰めた。なぜミショーンがいて、何を争っていたのかを聞くと総督は「俺を殺しに来たと言った。理由は自分も知りたいと言うと「君の仲間だろう?」とアンドレアを見て立ち上がった。アンドレアは水槽の中の頭について聞くと、彼らを眺める事で恐怖心を打ち消していたと話した。さらにアンドレアは「ペニーって?」と聞くと総督は何も言わず壁にもたれた。

 

病室に総督の事件について聞いたミルトンがやってきた。その直後にメルルも「なにが?」と慌てた様子で入ってきた。総督はゆっくり顔を上げ、片方の目でメルルを睨みつけ「襲われた」と言った。総督がミショーンにやられた事を知らないメルルは、リック達が脱出してしまったので明日の朝に行方を追うと言うと、総督はさっきよりも強くメルルを睨みつけた。

 

 

歩くのもままならないグレンを連れ、あと一歩のところまできたリック達はダリルを待っていた。するとミショーンが戻ってきて「どこにいた。手を上げろ。後ろを向け」とリックはミショーンに銃を向けた。ミショーンは言われるがまま従うと、リックはミショーンの刀を抜いた。

リックはミショーンに「目的達成か?」と聞きミショーンは「他の人は?」と聞いた。グレンもマギーもミショーンに銃を突きつけ「1人死んだ。ダリルもいない」と言い、リックは「何かあったら…」と詰めよった。ミショーンは「救出のために連れてきた」と言いリックはバカにしたように「そりゃどうも」と答える。

 

ミショーンは「もし刑務所に戻るにしても、ダリルえお助け出すにしても私が必要だ」とリックの顔を見て言った。

 

 

ウッドべリーでは住人が闘技場に集まっていた。

中央に立った総督は「言葉もない…」と話し始めた。

「壁の完成後、こんな夜は初めてだ。不安な日々は過ぎ去ったかと…。恐怖におののき身を寄せ合っていたのは、昔の話だと思っていた。あの頃の恐怖を‥今夜再び味わった」

アンドレアは神妙そうな顔で話を聞いていた。

「申し訳ない。守ると約束したのに俺はこのザマだ。本来ならこういうべきだろう。"もう安全だ。明日死者を埋葬し、悲しみを乗り越えよう"と。だが無理だ。ウソはつけない。そうだ。テロリストが俺たちの街を襲い、破壊しようとした。その上テロリストの1人はこの中にいる。メルルだ。俺が頼りにしていた男だ。信用していたのに奴らを誘導し、中に入れた。。お前はウソをつき裏切った」

メルルを指さしながら言った総督。住民は信じられないと、驚きを隠しきれずざわついていた。

総督の話の最中、メルルはマルチネス達に銃を突きつけられ右腕のナイフを取られ、総督の前へと背中を押された。

 

総督は闘技場に袋を被せられて連れてこられた男の袋を取り「こいつはテロリストの1人。メルルの弟だ」と言った。ダリルはメルルと悲しい再会を果たした。そしてダリルはアンドレアと目が合い、お互いに驚く。

総督は住人に向かって「彼らをどうする?」と聞くと住人たちは「殺せ」と言う。「何だって?どうするべきだ?」と総督があおると住人たちはさらにヒートアップした。ショーを見ているような感覚で住人たちは「今すぐ殺せ。殺して」と騒ぎ立てる。

 

ダリルは後ろで手を縛られた状態でメルルと何度も目が合う。

「会いたがってたろ」と総督はメルルに近づき「感動の再会だ」と笑った。

 

ウッドベリーの住人たちの「殺せ」のコールが鳴り響いていた。

 

 

感想

 

とうとうウッドベリーVSリック達になっちゃった…。

グレン、マギーの救出まではよかったのに、なんでグレンはダリルにメルルの存在を話すのを脱出してからにしなかったんだろう?

ダリルも兄貴がいるのに捜せないってツラいよね。でも、それほど今回のグレンは怒りに満ちてるのかもしれない。自分ではなくマギーを傷つけられた事にね。

私的には脱がされたけど、何もされなかったからセーフだと思ってしまうんだけど違うのかな?(笑)

 

とにかくリック達は以上に強い。鉄壁ガードのウッドベリーに侵入して仲間を助けるなんて到底できない。できないから、普通の人のオスカーだけ死んじゃった。あっさりと死んじゃった。オスカー優しくて好きだったんだけどな…。Tドックの頼りになる版って感じで。

 

 

あ。新しい登場人物出てきたね。タイリースとサシャ達。カップルか??

大柄の黒人が亡くなると新しい大柄の黒人が入ってくるから、正直名前分からなくなっちゃう…(笑)でもタイリースとサシャ弱そうだけどいい人そう。噛まれた人を担いで逃げてあげるなんて優しすぎ。サシャが鍵を開けろってカールに怒鳴ったシーンでもタイリースは「彼らの住みかだ」とか聞き分けが言い。ただ、かなり弱そうだから戦力になるのか?仲間になっても足手まといにならないかい?

リック達は精神的にも、能力的にも、チームワークにおいても最強だから(笑)

 

で、ここにもやっぱり触れないとね。

ミショーンVS総督。

ミショーン、やっちゃいましたな…。まさか総督の目の前でペニー殺しちゃった。何でミショーンはそこまで総督を敵対視するんだろう。

アンドレアを奪われたから?

殺されかけたから?

ミショーンはレズなのか?

リック達が火をつけたって言うより、完全にミショーンがこの戦いのゴングを鳴らしちゃったよね‥。

でもミショーン、、、総督の右目潰し…ナイスです!!

 

ダリル様が捕まっちゃった…。くそメルルのせいで、ダリルが危険な目にあってるじゃん!ただ、ダリルだから絶対どうにか切り抜けてくれると信じてる!

アンドレアにもダリルの存在が分かったし、どうにかアンドレアが仲裁してくれないかな?仲裁は無理か…。

 

ってか、そろそろアンドレア気づけよ、総督の正体。

 

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