ウォーキング・デッド ブログ

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大好きなドラマThe Walking Ded をシーズン1からあらすじ・感想を書いています。※ネタバレあり

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【ウォーキング・デッド シーズン4】2話「新たな脅威」 ストーリー・感想

 

kaigaidorama.hatenablog.jp

 

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The Walking Dead(ウォーキング・デッド)

 

 

1話ごとのあらすじや感想を書いていきます。

※ネタバレあります。

 

前回のエピソードはこちら

kaigaidorama.hatenablog.jp

 

  《Hulu》ウォーキングデットページはこちら

 

シーズン4 エピソード2

題:新たな脅威(Infected)

 

 

月が照らす暗闇で、刑務所のフェンスにいつものようにうめき声を上げながらウォーカーが群がる。そのフェンスに1体のネズミが何者かによってぶら下げられると、ウォーカーはそのネズミをむさぼり食べた。

 

 

独房の中でキスをしあうカレンとタイリース。カレンが上の空のタイリースに理由を聞くと、タイリースは昨日のザックの事が頭から離れずにいた。タイリースは「昔は知人が大勢いて、出会いも別れも大したことなかった。見かけるだけの人も…。しかし今は、一握りの人間しか周りにいない。世界で唯一の生存者かも。話しすぎか?」とカレンに話しかけていた。2人はキスをし、そして歌を歌い2人の夜を楽しんでいた。そしてタイリースはカレンを自分のベッドに誘うが、カレンは体の関係を持つにはまだ早いと断った。2人はキスをしあって"おやすみ"と言って別れた。

 

 

カレンが懐中電灯を片手に、水道に顔を洗いに来た。すると、物音が聞こえビックリする。カレンは音を立てないようにそっと懐中電灯で照らしながら、音のする方を確認しに行く。シャワーカーテンを開けるが、誰もいない。気のせいだと思ったカレンは自分の住みD棟の独房へと帰って行った。

D棟の扉は開いたままで、カレンが自分の部屋へ入った。

 

 

すぐ後に、死んで転化したメガネの少年が入ってきてしまった。

しかし、就寝中で誰もその存在に気付いていない…。

 

 

ウォーカーは独房を歩き、そして咳が聞こえたある独房の一室に入ると、寝ている男性に襲いかかった。ウォーカーは喉に噛みついた為、その男性は叫び声を上げる間もなく食べられてしまった。

いまだ誰も深夜の暗い独房にウォーカーがいる事を気づいていない。

 

 

 

 

朝の6時の目覚ましが鳴ると、ジュディスを抱いたリックがカールを起こした。転化した少年ウォーカーは男性の体に夢中になっていたが、誰かの咳に気が付くと、その咳につられて部屋の外へ出た。襲われた男性の寝ていたベットは血まみれで、悲惨な状態だった。そしてまた、その男性もウォーカーに転化して目を覚ましていた。

 

 

リック達のいる棟は平穏な朝を迎えて誰も気が付いていなかった。

 

 

グレンとマギーは監視台にいた。眠っているマギーをグレンがこっそりポラロイドカメラで撮影すると、寝ていたマギーはシャッター音で気が付き寝起きと同時に笑った。グレンはマギーに監視を交代し、朝食を取りに行くことに。2人はキスをし、マギーに捨ててと言われた寝顔の写真を「僕のだ」と言って持って行ってしまった。マギーは幸せそうに笑い、監視台を降りていくグレンの手にキスをした。

 

 

庭では、また総督捜しに出掛けるミショーンをカールとリックが見送る為歩いていた。ミショーンはチョコとか漫画とか欲しい物はあるかと聞くと、カールは「チョコ好きは君だ」と笑った。土産を期待しててと言うと、2人はミショーンを見送った。

 

 

リックとカールは畑仕事をしていた。カールはフェンスがウォーカーによって揺れ、倒れそうになっているが、人手が足りなく昨日も倒せたのは少しだとリックに言った。そしてリックに手伝って欲しいと言うが、リックは畑仕事があると断る。カールは自分だけでも手伝いたいとリックにお願いすると、"俺たちには他に仕事がある"と却下されてしまう。カールはため息をつき、2人はそのまま家畜のエサやりを始めた。「パパ、ごめんなさい。努力してる」と反省した態度を見せるカールに、リックも「分かってる。誇らしい」と答えた。カールは銃を取り上げられているらしく、まだ銃を持ったらダメか聞いた。リックは質問には答えず、笑いながら自給自足で生きていく為の知恵を話そうとした。

その時、銃声が聞こえた。

 

 

馬にまたがり総督捜しに出掛けたばかりのミショーンにも銃声が届いていた。ミショーンは慌てて刑務所に折り返す。リックは「離れるな」とカールに言い残し、駆け付けようとした。

 

 

建物の中から女の子が「誰か助けて。早く」と走ってくる。

監視台の上からマギーが総督が襲ってきたのかと聞くと、分からないと答えたリックは、カールにマギーのいる監視台に行くように指示した。

 

建物の中から出てきたグレンは「D棟だ」と叫んだ。サシャがC棟は無事で、墓地への門も封鎖したことを伝えた。中から逃げてきたダリルやタイリースは外部からではなく、ウォーカーな中にいると言った。

 

 

馬に乗ったミショーンの合図を聞いたカールが、急いでゲートを開ける。しかし、カール1人の力では扉をすぐに閉めれず、ウォーカーが数体ゲートから侵入してしまった。ミショーンは馬から降り、ウォーカーを退治しようとするが捕まってしまう。その様子をは見た監視台にいたマギーは「頑張って」と声をかける。

カールは慌てて銃を取りに行くと、ウォーカー1体を退治した。走ってきたマギーがウォーカーを退治する。ミショーンは掴みかかってきたウォーカーを投げ飛ばした時に脚を痛めていた。ミショーンに肩を貸し、避難しようとしたマギー達が見たのは、銃声でおびき寄せられたすごい数のウォーカーだった。

何十体ものウォーカーがフェンスに寄りかかっていた。

 

 

 

D棟の中では、駆け付けたリックやダリルが助けに到着していた。噛まれていない者を外に出し、ダリルも動けなくなっている子供をウォーカーから守った。D棟のウォーカーは何体にも増えていた。子供を抱えたリックも急いで逃げるように指示する。

タイリースも駆け付け無事だったカレンと抱き合う。腕を噛まれた仲間の男性をベッドに寝かしたキャロルは、感染が広がる前に切断しようとしていた。二の腕をベルトで巻き、男性の首元を持ち上げると、その男性は腕だけではなく首の後ろも噛まれている事に気が付いたキャロル。

 

 

1階独房の中を一掃したリック達。タイリースは怯えるカレンを抱きしめていた。

ダリルやグレン、リックが2階へとあがり、部屋を確認していく。グレンが襲われそうになり、ダリルがボーガンで頭部を撃ちぬきグレンを助ける。ダリルが倒したウォーカーは初めにウォーカーになったメガネの少年(パトリック)だった。一掃したウォーカー達は外部から侵入したわけではなく、全員が刑務所に住んでいた仲間たちだった。

 

 

部屋を細かくチェックしていくリックやダリル。死んでいる仲間が転化しないように頭部を刺すリックとダリル。

 

 

キャロルはまだ噛まれて手の施しようがない男性(ライアン)の元にいた。慰めてライアンを落ち着かせるキャロル。ライアンは泣きながら残されてしまう自分の子供達を、実の娘のように世話して欲しいとお願いした。キャロルは泣きながら「娘たちにお別れを言わせてあげて」と言い、ライアンの頬を触った。

 

 

 

独房に隔離されていたウォーカーを発見したリックはそのウォーカーを退治し、ある事に気が付いていた。そのウォーカーは噛まれてもいないし傷もなかったが、顔面血だらけだった。病気で死んだ後転化していた。胸膜炎で出血し自分の血で呼吸困難になり、窒息死したとハーシェルはみていた。リックは外のフェンスに群がるウォーカーの中にも似た症状の者がいた事を思い出した。ウッドベリーからきたインド系の男性は詳しくそのウォーカーの症状について話し始めた。ウォーカーから感染したわけではなく、肺炎球菌かインフルエンザが原因だろうと診断した。

どうやらこの隔離されていたウォーカー(チャリー)は夢遊病があり、自分から鍵を閉めて寝ていた所、病気により亡くなって転化していたので、リックが発見するまで外に出ることが出来なかったらしい。しかしダリルは昼間は元気に歩くチャリーの姿を見ていた。一晩で病気で死ぬことに疑問を持っていた。

リックは家畜の豚や森でイノシシが死んでいた事を話し、ハーシェルは豚や鳥が媒介者となって感染したのではないかと推測し、家畜の処分を提案した。

 

インド系の男性はこの病死した2人(チャリーとパトリック)で食い止められるかもしれないと言うが、その場にいたボブが他に誰か感染してないとも限らないと冷静に話した。ボブの言う通り、刑務所の仲間全員に感染の可能性があった。

 

 

 

ライアンの幼い2人の娘を連れて、ライアンの元へとやってきたキャロル。妹は「パパ、ドクターを呼んで」と泣くが、キャロルは「噛まれたの。もう手遅れよ」と厳しい現実を話した。姉妹はライアンの手を握り、ライアンも「妹を頼むぞ」と握り返した。泣く妹に対し、姉(リジ―)はしっかりしていた。「パパ」と呼ぶ姉妹に反応しなくなったライアン。握っていた手に力が入らなくなった事に気が付いた姉妹をキャロルは「分かって。すべきことをしなくちゃ」と部屋から追い出す。

リジ―がキャロルの腕を掴み、「わたしたちが…」と妹の顔を見て、まだ6・7歳の少女が言い出した。4・5歳の妹は「イヤよ。できない」と泣くが、リジ―は「あなたが教えてくれた」とキャロルに言うと、落ち着いた様子でキャロルからナイフを受け取った。

 

ナイフを受け取った冷静に見えていたリジ―だったが、いざ父親を目の前に動けず、握っていたナイフを落としてしまう。過呼吸のようになってしまったリジ―に妹は「花をみるのよ。1.2.3」と声をかけて姉のリジ―を落ち着かせる。転化してしまうかもしれず、待っていられなかったキャロルは「花を見てて」と姉妹に声をかけると、ライアンに最後の処置をした。姉妹は「きゃぁ」と声を上げながら花を見て、ライアンの方を見る事は出来なかった。姉妹は2人抱きしめあいながら泣き、キャロルも2人を抱きしめた。

 

 

 

 

脚を痛めて歩くのもやっとのミショーンを抱えて歩いてきたマギーとカール。カールは前方にリックを発見すると、走ってリックに抱きついた。「出てこないから心配した」と泣くカールにリックは「大丈夫だ。何ともない」と抱きしめ、離れているようにリックに言った。カールは仕方がなく銃を使った事をリックに報告すると、ミショーンも自分が倒れたからだとカールを弁護した。

中で何があったのか聞くマギーに、リックは昨夜パトリックが風邪をこじらせ死んでウォーカーになったと説明した。そして、パトリックと友達だったカールはショックを受け、リックはカールに声をかけた。ミショーンとマギーにもグレンやハーシェルは無事だが、他にも感染の恐れがあるからしばらく近づかないように言った。

 

 

 

キャロルやダリルなど委員が集まって会議をしていた。キャロルは元気だったパトリックやチャリーが突然一晩で死んでしまった事に疑問を感じていた。感染の可能性が全員にある事で、対応に困っていた。ハーシェルは「この病原菌は死を招く恐れがあり、感染経路は分からない。他に症状が出てる者は?」と聞いた。ハーシェルはまずD棟の者たちを移動させ、除菌も今は危険だと言った。キャロルが「A棟はどう?」とD棟の人たちの移動場所を提案したが、その場所は以前死刑囚監房として使われていた場所だとグレンがは反対した。しかしダリルは汚染されていないなら…とキャロルに賛成し、インド系の男性(ドクター)の意見を聞こうと提案した。会議中、咳をする声が聞こえ、委員の皆は反応する。

 

 

扉の向こうで、カレンが咳をしていた。付き添うタイリースが大丈夫かと声をかけたが、カレンは軽く大丈夫と答えていた。

キャロルが部屋を出てカレンに「本当に?具合が悪そう」と声をかけた。

タイリースが自分の部屋で休ませると言うと、ハーシェルが止めた。事情が分からないカレンは不安そうな顔で理由を聞くと、委員たちは言いづらそうに顔を見合った。

グレンが「パトリックの死因はインフルエンザらしい」と伝えると、ハーシェルもジュディスに映ったら困るから、感染の可能性がある者には近寄らせないとハッキリと言った。死因が分かったなら対処できると軽々しく言うタイリースに、ハーシェルは対策を検討中だからその間離れててほしいとお願いした。カレンはドクターに見てもらい必要な処置をすると約束すると、カレンはデイビットも咳をしていたと報告した。

グレンは急いでデイビットを捜しに行き、サシャはカレンとタイリースを空いてる独房へと案内するため連れて行った。

 

亡くなった者を埋めるというダリルに、ハーシェルは手袋とマスクをする様にアドバイスをして、委員たちによる会議は終了した。その場から動こうとしないキャロルにダリルが声をかけるとリジ―とミカ(ライアンの娘の姉妹)がパトリックと一緒にいた事をキャロルは心配していた。2人の感染を心配するキャロルに、「みんなそうだ」と答えたダリル。しまった。

 

 

フェンスの向こう側の大量のウォーカーを見つめる妹ミカ。キャロルがライアンを埋葬すると2人を呼び、父親に花をあげてと声をかけた。何も話そうとしない姉リジ―に、キチンと話そうと声をかけるが、リジ―はキャロルを無視してどこか行こうとする。

「娘と思って世話をしてと言われた」とライアンに頼まれた事を告げるけれど、リジ―は積まれた遺体を見て涙をこらえていた。キャロルはリジ―の腕を掴み「厳しい事を言うわ。あなたは弱い。勇気を持って素早く行動しなきゃ」と言った。泣くリジ―に「命が懸かってる」と厳しく言うキャロル。リジ―は「死んじゃった…」と泣き、キャロルは「えぇ残念だわ。生きるために強くなるのよ」と抱きしめた。リジ―はまだ泣きながら「死んだ。特別だったのに。どうしてニックを殺したの?」と言った。妹のミカが「バカね」と言うとリジ―は泣きながら走って行ってしまった。

 

 

「ニック?」父親が死んでショックになっていると思っていたキャロルは誰の事か分からず困惑した。ミカはリジ―は混乱してるだけで弱くはないと弁護し、姉を追いかけて行った。

 

 

 

墓を掘るダリルにリックは、事件が発覚した時に真っ先に駆け付けたダリルにお礼を言った。リックはその時銃を持っていなかった。ダリルは今までリックに頼りっぱなしだったと遠回しにお礼を言った。墓掘りを手伝おうとスコップを持ったリックに、ダリルは会議に参加しろと言った。しかしリックは今まで何度も道を誤り、息子さえも導けない自分には会議に参加する資格がないと言う。ダリルは好きにしろと言うが、何かあった時シャベルで戦うのか?と皮肉を言った。

 

 

墓掘りしているリックとダリルを大声でマギーが呼ぶ。リックとダリルが目線をやると、集まったウォーカーでフェンスが倒れそうになっていた。急いでリック達が向かい、フェンスの中からウォーカーを倒す。けれど銃声に集まってきたウォーカーの数は予想以上だった。手分けをしてウォーカーを倒す。

 

 

 

独房ではジュディスの世話をしているベスが、ミショーンに今の現状を聞いた。死者を運び出していると答えたミショーンに、ベスは死者が誰かは聞きたくないが、ミショーンは戻ったと前向きに話した。しかし、ミショーンは何故か自分を責めていた。「私はバカだった。救う価値などない。2人を危険な目に…」とネガティブな発言をするミショーンに、ベスは「仲間のためなら危険だって冒すわ。子供も死んだ?未亡人や孤児とは言うけど、子供を亡くした親は?何て呼べばいい?」と泣き出したジュディスを抱き上げた。ミショーンの頭の中でジュディスの泣き声がこだましていた。

 

 

フェンスの倒壊を防ごうと、鋭い棒を片手にウォーカーを退治していく。サシャがフェンス近くでネズミ数体の死体を発見した。誰かがウォーカーにエサをあげていた事を知った。

その時フェンスが倒れそうになる。倒れそうなフェンスによじ登り、重さでフェンスはさらに倒れそうになる。手で押さえ何とかしようとするが、もうフェンスは限界だった。

リックは何かを思いつくと、少し考えたがダリルに車を回すように頼んだ。

 

 

刑務所の中ではカールが犠牲になった者のお墓の看板を作っていた。キャロルがカールに図書館で見た事をリックに話したか聞いた。カールはリックには言ってなかった。キャロルは子供たちに生きる術を教えたいと気持ちを言うが、教えている子供たちの親たちはそのことを知らない。キャロルは親たちに言ったら反対されるかもしれないから言っていなかった。カールは冷たく「僕には関係ない」と言うが、キャロルは「あなたと私の問題よ」と言い出す。キャロルはカールがリックに話してしまう事を恐れていた。ウソはつきたくないと言ったカールに、キャロルはウソは言わなくてもいいから、何も言わないでほしいと頼んだ。

 

 

ミショーンは独房の中で筋トレをしていた。するとベスの歌が聞こえてきた。筋トレをやめ、ジュディスをあやしながら歌うベスに「それが子守歌?」と話しかけた。ベスは「好きな歌を歌う。木からゆりかごが落ちる歌よりいいでしょ?」と言った。ミショーンが聞いた理由は、ベスが歌っていたのは悲劇的な歌だったからだ。その時ジュディスがベスの肩で吐いてしまい、ベスはミショーンにジュディスを抱いててほしいと気軽に頼んだ。

しかしミショーンは「イヤだ」と強く断った。驚いたベスだったが、ミショーンにジュディスを渡し出て行く。ミショーンのジュディスへの扱いは抱くというよりは持つという方が正しかった。持っているジュディスの顔を見たミショーンは、切なそうにそして優しい顔になり、微笑みながらジュディスに顔をつけて抱きしめた。そしてジュディスを抱きながら泣くミショーン。

タオルを持って戻ってきたベスはその光景を見て、見てないフリをして立ち去った。

 

 

 

リックとダリルがトラックにのりフェンスの外へとやってきた。リック達が来たことにより集まるウォーカー達。ダリルが「急げ」と言うと、リックは大きな箱の中から生きた豚を取り出し、体をナイフで傷つけた。そしてその豚を外に放す。ウォーカー達は豚に群がった。そして車をはしらせ、刑務所から少し離れるとまた豚を取り出し外に放した。何体もの豚をウォーカーのエサにし、刑務所からウォーカーを遠ざける。

その間にグレン達は倒れかけていたフェンスを直した。

リックの顔は傷をつけた豚の返り血で赤くなっていた。

 

 

 

リジ―とミカは遠くからウォーカーを観察していた。フェンスにかじりついて見る姉妹に「あれはウォーカーよ」とキャロルが話しかける。「ニックもそう。同情する必要はない。お父さんとは違う。愛する人だから」キャロルが言うとリジ―は「えぇ」と返事をした。キャロルは足元に生えていた花をリジ―の耳にかけてあげた。そしてナイフをこっそりリジ―に渡す。リジ―もこっそり受け取ると、腰にしまった。

 

 

豚がいなくなった家畜小屋をリックは解体していた。そこへカールがやってきたが、リックは「近寄るな」と感染を心配して遠ざけようとする。カールは豚が感染源なのか聞くと、リックは人間から映ったのかもしれないと話した。そしてリックは念のためジュディスには近づかないようにカールに言った。リックが守るために豚を始末した事をカールはちゃんと理解していた。

そしてカールはキャロルが子供たちに武器の使い方や殺した方を教えていると報告した。子供たちの親は知らず、リックにも言うなと口止めされたことまでしゃべった。カールは自分の武器の使用も認めて欲しいとお願いした。

リックはよく言ってくれたと言い、キャロルの行動にも何も言わないし、止めないと言った。そしてリックは豚小屋にガソリンをかけると火をつけて燃やした。

リックはカールに銃を渡し、そして外していた自分の腰にもガンホルダーを巻いた。カールの頭を撫で、燃える火を見た。リックは豚の血で汚れたシャツを燃える畜舎に投げ入れた。ふと、フェンスをみると先ほど遠ざけたウォーカー達が戻り、もうフェンスを揺らしていた。

 

 

 

刑務所では咳の症状が出ていたカレンを見舞う為、タイリースが隔離されている独房にきた。しかしカレンがいたはずの部屋は血で汚れていた。しかしカレンの姿はない。部屋から続く赤い血を頼りに外へ出ると、そこにはまる焦げになった2体の遺体があった。タイリースが恐る恐る近づく。そしてまだ火がくすぶっている遺体の側で崩れ落ちるように座ると、その遺体の腕にはカレンがしていたブレスレットがついていた。その遺体がカレンだと確信した瞬間だった…。

 

 

感想

 

ついにでた!病死!!リックが「みんな感染してる」と言った時からずっといつかはあるだろうと予測していた病死。誰かが脳出血になって気が付かなかったらどうするんだろうくらいにしか考えてなかったけど…。まさかのインフルエンザ。インフルエンザ菌はそんなに強いんだね…。しかし、こんな世界で頑張って生き残ってきたのにインフルエンザで死ぬとか…ちょっと可哀想。普通なら治る病気なのに…

 

そして運悪くパトリックも喉を噛むもんだから叫び声が出せず2体に増殖。怖すぎ‥。おちおち寝ていられないよね。ていうか、インド系の男性の事をドクターとか呼んでたけど、医者なの?医者ならすぐ委員にでも入れて環境整えようよ!タミフル捜しに行こうよ(笑)

 

今回は少し地味回だったね。もう一つの危機がフェンス倒れそう問題だもの…。考えたんだけど、昔の城みたいに刑務所のフェンスの周りに穴掘ったらどうかな?日本の城の周りはお堀で池があるから近づきづらいんでしょ?かなりいい案だと思うんだけど。。

 

それはどうでもいいとして、謎なのはキャロル。ちょっと怖い。あんな小さい子に父親の始末させようとするとか頭おかしい。ウォーカー退治のための護身術は分かるけど…。実の父親を‥って考えるとキャロル暴走ぎみだと思うけど。そして実の娘のように世話してと頼んだライアンも何故か図々しく感じる話し方で違和感。

幼い姉妹も少し変。リジ―が父親が死んだ事より名前をつけて遊んでたニック(ウォーカー)が殺された事の方がショック受けてるし…。少し奇妙。

 

 

今回のカールは少し幼く感じました。銃を取られてるせいなのか分からないけど、リックを心配して駆け寄るシーンとか、リックに話しかけるシーンとか…。

生意気カールが更生したのかな???

 

 

来週は何かあるとわかる終わり方だったよね‥。カレン……。

燃やされた?アメリカ人って遺体を燃やすってNGなんだよね。土葬の国だもんね。だからかなり屈辱的な事なんじゃないかなー。今までも仲間だけは燃やさずに埋めてきたもんね…。とにかくタイリースが心配。

優しいタイリースが激怒する回??

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