ウォーキング・デッド ブログ

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大好きなドラマThe Walking Ded をシーズン1からあらすじ・感想を書いています。※ネタバレあり

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【ウォーキング・デッド シーズン4】3話「集団感染」 ストーリー・感想

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The Walking Dead(ウォーキング・デッド)

 

 

1話ごとのあらすじや感想を書いていきます。

※ネタバレあります。

 

前回のエピソードはこちら

kaigaidorama.hatenablog.jp

 

 

  《Hulu》ウォーキングデットページはこちら

 

シーズン4 エピソード3

題:集団感染(Isolation)

 

 

グレンとマギー、そして数名は墓を掘りながら険しい顔をしていた。刑務所内ではドクターが患者を検診していたが、ドクターはハーシェルに向かって首を横に振るとナイフを取り出した。

 

リック、キャロル、ダリルはタイリースと共にカレンの焼死体の側にいた。タイリースはカレンを見つけた時の話をした。血痕から誰かがカレンを引きずりだして火をつけた事は明白だった。タイリースは声を荒げ、リックに向かって保安官なら犯人を突き止めて引き渡すように詰め寄った。止めるダリルの手を払ったタイリースにリックは、正気を失わないように冷静になだめる。カレンと一緒に燃やされたデイビットの横で、タイリースは制止しようとするダリルに「犯人が捕まるまで離れない」と掴みかかった。

リックが「聞いてくれ。気持ちは分かる。みんな誰かを失った。つらいだろうが落ち着いてくれ」とダリルに掴みかかるタイリースの肩を触れた瞬間、タイリースは「俺に触るな」とリックを払いのけた。リックが「彼女が悲しむ」と言うと、とうとうタイリースはリックに手を上げてしまう。

「やめて」とキャロルが止める中、タイリースは2発目をリックに食らわせる。体がでかいタイリースに、ダリルは飛び掛かりながら「もうよせ。十分だ」と止めた。

起き上がったリックはタイリースを殴り、蹴った。そして倒れこんでいるタイリースを何度も何度も殴る。ダリルが止めても「止めるな。放せ」と言うが、我に返ったリックは倒れているタイリースと、血だらけの自分の拳を見て驚いたような顔をした。

 

 

タイリースを殴ったリックの拳はハーシェルによれば全治一週間だった。ハーシェルはギャグを言ってリックを励ますが、リックは心ここにあらずだった。ハーシェルはヒドイ事件が起きてずっと排除してきた悪に忍び込まれたと表現をした。しかしリックはハーシェルの意見を否定し、悪は常にあったと表現しなおした。今回12人の仲間を失い、2人が無残に殺された刑務所内で、今後も犠牲者は増えるかもしれなかった。

ハーシェルはやりすぎてしまった罪悪感にかられるリックを、自分の禁酒を持ち出して励ました。

 

 

 

タイリースは無我夢中で墓を掘っていた。ボブがタイリースに手当を受けるように勧めるが、タイリースは墓を掘ってからにすると言ってきかない。もう一度ボブが手当を勧めると、タイリースは顔をあげて「埋めてからだ」と言ったが、タイリースの左目は腫れあがっていた。その気迫にボブは何も言えず墓堀を手伝った。

 

 

グレンはハーシェルに感染について質問していた。グレンはウォーカーや人間なら立ち向かえるけど病気では墓を掘る事しかできないとやるせない気持ちを伝えた。そこへ咳をしたサシャがフェンスに捕まりながら歩いてきた。サシャは近寄ろうとするハーシェルを止めると「ドクターの所へ」と言った。感染しないように気を使ったサシャは1人でドクターの所へと歩いていった。感染は確実に広がっているが、グレンもハーシェルも無力だった。

 

 

ドクターのところへときたサシャは隔離された独房で「ドクター」と声を振り絞った。隔離された独房でサシャは現実を知る。感染し発症して咳をする者、そして檻の中で最期を迎え、転化しウォーカーとなってしまった者までいた。そして唯一のドクターも感染していた。

 

 

委員による会議が行われていた。ハーシェルはD棟で生き延びた全員が発症している事を報告した。ハーシェルは感染した全員をA棟に隔離し、カレンやデイビットの件はリックに頼むことを提案した。その会議中グレンの顔色が悪かった。ハーシェルの見解では発症を防ぐのは不可能で、発症したら切り抜けるしかなかった。抗生物質が必要だが、近くの薬局にはもう残っていなかった。ハーシェルは獣医化大学なら誰も薬を求めて押し寄せてないと推理し、動物の薬でも効果はあると言った。80キロ先の大学へ急いでダリルとミショーンが調達に行く事になる。ハーシェルも行くと言うが、片足のハーシェルは負担になると考えたダリルの一言により、ハーシェルは地図を描くことになった。

ダリル達が刑務所を離れる間、弱者を分離したいと言い出したハーシェルに、グレンは弱者は誰の事か聞いた。「子供達だ」と言ったハーシェルに「老人は?」とグレンはまた質問した。

 

 

井戸から水くみをしようとしていたキャロルだったが、井戸の水口に泥が詰まっていた。明日にでも作業しようと言うリックに対してキャロルは、自分やリックがいつ発症するかわからないと言った。しかしリックは他に最優先しなければいけない事があるキャロルを説得した。

 

 

タイリースはカレンとデイビットの埋葬を終えていた。そこへやってきたリックは「申し訳なかった。殴ったりして。悪かった」と素直に謝ると、タイリースも「お互い様だ」とすぐに許した。そして犯人を見つけてくれというタイリース。リックはデイビットやカレンに敵意がある者の心当たりを聞くが、タイリースはカレンもデイビットも誰からも好かれてたと主張した。リックはカレンもデイビットも病気だったから感染を食い止めようとしたのかもという仮説を立てていた。リックはタイリースに必ず見つけ出すと約束したが、タイリースにはリックから緊迫感を感じる事が出来ず、「殺人さえも許される場所になったのか?」と迫った。リックは生活を維持することが先決だと主張したが、タイリースは自分は正義を貫くとどこかへ行ってしまった。

 

 

カールにリックはジュディスや他の子たちの世話を頼んだ。カールは銃を仕舞い、リックは誰か発症したら教えるように言うと「もう転化してたら?」と少し挑発的に言うカール。絶対必要時以外発砲しないようにいうリックだったが「必要な時が来るかもしれない」と真剣な顔で言うカールに、リックは頷くことしかできなかった。

 

 

 

グレンは自分の部屋で「きっと大丈夫だ…大丈夫」と言い聞かせていた。そこへやってきたマギーが部屋に入る瞬間、グレンは「ダメだ。来るな」と止めた。グレンは発症していた。グレンは息を切らし汗ばみ、苦しそうだった。

 

 

 

車の整備をしていたダリルが必要な車用オイルをミショーンが代わりに取りに行くことになった。ダリルはミショーンに去るとか色々選択肢があった中で良く戻ったなと声をかけた。ミショーンは「去る訳ない」と言い切り、薬を捜しに一緒に行くと言った。薬探しにはボブとミショーンとあともう1人くらい欲しいと言うダリルは、一緒に行ってくれる仲間を探していた。

 

タイリースは発症した患者たちが集まっている棟を監視していた。タイリースを捜しに来たガリルは「俺だって犯人をぶっ殺してやりたい。不審な奴が出入りしたら絶対に誰かが気づく」と気を張っているタイリースを説得しようとするが、タイリースは中にサシャもいるから自分はここを離れないと言った。ダリルは薬がなきゃ助けられないともう一度説得するが、タイリースは離れようとしない。「いいさ。正門前にいる。気が変わったら来い」と言って立ち去った。ダリルは薬捜しの残り1人の仲間をタイリースに頼みたかったようだった。タイリースは目を見開き監視を続けていた。

 

 

ハーシェルはデスクの上で考え事をしていた。そして頷くと立ち上がりどこかへと歩き出した。ハーシェルが歩いているのを見たカールは「どこへ」と声をかけた。「君こそ何をしている。私は子供たちから離れてないと‥」というハーシェルに、カールは「パパがみんなを守れって」とハーシェルに近づく。近づくのを止めたハーシェルが向かおうとしていたのは出口だったので、カールはどこへ行くつもりなのか聞いた。ハーシェルは「森だ」と答えた。カールはこっそり誰にも言わず足が不自由なハーシェルが森へ行く事に疑問をもった。ハーシェルは「心配かけたくなかった。指図もされたくない」と言う。カールは1人では行かせられないと言うが、ハーシェルは「止めるか?」と質問した。カールは「止められないけど、パパには言う」と冷静に言うが、「言えばいい。その間に行ってくる」とハーシェルは外へ出て行ってしまった。

カールは背中を向けて歩き出したハーシェルを呼び止め「どうしてもと言うなら僕も行く」と言い出し、カールの意思は固かった。

 

 

発症した人たちが集まるA棟に行きたがらない住人を、マスク代わりに布で口を押えたキャロルが言い聞かせて棟の中へと入れると、ドアを閉めた。そこへ「ここだと聞いて…」と幼い姉妹の姉リジ―がやってきた。リジ―はキャロルに「具合が悪いの…」と言うと口を押えて咳をした。「大丈夫よ。心配しないで」と抱きしめ、A棟の中で横になるように勧めた。リジーは「閉じ込めるの?」と不安がると、キャロルは髪を撫で「グレンもいる。とっても優しい人よ。彼といれば安心できる」と言うと、A棟の扉を開けた。素直に入ったリジ―だったが、不安になったリジ―はキャロルに抱きつき、泣き出した。「心配しなくていいから。大丈夫」とリジ―を励まし、扉を閉めたキャロルは我慢していたのか、壁にもたれかかって泣いた。

 

 

マギーは子供たち弱者が集められた場所にきていた。ドア越しにマギーはベスに、ジュディスの面倒を見てくれてありがとうとお礼を言った。他の人たちの様子を聞くベスに、マギーはグレンも発症したことを伝えた。ベスは「マギー。しっかりして。自分の役割を果たすの。ダリルたちが薬を、他の人たちはここを守る、私はジュディスを。すべきことに集中して。何が起きても対処するの。そうしなきゃ」としっかりとした口調で、姉のマギーに助言した。

 

 

霧がかる森の中には、銃を持ったカールが作業するハーシェルの警護をしていた。「いつ銃を返された?」と聞くハーシェルに「昨日だ。騒動の後に」と答えた。何か草をむしっているハーシェルはこの数か月で責任感が強くなり、成長したとカールを褒めた。ハーシェルは草が十分とれたから警戒の必要はないと言うと、カールは「何もなくてよかった」と言った。ハーシェルは「1人でも平気だった。ここは静かだ。この数日は中より外の方が安全かもな」と話していると、カールは「そうでもない」銃である方向を指した。

 

銃を構えたまま。ハーシェルと移動したカールはテントを見つけていた。テントの側にはほぼ動けなくなったウォーカーが木に寄りかかって座っていた。「戻ろう」とハーシェルがUターンすると、もう1体動物用の罠にかかり、その罠を引きずりながら歩くウォーカーにも遭遇する。カールは銃を構えるが、ハーシェルは必要ないと制止した。

ハーシェルは「静かだった」と言うと「そうだね。でもいつもとは限らない」とカールは言った。

 

 

 

 

面会部屋でタイリースはサシャと面会していた。「見た目より悪くない」と強がって言うサシャの言葉にタイリースは思わず泣いてしまう。「やめてよ。私、そんなにひどい?カレンの事……」とサシャは自分の病気よりタイリースの事を気遣った。サシャの言葉はまるで最後の言葉に様で、タイリースは「よせ。今は考えるな。良くなる事だけを考えろ。前向きにな」と励ました。サシャは「だけど…」と泣き出した。タイリースはハーシェルの案でダリル達が薬を調達してくると伝えた。サシャは「早ければ明日、薬が届く?」と聞くと「助かるかも」と希望を持ち、少し安心した様子だった。タイリースはサシャに休むように言うと、急ぐように出て行った。

 

 

車の手入れをし終えて、薬調達の為に獣医化大学に向かう準備が整っていた。ダリルはボブに食料調達で犠牲になったベスの彼氏ザックが乗っていた車が手入れされてて一番速いと言い、ザックの車で行くことになった。ボブが「本当に俺は必要か?」と聞くと、ダリルはポケットから調達リストを取り出し、ボブに「これは?」と読ませた。ボブが医薬品の名前を読むと、ダリルは「あんたが必要だ」と言った。

 

ボブとダリルが話していると、タイリースがやってきた。「1人乗れるか?」そう聞いたタイリースは支度してくるといって調達に向かう為の準備に向かった。

 

 

 

一方、キャロルは貯水するための大きなバケツから水を汲んでいた。すると背後に人の気配がして驚く。タイリースだった。タイリースは驚かせたことをと謝ると、ダリルと調達に行く事を伝え、さらにキャロルに頼みがあると言い出した。「大勢が病気で苦しんでる。君はみんなを気にかけてくれてる。サシャの様子を見てくれ。そうしてくれたら安心だ。できれば‥」と妹サシャのことをお願いした。キャロルは「えぇ。喜んで」と引き受け、改めてカレンのお悔やみを言うと、タイリースは何も言わず立ち去った。

キャロルは何故か浮かない表情をし、タイリースが立ち去った後、汲んだばかりの水が入ったバケツを放り投げ、怒りをあらわにした。そして涙ぐみ、さらにおおきな2つの貯水槽に八つ当たりをして、倒し、水がこぼれる。1つは元に戻すが、2つ目の倒れた貯水槽を蹴ったキャロルは、座り込み頭を抱えながら泣いていた…。

 

 

 

何かの荷物を運ぶハーシェルに、マギーが「待避所に戻って」と大声で怒っていた。荷物をおろしたハーシェルは「子供たちにうつる」と言った。マギーはさらに怖い表情でハーシェルに迫るが、ハーシェルは「ここの人たちが苦しんでる。熱を下げてやりたい」と気持ちを伝えた。ハーシェルが心配なマギーは、ダリルが薬を取りに行くと説得を試みるが、ハーシェルは1日と持たないかもしれない人もいる…とマギーの言う事を聞かない。さらに「グレンも中にいる」とハーシェルが言うと、グレンを助けたいが我慢しているマギーは唇をかみしめ、何も言えなくなてしまった。

たまたま通りかかったリックが、2人の口論しているのに気付き声をかけた。

ハーシェルの持っていた荷物は草だった。ハーシェルの妻はその草を風邪薬としてお茶にしていたらしい。ハーシェルはドクターも病気なってしまった今、自分にできる事をしようとしていた。

「今まで何度も自分たちの状況を変えられないことがあった。変えたくても変えられなかった。だが、今回は私が変えられる。だからやる」そういうハーシェルは病人が集まっているA棟に入ろうとして、マギーに止められたようだった。

リックもA棟に入れば確実に発症すると訴えて止めようとするが、頑固なハーシェルは「分からないだろう。彼らの症状を抑えるべきなんだ」ときかなかった。リックはダリルを待てば…ともう一度説得しようとすると、いつも冷静で怒鳴ったりしないハーシェルが声を荒げて「黙って聞け。外へ出るのも命懸け、水を飲むのも命懸け、今は息を吸うのだって命懸けだ。いつだって命の保証はない。だが、何に命を懸けるかは選択できる。私は彼らの苦痛を和らげ、命をつなぐことができる。救えるんだ。そのためなら命を懸ける。分かるだろう」と熱弁し、マスク代わりの布を口に当てると、A棟の中に入ろうとした。

扉の前まで追いかけたマギーはハーシェルを見つめ、荷物を持つハーシェルの代わりに扉を開けた。

 

 

子供たち弱者が集まる待避所で、ジュディスのお世話をしているベスは、扉の向こう側にいるマギーにハーシェルが待避所から出て行ったと報告をした。すべて知っているマギーは行き先を聞いたかとベスに質問した。ベスは聞いてないけど大体わかる…と言うと、ドクターが病気だから役割を果たしに行ったハズだ…と、ハーシェルの考えが分かっていた。マギーとベスの姉妹は危険な場所に飛び込んだ父親の心配をグッと我慢していた。特にベスは「しっかりしなきゃ」とマギーには言うが、扉の向こうで涙ぐみ歯をかみしめていた。

 

 

リックはカレン達が焼死させられた現場で引きずられた後や血痕を見ながら犯人捜しの手がかりを探していた。

 

音が鳴る仕掛けをかけてウォーカーの気をそらし、キャロルは1人で刑務所の外にある小川からポンプで水を汲んでいた。ポンプが詰まっていたので叩きつけると、ウォーカーの数体がキャロルの存在に気が付く。リックがバケツをもって外に出ようとしていた時、ウォーカーに気が付いていないキャロルを見つけた。「何をしてる」と漏れた怒りの声と同時にダッシュでキャロルのもとに駆け寄るリック。

ようやくウォーカーが近づいている事に気付いたキャロルに、リックの「キャロル、逃げろ」の叫び声が聞こえる。

ポンプが外れないのかもたつくキャロルの周りには、数えきれないほどのウォーカーが近づいてきていた。

 

いくつものフェンスを潜り抜けて、キャロルの元へと走るリックは「急げ」ともう一度叫んだ。キャロルは持っていたポンプを諦めて、逃げた。

ナイフを手に持ち、必死でフェンスに向かい、ウォーカーを蹴り飛ばしナイフを頭に振り下ろす。しかし、ウォーカーの頭に食い込んだナイフがなかなか抜けない。もたついている間に別のウォーカーがキャロルに襲いかかろうとする。

やっとキャロルのもとへとやってきたリックの銃に助けられ、ピンチを逃れたキャロル。食い込んだナイフを諦めてリックにのいる場所へと一気に走り、リックも援護する。

 

何とかフェンスの内側へと非難できたキャロルは、リックに向かって息を切らしながら「何てことない」と言った。

リックは明日やろうとの指示を無視して、1人で作業したキャロルを責めた。キャロルは「明日はないかも」とどこかへ行ってしまった。

 

 

 

ダリル達は薬を求めて獣医化大学を目指していた。CDをかけようとしたとき、ラジオから声が聞こえた。

「決心した。生きると‥。生き続ける」とノイズで聞き取りにくいが、確かに人の声だった。ダリルが運転する車はラジオに気を取られて、道路を歩くウォーカーに気付くのが遅れて次々とウォーカーを轢いてしまう。そして車が停車すると、車をウォーカーの大群が取り囲んだ。その数は今までに見た事がないほど大量のウォーカーたちだった。

ダリルは掴まるように言うと、猛スピードでバックした。何体ものウォーカーを轢いた車は大群からは少しだけ距離が離れたが、ウォーカーがタイヤにめりこんで操縦不可能となってしまった。

 

車内のボブ、ミショーン、タイリースに向かって森の中へ止まらずに走るように指示したダリル。ダリルのカウントと共に、ダリルとミショーンは車を出ると襲いかかるウォーカーを倒しながら、森へと進む。少し遅れてボブも車内から出て銃を片手にウォーカーを倒す。しかし、車内にいるタイリースは動く気配がない。外でウォーカーを倒すボブは大きな声でタイリースを呼ぶが、タイリースは目をそらす。

 

ボブはもう一度タイリースの名前を叫んだ。

 

タイリースは思い立ったように車から降りると、「来い。来やがれ。ここだ」とウォーカーを威嚇し、ハンマーでウォーカーに立ち向かいだした。しかしタイリース1人が相手にできるような数ではなかった。ウォーカーに囲まれながら「先に行け」とダリル達に言うタイリースは自らウォーカーの大群に突っ込んだかのようで、逃げるそぶりは見られなかった。ダリルとボブ、ミショーンはタイリースを置いて森の中へ非難する。

 

 

森の中にもウォーカーはいたが、3人で乗り切り、少し安全な場所へと出た。

物音に気付いたダリルは、ボーガンを構えて矢を放つ。倒れたウォーカーの後ろにウォーカーの血がついた息を切らすタイリースの姿があったダリルは倒れこみそうなタイリースの腕を掴み、森の中へと逃げ込んだ。

 

 

 

発症した患者達いるA棟にきたハーシェルは、発症したドクターにお茶を飲ませていた。お茶をすするドクターに「頑張るんだ」と励ますハーシェル。

ドクターは「来ない方が…」と言うと咳き込み血を吐いた。その血は、ハーシェルの顔まで飛び、ハーシェルにうつってしまうと、申し訳なさそうな顔をしたドクター。

ハーシェルはマスク代わりの布を取り、その布で顔についた血を拭き、ドクターの顔をさすりながら「感染してなくてもここへ来ていた」とドクターの顔を見つめた。

 

ハーシェルはグレンのもとへもお茶を届けていた。熱があるグレンの額を冷やすハーシェル。「まいったね。今まで生き延びられたのに風邪に殺されるとは」と言うグレンに、ハーシェルは「そんなことは言うな。そんな考えは捨てろ」と励ます。ハーシェルは弱気なグレンに向かって「ここまで生きてこられた。信じるんだ。君の役割は信じる事だ」と言い聞かせて看病を続けた。

 

 

 

バケツで水を運ぶキャロルに「バカな事をしたな。1人で外へ出るとは」と話しかけたリックに向かって、キャロルは「そうね」とぶっきらぼうに返事する。

リックはキャロルに向かって子供たちの面倒などよくやってくれているが、自分を犠牲にしていると指摘した。みんなのためなら何でもするのか質問すると、キャロルは迷わず「するわ」と答えた。リックは頷き、歩き出したキャロルを呼び止め「カレン達を殺したのか?」と聞いた。キャロルはまた迷わず「えぇ」と答えた。

キャロルはバケツを持ったまま、また元の作業へと戻って行ってしまった。

 

 

 

感想

 

えっ……。グレンも発症しちゃったんだけど…。大好きなグレンが病死っていうオチだけは避けたい。

 

そして今回はハーシェルが本当に神様に見えた。

いい人過ぎるだろ!

なかなかできないよ…。

獣医じゃなくて、普通の医者だったら最高の医者になってそうだ…。特にベスのここ最近の成長がスゴイ!どこか子供っぽくないのは、子供たちの中で一番の年上だから頑張っちゃうのかな。少しだけでもベスが甘えられる環境を作ってあげて欲しい。

 

そしてそんなハーシェルの娘たちは強いね。

 

そしてもう1人、タイリースもいい奴。

リックが謝った時、ガンガンやられたのはタイリースなのに「お互い様だ」とか言ってあっさり許しちゃうあたり、素晴らしい!

けど、ウォーカーに囲まれた時の行動が謎過ぎる。なんだったの?私は、そのまま死ぬ気かと思ったし、ダリル達が置いて森へ逃げた時点で終わったな…と思ったけど、不死身なのかタイリース。

まぁカレンは殺されて、妹死にそうでおかしくなるのもわからんくはないが…。

 

 

最後のリックの言葉が衝撃すぎて他の事が思い出せません。

「カレン達を殺したのか?」「えぇ」

って、ええぇぇぇ!!!!!だよ全く。

なんで分かったの?

っていうかキャロルなの?

なんで?

キャロルがピリピリしてるなとは思ってたけど、なんでそんな残酷な事をキャロルがやるの?

来週はその謎が分かるかな…。

 

そして来週は薬が見つかりますように!!

 

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