ウォーキング・デッド ブログ

ウォーキング・デッド ブログ

大好きなドラマThe Walking Ded をシーズン1からあらすじ・感想を書いています。※ネタバレあり

スポンサーリンク

【ウォーキング・デッド シーズン4】2話「新たな脅威」 ストーリー・感想

 

kaigaidorama.hatenablog.jp

 

f:id:mtomocha33:20171025112955p:plain

The Walking Dead(ウォーキング・デッド)

 

 

1話ごとのあらすじや感想を書いていきます。

※ネタバレあります。

 

前回のエピソードはこちら

kaigaidorama.hatenablog.jp

 

  《Hulu》ウォーキングデットページはこちら

 

シーズン4 エピソード2

題:新たな脅威(Infected)

 

 

月が照らす暗闇で、刑務所のフェンスにいつものようにうめき声を上げながらウォーカーが群がる。そのフェンスに1体のネズミが何者かによってぶら下げられると、ウォーカーはそのネズミをむさぼり食べた。

 

 

独房の中でキスをしあうカレンとタイリース。カレンが上の空のタイリースに理由を聞くと、タイリースは昨日のザックの事が頭から離れずにいた。タイリースは「昔は知人が大勢いて、出会いも別れも大したことなかった。見かけるだけの人も…。しかし今は、一握りの人間しか周りにいない。世界で唯一の生存者かも。話しすぎか?」とカレンに話しかけていた。2人はキスをし、そして歌を歌い2人の夜を楽しんでいた。そしてタイリースはカレンを自分のベッドに誘うが、カレンは体の関係を持つにはまだ早いと断った。2人はキスをしあって"おやすみ"と言って別れた。

 

 

カレンが懐中電灯を片手に、水道に顔を洗いに来た。すると、物音が聞こえビックリする。カレンは音を立てないようにそっと懐中電灯で照らしながら、音のする方を確認しに行く。シャワーカーテンを開けるが、誰もいない。気のせいだと思ったカレンは自分の住みD棟の独房へと帰って行った。

D棟の扉は開いたままで、カレンが自分の部屋へ入った。

 

 

すぐ後に、死んで転化したメガネの少年が入ってきてしまった。

しかし、就寝中で誰もその存在に気付いていない…。

 

 

ウォーカーは独房を歩き、そして咳が聞こえたある独房の一室に入ると、寝ている男性に襲いかかった。ウォーカーは喉に噛みついた為、その男性は叫び声を上げる間もなく食べられてしまった。

いまだ誰も深夜の暗い独房にウォーカーがいる事を気づいていない。

 

 

 

 

朝の6時の目覚ましが鳴ると、ジュディスを抱いたリックがカールを起こした。転化した少年ウォーカーは男性の体に夢中になっていたが、誰かの咳に気が付くと、その咳につられて部屋の外へ出た。襲われた男性の寝ていたベットは血まみれで、悲惨な状態だった。そしてまた、その男性もウォーカーに転化して目を覚ましていた。

 

 

リック達のいる棟は平穏な朝を迎えて誰も気が付いていなかった。

 

 

グレンとマギーは監視台にいた。眠っているマギーをグレンがこっそりポラロイドカメラで撮影すると、寝ていたマギーはシャッター音で気が付き寝起きと同時に笑った。グレンはマギーに監視を交代し、朝食を取りに行くことに。2人はキスをし、マギーに捨ててと言われた寝顔の写真を「僕のだ」と言って持って行ってしまった。マギーは幸せそうに笑い、監視台を降りていくグレンの手にキスをした。

 

 

庭では、また総督捜しに出掛けるミショーンをカールとリックが見送る為歩いていた。ミショーンはチョコとか漫画とか欲しい物はあるかと聞くと、カールは「チョコ好きは君だ」と笑った。土産を期待しててと言うと、2人はミショーンを見送った。

 

 

リックとカールは畑仕事をしていた。カールはフェンスがウォーカーによって揺れ、倒れそうになっているが、人手が足りなく昨日も倒せたのは少しだとリックに言った。そしてリックに手伝って欲しいと言うが、リックは畑仕事があると断る。カールは自分だけでも手伝いたいとリックにお願いすると、"俺たちには他に仕事がある"と却下されてしまう。カールはため息をつき、2人はそのまま家畜のエサやりを始めた。「パパ、ごめんなさい。努力してる」と反省した態度を見せるカールに、リックも「分かってる。誇らしい」と答えた。カールは銃を取り上げられているらしく、まだ銃を持ったらダメか聞いた。リックは質問には答えず、笑いながら自給自足で生きていく為の知恵を話そうとした。

その時、銃声が聞こえた。

 

 

馬にまたがり総督捜しに出掛けたばかりのミショーンにも銃声が届いていた。ミショーンは慌てて刑務所に折り返す。リックは「離れるな」とカールに言い残し、駆け付けようとした。

 

 

建物の中から女の子が「誰か助けて。早く」と走ってくる。

監視台の上からマギーが総督が襲ってきたのかと聞くと、分からないと答えたリックは、カールにマギーのいる監視台に行くように指示した。

 

建物の中から出てきたグレンは「D棟だ」と叫んだ。サシャがC棟は無事で、墓地への門も封鎖したことを伝えた。中から逃げてきたダリルやタイリースは外部からではなく、ウォーカーな中にいると言った。

 

 

馬に乗ったミショーンの合図を聞いたカールが、急いでゲートを開ける。しかし、カール1人の力では扉をすぐに閉めれず、ウォーカーが数体ゲートから侵入してしまった。ミショーンは馬から降り、ウォーカーを退治しようとするが捕まってしまう。その様子をは見た監視台にいたマギーは「頑張って」と声をかける。

カールは慌てて銃を取りに行くと、ウォーカー1体を退治した。走ってきたマギーがウォーカーを退治する。ミショーンは掴みかかってきたウォーカーを投げ飛ばした時に脚を痛めていた。ミショーンに肩を貸し、避難しようとしたマギー達が見たのは、銃声でおびき寄せられたすごい数のウォーカーだった。

何十体ものウォーカーがフェンスに寄りかかっていた。

 

 

 

D棟の中では、駆け付けたリックやダリルが助けに到着していた。噛まれていない者を外に出し、ダリルも動けなくなっている子供をウォーカーから守った。D棟のウォーカーは何体にも増えていた。子供を抱えたリックも急いで逃げるように指示する。

タイリースも駆け付け無事だったカレンと抱き合う。腕を噛まれた仲間の男性をベッドに寝かしたキャロルは、感染が広がる前に切断しようとしていた。二の腕をベルトで巻き、男性の首元を持ち上げると、その男性は腕だけではなく首の後ろも噛まれている事に気が付いたキャロル。

 

 

1階独房の中を一掃したリック達。タイリースは怯えるカレンを抱きしめていた。

ダリルやグレン、リックが2階へとあがり、部屋を確認していく。グレンが襲われそうになり、ダリルがボーガンで頭部を撃ちぬきグレンを助ける。ダリルが倒したウォーカーは初めにウォーカーになったメガネの少年(パトリック)だった。一掃したウォーカー達は外部から侵入したわけではなく、全員が刑務所に住んでいた仲間たちだった。

 

 

部屋を細かくチェックしていくリックやダリル。死んでいる仲間が転化しないように頭部を刺すリックとダリル。

 

 

キャロルはまだ噛まれて手の施しようがない男性(ライアン)の元にいた。慰めてライアンを落ち着かせるキャロル。ライアンは泣きながら残されてしまう自分の子供達を、実の娘のように世話して欲しいとお願いした。キャロルは泣きながら「娘たちにお別れを言わせてあげて」と言い、ライアンの頬を触った。

 

 

 

独房に隔離されていたウォーカーを発見したリックはそのウォーカーを退治し、ある事に気が付いていた。そのウォーカーは噛まれてもいないし傷もなかったが、顔面血だらけだった。病気で死んだ後転化していた。胸膜炎で出血し自分の血で呼吸困難になり、窒息死したとハーシェルはみていた。リックは外のフェンスに群がるウォーカーの中にも似た症状の者がいた事を思い出した。ウッドベリーからきたインド系の男性は詳しくそのウォーカーの症状について話し始めた。ウォーカーから感染したわけではなく、肺炎球菌かインフルエンザが原因だろうと診断した。

どうやらこの隔離されていたウォーカー(チャリー)は夢遊病があり、自分から鍵を閉めて寝ていた所、病気により亡くなって転化していたので、リックが発見するまで外に出ることが出来なかったらしい。しかしダリルは昼間は元気に歩くチャリーの姿を見ていた。一晩で病気で死ぬことに疑問を持っていた。

リックは家畜の豚や森でイノシシが死んでいた事を話し、ハーシェルは豚や鳥が媒介者となって感染したのではないかと推測し、家畜の処分を提案した。

 

インド系の男性はこの病死した2人(チャリーとパトリック)で食い止められるかもしれないと言うが、その場にいたボブが他に誰か感染してないとも限らないと冷静に話した。ボブの言う通り、刑務所の仲間全員に感染の可能性があった。

 

 

 

ライアンの幼い2人の娘を連れて、ライアンの元へとやってきたキャロル。妹は「パパ、ドクターを呼んで」と泣くが、キャロルは「噛まれたの。もう手遅れよ」と厳しい現実を話した。姉妹はライアンの手を握り、ライアンも「妹を頼むぞ」と握り返した。泣く妹に対し、姉(リジ―)はしっかりしていた。「パパ」と呼ぶ姉妹に反応しなくなったライアン。握っていた手に力が入らなくなった事に気が付いた姉妹をキャロルは「分かって。すべきことをしなくちゃ」と部屋から追い出す。

リジ―がキャロルの腕を掴み、「わたしたちが…」と妹の顔を見て、まだ6・7歳の少女が言い出した。4・5歳の妹は「イヤよ。できない」と泣くが、リジ―は「あなたが教えてくれた」とキャロルに言うと、落ち着いた様子でキャロルからナイフを受け取った。

 

ナイフを受け取った冷静に見えていたリジ―だったが、いざ父親を目の前に動けず、握っていたナイフを落としてしまう。過呼吸のようになってしまったリジ―に妹は「花をみるのよ。1.2.3」と声をかけて姉のリジ―を落ち着かせる。転化してしまうかもしれず、待っていられなかったキャロルは「花を見てて」と姉妹に声をかけると、ライアンに最後の処置をした。姉妹は「きゃぁ」と声を上げながら花を見て、ライアンの方を見る事は出来なかった。姉妹は2人抱きしめあいながら泣き、キャロルも2人を抱きしめた。

 

 

 

 

脚を痛めて歩くのもやっとのミショーンを抱えて歩いてきたマギーとカール。カールは前方にリックを発見すると、走ってリックに抱きついた。「出てこないから心配した」と泣くカールにリックは「大丈夫だ。何ともない」と抱きしめ、離れているようにリックに言った。カールは仕方がなく銃を使った事をリックに報告すると、ミショーンも自分が倒れたからだとカールを弁護した。

中で何があったのか聞くマギーに、リックは昨夜パトリックが風邪をこじらせ死んでウォーカーになったと説明した。そして、パトリックと友達だったカールはショックを受け、リックはカールに声をかけた。ミショーンとマギーにもグレンやハーシェルは無事だが、他にも感染の恐れがあるからしばらく近づかないように言った。

 

 

 

キャロルやダリルなど委員が集まって会議をしていた。キャロルは元気だったパトリックやチャリーが突然一晩で死んでしまった事に疑問を感じていた。感染の可能性が全員にある事で、対応に困っていた。ハーシェルは「この病原菌は死を招く恐れがあり、感染経路は分からない。他に症状が出てる者は?」と聞いた。ハーシェルはまずD棟の者たちを移動させ、除菌も今は危険だと言った。キャロルが「A棟はどう?」とD棟の人たちの移動場所を提案したが、その場所は以前死刑囚監房として使われていた場所だとグレンがは反対した。しかしダリルは汚染されていないなら…とキャロルに賛成し、インド系の男性(ドクター)の意見を聞こうと提案した。会議中、咳をする声が聞こえ、委員の皆は反応する。

 

 

扉の向こうで、カレンが咳をしていた。付き添うタイリースが大丈夫かと声をかけたが、カレンは軽く大丈夫と答えていた。

キャロルが部屋を出てカレンに「本当に?具合が悪そう」と声をかけた。

タイリースが自分の部屋で休ませると言うと、ハーシェルが止めた。事情が分からないカレンは不安そうな顔で理由を聞くと、委員たちは言いづらそうに顔を見合った。

グレンが「パトリックの死因はインフルエンザらしい」と伝えると、ハーシェルもジュディスに映ったら困るから、感染の可能性がある者には近寄らせないとハッキリと言った。死因が分かったなら対処できると軽々しく言うタイリースに、ハーシェルは対策を検討中だからその間離れててほしいとお願いした。カレンはドクターに見てもらい必要な処置をすると約束すると、カレンはデイビットも咳をしていたと報告した。

グレンは急いでデイビットを捜しに行き、サシャはカレンとタイリースを空いてる独房へと案内するため連れて行った。

 

亡くなった者を埋めるというダリルに、ハーシェルは手袋とマスクをする様にアドバイスをして、委員たちによる会議は終了した。その場から動こうとしないキャロルにダリルが声をかけるとリジ―とミカ(ライアンの娘の姉妹)がパトリックと一緒にいた事をキャロルは心配していた。2人の感染を心配するキャロルに、「みんなそうだ」と答えたダリル。しまった。

 

 

フェンスの向こう側の大量のウォーカーを見つめる妹ミカ。キャロルがライアンを埋葬すると2人を呼び、父親に花をあげてと声をかけた。何も話そうとしない姉リジ―に、キチンと話そうと声をかけるが、リジ―はキャロルを無視してどこか行こうとする。

「娘と思って世話をしてと言われた」とライアンに頼まれた事を告げるけれど、リジ―は積まれた遺体を見て涙をこらえていた。キャロルはリジ―の腕を掴み「厳しい事を言うわ。あなたは弱い。勇気を持って素早く行動しなきゃ」と言った。泣くリジ―に「命が懸かってる」と厳しく言うキャロル。リジ―は「死んじゃった…」と泣き、キャロルは「えぇ残念だわ。生きるために強くなるのよ」と抱きしめた。リジ―はまだ泣きながら「死んだ。特別だったのに。どうしてニックを殺したの?」と言った。妹のミカが「バカね」と言うとリジ―は泣きながら走って行ってしまった。

 

 

「ニック?」父親が死んでショックになっていると思っていたキャロルは誰の事か分からず困惑した。ミカはリジ―は混乱してるだけで弱くはないと弁護し、姉を追いかけて行った。

 

 

 

墓を掘るダリルにリックは、事件が発覚した時に真っ先に駆け付けたダリルにお礼を言った。リックはその時銃を持っていなかった。ダリルは今までリックに頼りっぱなしだったと遠回しにお礼を言った。墓掘りを手伝おうとスコップを持ったリックに、ダリルは会議に参加しろと言った。しかしリックは今まで何度も道を誤り、息子さえも導けない自分には会議に参加する資格がないと言う。ダリルは好きにしろと言うが、何かあった時シャベルで戦うのか?と皮肉を言った。

 

 

墓掘りしているリックとダリルを大声でマギーが呼ぶ。リックとダリルが目線をやると、集まったウォーカーでフェンスが倒れそうになっていた。急いでリック達が向かい、フェンスの中からウォーカーを倒す。けれど銃声に集まってきたウォーカーの数は予想以上だった。手分けをしてウォーカーを倒す。

 

 

 

独房ではジュディスの世話をしているベスが、ミショーンに今の現状を聞いた。死者を運び出していると答えたミショーンに、ベスは死者が誰かは聞きたくないが、ミショーンは戻ったと前向きに話した。しかし、ミショーンは何故か自分を責めていた。「私はバカだった。救う価値などない。2人を危険な目に…」とネガティブな発言をするミショーンに、ベスは「仲間のためなら危険だって冒すわ。子供も死んだ?未亡人や孤児とは言うけど、子供を亡くした親は?何て呼べばいい?」と泣き出したジュディスを抱き上げた。ミショーンの頭の中でジュディスの泣き声がこだましていた。

 

 

フェンスの倒壊を防ごうと、鋭い棒を片手にウォーカーを退治していく。サシャがフェンス近くでネズミ数体の死体を発見した。誰かがウォーカーにエサをあげていた事を知った。

その時フェンスが倒れそうになる。倒れそうなフェンスによじ登り、重さでフェンスはさらに倒れそうになる。手で押さえ何とかしようとするが、もうフェンスは限界だった。

リックは何かを思いつくと、少し考えたがダリルに車を回すように頼んだ。

 

 

刑務所の中ではカールが犠牲になった者のお墓の看板を作っていた。キャロルがカールに図書館で見た事をリックに話したか聞いた。カールはリックには言ってなかった。キャロルは子供たちに生きる術を教えたいと気持ちを言うが、教えている子供たちの親たちはそのことを知らない。キャロルは親たちに言ったら反対されるかもしれないから言っていなかった。カールは冷たく「僕には関係ない」と言うが、キャロルは「あなたと私の問題よ」と言い出す。キャロルはカールがリックに話してしまう事を恐れていた。ウソはつきたくないと言ったカールに、キャロルはウソは言わなくてもいいから、何も言わないでほしいと頼んだ。

 

 

ミショーンは独房の中で筋トレをしていた。するとベスの歌が聞こえてきた。筋トレをやめ、ジュディスをあやしながら歌うベスに「それが子守歌?」と話しかけた。ベスは「好きな歌を歌う。木からゆりかごが落ちる歌よりいいでしょ?」と言った。ミショーンが聞いた理由は、ベスが歌っていたのは悲劇的な歌だったからだ。その時ジュディスがベスの肩で吐いてしまい、ベスはミショーンにジュディスを抱いててほしいと気軽に頼んだ。

しかしミショーンは「イヤだ」と強く断った。驚いたベスだったが、ミショーンにジュディスを渡し出て行く。ミショーンのジュディスへの扱いは抱くというよりは持つという方が正しかった。持っているジュディスの顔を見たミショーンは、切なそうにそして優しい顔になり、微笑みながらジュディスに顔をつけて抱きしめた。そしてジュディスを抱きながら泣くミショーン。

タオルを持って戻ってきたベスはその光景を見て、見てないフリをして立ち去った。

 

 

 

リックとダリルがトラックにのりフェンスの外へとやってきた。リック達が来たことにより集まるウォーカー達。ダリルが「急げ」と言うと、リックは大きな箱の中から生きた豚を取り出し、体をナイフで傷つけた。そしてその豚を外に放す。ウォーカー達は豚に群がった。そして車をはしらせ、刑務所から少し離れるとまた豚を取り出し外に放した。何体もの豚をウォーカーのエサにし、刑務所からウォーカーを遠ざける。

その間にグレン達は倒れかけていたフェンスを直した。

リックの顔は傷をつけた豚の返り血で赤くなっていた。

 

 

 

リジ―とミカは遠くからウォーカーを観察していた。フェンスにかじりついて見る姉妹に「あれはウォーカーよ」とキャロルが話しかける。「ニックもそう。同情する必要はない。お父さんとは違う。愛する人だから」キャロルが言うとリジ―は「えぇ」と返事をした。キャロルは足元に生えていた花をリジ―の耳にかけてあげた。そしてナイフをこっそりリジ―に渡す。リジ―もこっそり受け取ると、腰にしまった。

 

 

豚がいなくなった家畜小屋をリックは解体していた。そこへカールがやってきたが、リックは「近寄るな」と感染を心配して遠ざけようとする。カールは豚が感染源なのか聞くと、リックは人間から映ったのかもしれないと話した。そしてリックは念のためジュディスには近づかないようにカールに言った。リックが守るために豚を始末した事をカールはちゃんと理解していた。

そしてカールはキャロルが子供たちに武器の使い方や殺した方を教えていると報告した。子供たちの親は知らず、リックにも言うなと口止めされたことまでしゃべった。カールは自分の武器の使用も認めて欲しいとお願いした。

リックはよく言ってくれたと言い、キャロルの行動にも何も言わないし、止めないと言った。そしてリックは豚小屋にガソリンをかけると火をつけて燃やした。

リックはカールに銃を渡し、そして外していた自分の腰にもガンホルダーを巻いた。カールの頭を撫で、燃える火を見た。リックは豚の血で汚れたシャツを燃える畜舎に投げ入れた。ふと、フェンスをみると先ほど遠ざけたウォーカー達が戻り、もうフェンスを揺らしていた。

 

 

 

刑務所では咳の症状が出ていたカレンを見舞う為、タイリースが隔離されている独房にきた。しかしカレンがいたはずの部屋は血で汚れていた。しかしカレンの姿はない。部屋から続く赤い血を頼りに外へ出ると、そこにはまる焦げになった2体の遺体があった。タイリースが恐る恐る近づく。そしてまだ火がくすぶっている遺体の側で崩れ落ちるように座ると、その遺体の腕にはカレンがしていたブレスレットがついていた。その遺体がカレンだと確信した瞬間だった…。

 

 

感想

 

ついにでた!病死!!リックが「みんな感染してる」と言った時からずっといつかはあるだろうと予測していた病死。誰かが脳出血になって気が付かなかったらどうするんだろうくらいにしか考えてなかったけど…。まさかのインフルエンザ。インフルエンザ菌はそんなに強いんだね…。しかし、こんな世界で頑張って生き残ってきたのにインフルエンザで死ぬとか…ちょっと可哀想。普通なら治る病気なのに…

 

そして運悪くパトリックも喉を噛むもんだから叫び声が出せず2体に増殖。怖すぎ‥。おちおち寝ていられないよね。ていうか、インド系の男性の事をドクターとか呼んでたけど、医者なの?医者ならすぐ委員にでも入れて環境整えようよ!タミフル捜しに行こうよ(笑)

 

今回は少し地味回だったね。もう一つの危機がフェンス倒れそう問題だもの…。考えたんだけど、昔の城みたいに刑務所のフェンスの周りに穴掘ったらどうかな?日本の城の周りはお堀で池があるから近づきづらいんでしょ?かなりいい案だと思うんだけど。。

 

それはどうでもいいとして、謎なのはキャロル。ちょっと怖い。あんな小さい子に父親の始末させようとするとか頭おかしい。ウォーカー退治のための護身術は分かるけど…。実の父親を‥って考えるとキャロル暴走ぎみだと思うけど。そして実の娘のように世話してと頼んだライアンも何故か図々しく感じる話し方で違和感。

幼い姉妹も少し変。リジ―が父親が死んだ事より名前をつけて遊んでたニック(ウォーカー)が殺された事の方がショック受けてるし…。少し奇妙。

 

 

今回のカールは少し幼く感じました。銃を取られてるせいなのか分からないけど、リックを心配して駆け寄るシーンとか、リックに話しかけるシーンとか…。

生意気カールが更生したのかな???

 

 

来週は何かあるとわかる終わり方だったよね‥。カレン……。

燃やされた?アメリカ人って遺体を燃やすってNGなんだよね。土葬の国だもんね。だからかなり屈辱的な事なんじゃないかなー。今までも仲間だけは燃やさずに埋めてきたもんね…。とにかくタイリースが心配。

優しいタイリースが激怒する回??

ウォーキング・デッド コンパクト DVDーBOX シーズン4

ウォーキング・デッド コンパクト DVDーBOX シーズン4

 

 

 

 

 

次のエピソードはこちら

kaigaidorama.hatenablog.jp

 

 

 

ウォーキングデッド シーズン6  エピソード一覧

f:id:mtomocha33:20171025135218p:plain

シーズン6 エピソード一覧表

 

EP1 First Time Again(導かれし屍たち)

EP2 JSS(不意打ち)

EP3 Thank You(逃げ場のない道)

EP4 Here's Not Here(師の教え)

EP5 Now(波打つ不安) 

EP6 Always Accountable(迷いの森)

EP7 Heads Up(生かされる命)

EP8 Start to Finish(雪崩)

EP9 No Way Out(死人を探せ)

EP10 The Next World(ジーザスと名乗る男)

EP11 Knots Untie(未知なる世界)

EP12 Not Tomorrow Yet(殺めるべき者) 

EP13 The Same Boat(張り詰めた糸)

EP14 Twice as Far(強く在るために)

EP15 East(巡る因果)

EP16 Last Day on Earth(悪魔の口笛)

 

 

シーズン1 エピソード一覧はこちら

シーズン2 エピソード一覧はこちら

シーズン3 エピソード一覧はこちら

シーズン4 エピソード一覧はこちら

シーズン5 エピソード一覧はこちら

 

 

 

Huluウォーキングデットページはこちら

 

【ウォーキング・デッド シーズン4】1話「嵐の前の静けさ」 ストーリー・感想

f:id:mtomocha33:20171025112955p:plain

The Walking Dead(ウォーキング・デッド)

 

 

1話ごとのあらすじや感想を書いていきます。

※ネタバレあります。

 

前回のエピソードはこちら

kaigaidorama.hatenablog.jp

 

 

  《Hulu》ウォーキングデットページはこちら

 

 

シーズン4 エピソード1

題:嵐の前の静けさ(30 Days without an Accident)

 

 

 

刑務所からリックが出てきた。ドラム缶に貯めた水で顔を洗うと、刑務所の庭へと笑顔で歩いて行った。以前とは違い庭には手作り感のある建物があった。

リックは鍬を持ち、畑を耕す。その畑で作物を育てていた。

相変わらずフェンスの向こうにはウォーカーの姿があったが、自給自足のような生活に満足している表情のリックだった。

 

 

 

刑務所ではウッドベリーからやってきた人々との共同生活が始まっていた。カールは朝まで漫画を読み、食料の家畜にカールが名前をつけてリックが注意する。生活らしい生活をおくっていた。しかしカールが名前をつけた"バイオレット"という名前の豚は少し元気がなく、リックは心配をする。

 

大きなコミュニティとなった刑務所では、仮設のように作られたキッチンでキャロルが料理をしていた。キャロルはダリルとキッチンを離れる為、メガネの少年にキッチンの仕事を頼んだ。その少年は昨夜食べたシカのごちそうのお礼を狩りをしたダリルに言い、ダリルに握手を求めた。ウッドベリーの住人達を助けたリックやダリルは人気者となっているようだった。

 

 

フェンスにむらがるウォーカーをフェンスの中から退治していたが、ウォーカーは変わらず集まってきて、イタチごっこのようだった。

 

 

 

ダリルを呼び出したキャロルは、ダリルに物資調達に大勢で行くべきか尋ねた。下見をした場所に行こうと考えているダリルに、キャロルはどんどん集まってくるウォーカーの現状を遠くから見せた。そしてフェンスの倒壊の危険性があるから対策を練って欲しいとダリルに頼んだ。キャロルは少年に握手を求められたダリルを"モテ男さん"と呼んでからかった。

 

 

独房では、眠りからグレンとマギーが起きた。しかしグレンは浮かない顔でマギー食料調達へ行かなくてもいいと言い出していた。グレンはマギーを危険な目に合わせたくなかった。マギーは防護服があると言うが、グレンは今日は行かなくてもいいと言い、マギーも納得した。

 

 

倒しても倒しても増えるフェンスの向こう側のウォーカー。退治の仕事をしていたカレンにタイリースは物資調達に行くことを伝えた。タイリースは相変わらず信念を大切にしていた。フェンスの中から命を奪うのは、ウォーカーの顔を見てしまって嫌だと言うと、自分は別の事でコミュニティに貢献したいと言った。タイリースはカレンを見習って今まで進んでコミュニティの事を考えて仕事を率先してやってきた。カレンに気があるそぶりのタイリース。そんたタイリースにカレンも熱いキスをした。嬉しそうな表情で去っていくタイリース。

 

 

そしてベスにも恋人ができていた。その少年はベスにキスをすると、ダリル達を委員と呼び、自分も人手が足りないから委員と一緒に物資調達に行くことにしたと言った。危険な仕事の前にベスに会いに来た少年に、ベスもキスで返した。

 

 

物資調達の為車に荷物を積み準備しているサシャに、黒人ボブが近づいてきた。一週間もただ飯を食べているから、一緒に調達に行きたいと言うボブ。ずっと1人だったらしいボブに、サシャは団体行動できる?と聞いた。どうやらボブはウッドベリーの住人ではなく、1人でこのコミュニティに加わった新しい仲間らしい。ダリルもタイリースもサシャの言い分は大げさだと感じ、一緒に行く事には賛成の様子だった。ボブは元軍医だったらしく、多数決でボブは調達チームに参加する事となった。

 

 

 

畑の葉っぱを見て、ハーシェルはリックにアドバイスをしていた。ハーシェルは余分な葉っぱを摘み、栄養を実に届け、摘んだ葉をまた畑に植えて成長させると手本を見せた。その時口笛が鳴り、リックはハーシェルの話の途中で急いで行ってしまった。

 

 

その口笛は森の中で馬にまたがるミショーンからだった。リックとカールが急いでゲートを開けると、ミショーンが刑務所へと戻ってきた。ウォーカーが入ってこない様にうまく工夫して入口が造られていた。

ミショーンはお土産だとカールに漫画を渡し、リックにも何か機械を渡した。ミショーンは冴えない顔のリックに気が付き、理由を聞いた。リックはミショーンにしばらくはここにいるか?と尋ねると、ミショーンは少しの間はと答えた。丁度その時物資調達組が出発していくところだった。ダリルがバイクを止めると、ミショーンは「奴はまだ。メーコンに行く」と言った。どうやらミショーンは1人で総督を探しているらしい。約100キロ先まで捜しに行くつもりのミショーンに、ダリルは少し驚いていた。

 

ダリルは物資調達に行くと言い、リックも食料調達のために仕掛けた罠を見に行くと言ったが、戻ったばかりのミショーンが罠を見に行くと言い出した。近くにいたカールが戻ったばかりなのに…と言うが、「戻ってくるよ」というとミショーンは行ってしまった。

 

 

罠を見に行きたそうなカールに、漫画を読むだけではなく仕事や、子供らしく"本読み"にも行けとリックが言うと、カールは少し不満気な顔をした。

 

ハーシェルはカールとリックとのやり取りを見ていて、もっとカールの側にいるようにアドバイスした。ハーシェルは今までリーダーとして食料調達は十分やってくれたと言い、他の委員のキャロル、グレン、ダリル、サシャも同意見だと言った。そして、外へ出る時は銃を持って行って欲しいと言うが、リックはナイフがあり銃は無意味だと言った。

ハーシェルはリックに身を守るために銃を持つようにもう一度念を押した。

 

 

仕掛けた罠を確認しにきたリックは、森の奥へと進んでいく。森の中では何故か死んでいるイノシシの死体があった。そして、そのイノシシに駆け寄る1人の女性の姿を見たリックは、急いで隠れた。そして見つからないように立ち去ろうとするが、その女性に呼び止められる。

「待って。お願い。お願いよ。助けてください」

青白く痩せた女性は立ち上がり言った。

「赤の他人だから怪しいだろうけど、夫の所へ運ぶのを手伝って。何日も食べてない」

 

 

リックは少し迷うが、その女性の元へ行きバッグから食料を取り出すと、女性に差し出した。女性は恐る恐る受け取り「ありがとう」と言った。

「キャンプがあるの?」女性が聞き、リックもあると答えた。泣きそうになりながら仲間に入れて欲しいという女性に、リックは旦那に会って3つ質問してから決めると言った。

女性は頷き、リックは女性が銃を持っていないか確認し、そして「バカなマネは絶対にするな」と脅し念を押した。リックは女性に身を守る為なのかナイフを渡した。

 

 

 

ウッドベリーから来た子供たちは元気な声を上げ、フェンスの向こう側のウォーカーに名前をつけていた。その様子を目撃したカールは「死人に名前はいらない」と言うが、ある一人の女の子は「死んでない。違うだけ」と意味不明な事を言った。カールは「何言ってんだ。喋らないし、考えもしないし、人を殺して食べるんだぞ」と現実を教えた。しかしその女の子は「人殺しにも名前はある」と引き下がらない。その女の子はウォーカーが人を殺すのを見た事があるにもかかわらず、ウォーカーを恐れてはいなかった。

カールは「人間でもペットでもない。名前をつけるな」と怒ると、その子は図書館へと行ってしまった。

 

 

物資調達に来ていたダリルは、目星をつけていた場所へと来ていた。軍がフェンスを作ったらしいこの場所は、先週下見に来たときはフェンスの中にウォーカーがいたらしい。

しかし、ラジカセから音を流しウォーカーをフェンスの外へとおびき出していた。おかげで、ウォーカーのいなくなっていた。中へと進むと、軍のテントがあった。その中や側には、息絶えた者の亡骸があった。

ダリルは建物の扉をノックし、中にいるかもしれないウォーカーをおびき寄せる為に少し待機するように指示した。待機する間、ベスの彼氏はダリルの昔の職業が分かったと呑気に話し始めた。どうやら6週間も前からそのクイズをやっているが、いまだに当たってないらしい。「刑務所での振る舞い方…追跡が得意で人を助けてる。なのに何て言うか…不愛想だ。だから、殺人課の刑事」ベスの彼氏が言うと、思わずミショーンが吹き出して笑った。ダリルは不思議そうな顔で何で笑うのか聞くと、ミショーンは「別に、ごもっともだよ」とからかった。

 

ダリルは「当たり。潜入捜査官だ」と答えると、ベスの彼氏は正解したことに驚いた。ダリルは地獄を見てきたから言わなかったと言い、少し笑った。ダリルの表情でウソだと気付いたベスの彼氏は、また挑戦すると笑った。

 

ダリル達が談笑していると、ダリルがもたれかかっている建物のガラスの向こうからウォーカーがうめき声を上げた。物音におびき出されたウォーカーを倒すと、サシャが「隊列を崩さないで。倒したら物資を。質問は?」とまるでリーダーの様で、少しタイリースは不満気に嫌味を言った。

 

 

建物の中へと慎重に進むが、ボブだけは倒したウォーカーを見つめて少し遅れをとって建物の中へと入って行った。ダリル達が侵入した建物の屋上には墜落した軍のヘリコプターの残骸と大量のウォーカーの姿があったが、ダリル達は気づいていない。

 

 

森の中を謎の女性と進むリック。女性はハネムーンに向かう途中空港が閉鎖され、閉じ込められ4日目にウォーカーが襲ってきたと、終末の世界に気付いた時の話をしていた。女性の旦那の名前はエディ。今は2人きりになってしまったらしい。女性は何度もエディに助けられてきたと語ると、エディがいなかったら自分はいないと言った。リックは「生きるために何をした?」と聞くと、動物の死骸や腐った果物など何でも食べ、助けを求める人から隠れて見捨ててきたと答えた。

 

 

暗いスーパーの建物内に侵入した物資調達組は、懐中電灯を頼りに必要な物資を集めていた。酒瓶を見つけたボブは天井から落ちる水滴に気が付くが、そのまま酒瓶を手に取り、何か悩むように瓶を見つめた。思い直したように瓶を棚に戻した瞬間、その棚が崩れた。

そして酒瓶が積まれた棚の下敷きになったボブ。

 

 

屋上では棚が倒れる大きな音におびき寄せられ、ウォーカーが音の鳴った方へと集まろうとしていた。

 

 

下敷きになったボブは足を挟まれて身動きが取れなくなっていた。ダリルやタイリースが棚を持ち上げてボブを救出しようとする。

 

 

 

 

その時、屋上を歩くウォーカーの地面が抜けた。

 

 

 

朽ち果てた天井の上をウォーカーが歩いたため、天井が抜けてしまったのだ。屋上にいたウォーカーが宙づりになる。グレン達は急いで逃げようとするが、ボブはまだ足が挟まっていて身動きが取れなかった。警戒をする物資調達組だが、朽ち果てた天井はどんどん壊れて次々とウォーカーが落ちてくる。ついにボブの上の天井も抜けウォーカーが落ちてきそうになり、ボブは大声で助けを呼んだ。

 

 

 

一方、森を歩くリックは女性と相変わらず世間話をしていた。女性がエディと自分のように生きるためにヒドイ行動をしてきたか聞くと、リックは何も答えない。ツライ記憶から立ち直れるか聞く女性に、リックは「そう願う」と答えた。

 

 

次々と天井に穴が開いてウォーカーが落ちてくるスーパーで、パニックに陥っていた。想像もよらない場所から落ちてくるウォーカーに悪戦苦闘する中、身動きの取れないボブに這って近づいてくるウォーカーが1体。「誰か」と大声で助けを呼ぶボブ。しかし、みな自分の事が精一杯で助けに行ける状態ではなかった。ダリルはウォーカーに囲まれて、酒のケースの上にのぼりウォーカーに立ち向かっていた。ダリルに付きまとうウォーカーをグレンが退治すると、グレンは天井の異変に気が付いた。

 

屋上に墜落していたヘリコプターが落ちてきそうになっていた。

「下りろ」とグレンが言うと、ケースの上に上っていたダリルは急いで非難した。

 

這って近づくウォーカーが目の前まできたボブは、手でウォーカーの頭を押さえて防御する。間一髪のところでダリルが間に合い、ベスの彼氏と協力して挟まっていたボブを救出した。

 

いつヘリコプターが落ちてもおかしくなかった。

 

ボブを救出したベスの彼氏(ザック)だったが、思わぬところから出てきたウォーカーに足を掴まれて噛まれてしまう。逃げようとしていたダリル達みんな、ザックの叫び声に一瞬止まる。グレンが「ザック」と叫ぶが、今にもヘリコプターが墜落しそうなグレン達にはどうする事も出来ず、急いで逃げる事に。

その瞬間天井が崩れ始め、ヘリコプターが落ちてきたが、間一髪ダリル達物資調達組は間に合った。

 

 

 

リックを夫エディの元まで案内する女性はあるテントにリックを案内した。「エディ、無事だったのね」と声をかけリックを紹介する。「もう大丈夫よ」そう声をかける女性の目の前には誰の姿もない。リックはテントなど見渡すがエディの姿はなく、異変を感じた。

次の瞬間、女性はリックにナイフで襲いかかってきた。リックは攻撃をかわし、そして銃を向けた。

「イノシシを運ぶよりあなたを連れてきた方が早いから。彼は飢えてるの。生きてるものを食べさせなきゃ。彼がいなきゃダメと言ったでしょ。だから一緒にいたの。間違ってたわ。こんなのできない。あなたならできる。彼と同じ姿にさせて。終わらせないで」

と女性は泣きながらリックに頼んだ。

「無理だ」というリックに、自分のお腹にナイフを向けた女性は「彼といさせて」とそのままお腹を刺した。「やめろ」と叫んだリックの声は届かなかった。

 

倒れこんだ女性に、リックは近くに座り込み途方に暮れた。

女性は苦しそうに倒れながら「何だったの?質問は…3つの質問は?」と聞いた。リックは泣きながら「殺したウォーカーの数は?」と質問の1つを言うと、女性は声を絞り出し「エディが全部殺した。そのあとは…?」と2つ目の質問を聞いた。

「殺した人間の数は?」リックが言うと「私だけ。自分だけよ」と答えた。リックは絶望した顔で「なぜ。なぜだ」と女性に聞くと「立ち直る事なんてできない。立ち直れない。あんな…。絶対に…」と苦しそうに言いながら女性は息を引き取った。

座り込んでいたリックが、女性がエディと呼んでいた荷物があった場所に目をやると、その中に1つの袋がかすかに動いていた。リックは女性にその袋と同じような布をかぶせると、帰って行った。

 

 

 

刑務所ではキャロルが図書館で子供たちに本の読み聞かせをしていた。リックが言っていた"本読み"はこれだろう。カールは本読みの最中にこっそり図書館に忍び込んでいた。

一緒に本読みをしていた大人の男性が退出すると、急にキャロルは本読みをやめた。子供たちにナイフの勉強だと言って、安全にナイフを使う方法や護身術を教えると言い出した。しかしカールと同年代のメガネの少年は「退席します」と言い出した。戦いに慣れていない少年は、ナイフや護身術などを嫌っていた。外で1人だったら?と身を守る方法を教えたいキャロルだったが、少年は気分がすぐれないと言い退席していった。

 

残された少女や小さい子に持ち方や刺し方、切り方や狙いどころを話そうとするキャロル。その様子を見ていた図書館に忍び込んだカールが、いきなり立ち上がりキャロルはビックリする。

「お父さんには言わないで」キャロルはお願いするが、カールは黙って図書館を出て行った。

 

 

 

相変わらずフェンスの周りにはウォーカーが集まっていた。刑務所に戻っていたリックはウォーカーを見て何か考えるように立ち止まるが、すぐに豚にエサをやろうと畜舎にきた。すると朝元気のなかった"バイオレット"が森の中で倒れていたイノシシと同じように死んでいた。リックはエサを下に置くと、何か異常が起きている事に気が付いた。

 

 

夜、独房で裁縫をするカレンの元を訪れたタイリース。「向こうはつらくて…」と言うと、カレンはタイリースを抱きしめた。

一方グレンもベッドで横たわり、マギーに話をしていた。ザックがなくなった事をダリルがベスに言うらしく、昼間起きた事のショックを引きづっていた。マギーはベスの様子を見に行こうとした時、マギーは振り返り「妊娠してない」と言った。「本当?よかった」とホッとするグレンに「できてたってよかった。育てられる」と自信満々にマギーが言った。

グレンは弱気な声で「今日のことがあったのに?ローリだって…」と言うと、マギーは「生きる事を恐れたくない」と言った。手を繋ぎ合ったままグレンは「恐れるからこそ生きられる」と自分の考えを言うと「それじゃ息してるだけ」とマギーは答えた。

 

 

独房で横になるベスの元を尋ねたダリルは、「どうしたの?」というベスに「ザックが…」と切り出した。その先を言えないダリルに、全て気付いたベスは「死んだ?」と直球で言うと続けて「分かった」とベットから体を起こした。

そして部屋の"無事故継続 30日"という札を、"無事故継続 0日"に直した。ただ部屋の外で立っているダリルに「何?」と聞いたベスは「もう泣かない。彼と出会えてよかった」と言った。「俺もだ」と言ったダリルに、逆にベスが「大丈夫?」と声をかける。「人を失う事に疲れた」と言ったダリルをベスは抱きしめた。

 

 

ミショーンは総督を探すため、地図で100キロ先のメーコンを見ていた。

 

 

 

「自分を責めるな。誰にも助けられなかった。彼女は正気じゃなかった。君は違う」

ジュディスを抱くリックが昼間の森での出来事を、ハーシェルに相談していた。リックは以前の自分の状態と彼女が近くて助けたかった。自分と姿と重ねていた。ハーシェルは「君は立ち直った。君の息子もだ。必ず立ち直れる」と励ました。

 

 

夜中、それぞれが眠る独房で、図書館で気分がすぐれないと言っていたメガネの少年が、辛そうに起きてどこかへ歩いて行った。ゴホゴホと咳をする少年は、何とかトイレやお風呂まで自力でやってきたがフラフラしていた。服を着たまま井戸のポンプを引き、シャワーを浴びた少年は、バタッとシャワーを出したまま倒れこんでしまった。

真っ暗な刑務所で、勢いよく出ていたシャワーが止まり、水滴だけがポタポタと落ちた。

少年は血を吐いたまま倒れていた。

 

倒れたまま少年の目が開いた。

 

その目は転化してしまったウォーカーの目だった。

 

 

感想

 

シーズン4スタートです!

前回ウッドベリーからの住人も増えて、家畜に畑とかのんびりな感じでスタートだと思ってた…。ま、前半はのんびりだったけど、やっぱりさすがウォーキングデッドですね。

のんびりなんてある訳ない(笑)タイリース×カレン、ベス×ザックの恋人ペアも出来てて、どんな状態でも恋愛をかかさないアメリカ感が強かったけどね。

 

 

まずはリックと謎の女。

怪しい雰囲気しかなかったから、逆によくリックついていくなーと思ってたし(笑)多分汚れだろうけど、アバター並みに色が変わってて同じ人間とは思えなかった。

でも、最後切なくなった。

怪しい人じゃなくて、大切な人の死を受け止めれずもがいてた女性だったんだね。しかも自分でもそれに気が付いてた…。彼女が死んでから動いてる袋にリックが気が付くシーンがあるんだけど、多分あの袋の中身はウォーカーに転化した旦那:エディ。彼女は死んだイノシシじゃなくて、生きたリックをエディに食べさせないと‥。って思っての今回の行動だね。そしてそんな自分の行動はイケない事で、やりたくないけど、辛さを受け止められなかったんだ…。

ローリを失くして幻覚を見てたリックには、確かに他人事じゃないね…。

名前も最後まで分からなかったけど、切ない終わりだったな……。

 

そして、物資調達組。

ダリル、ミショーン、サシャ、タイリース、ザック、ボブ、グレンの7人かな。もうこのシーンはフラグ立ちまくってて、すぐにヘリ落ちてピンチになるなって気が付いちゃったからあんまりドキドキしなかった。今回から割と先が読める展開が多い……。驚きたいんだけど(笑)ボブは酒瓶を見つめてたけど、元アル中かな?今シーズン初登場とザックが亡くなってあんまりショックではないけど、ベスが心配だーなんて思ってたけど、ベス強くなった。昔自殺しようとしてた甘ちゃんとは別人。けど恋人死んだんだからもう少し泣いたりしてもいいんだよ~。(←誰目線w)

何気にサシャが強くて、委員とか呼ばれてるコミュニティの偉い人になっててビックリした(笑)

 

最初グレンは、身の危険を心配してマギーに調達に行かせなかったのかと思ってたけど、違ったね。妊娠の可能性があったんだね…。しかし女は強い。マギー強い。

ハーシェルの娘たちはしっかりしてて、考え方が立派。

だけど、やっぱりローリの件があるし、不安だよね…。分かるよ、グレン(笑)

 

 

今回フラグ立ちまくりだったからまとめてみた。

・死んだイノシシと死んだバイオレットは何か病気?

・ついでに最後死んでウォーカーになっていた少年も血を吐いてたし、病気?

・ミショーンが目指すメーコンに何かある?

・ボブは元アル中?

 

今回は感想長くなっちゃってすいませんw

 

 

ウォーキング・デッド コンパクト DVDーBOX シーズン4

ウォーキング・デッド コンパクト DVDーBOX シーズン4

 

 

 

 

次のエピソードはこちら

kaigaidorama.hatenablog.jp

 

 

 

ウォーキングデッド シーズン5  エピソード一覧

f:id:mtomocha33:20171025134805p:plain

シーズン5 エピソード一覧表

 

EP1 No Sanctuary(食うか食われるか)

EP2 Strangers(暗闇からの視線)

EP3 Four Walls and a Roof(神の裁き) 

EP4 Slabtown(朽ち果てた街で)

EP5 Self Help(愚直な前進)

EP6 Consumed(ふたり)

EP7 Crossed(救出作戦)

EP8 Coda(人質交換)

EP9 What Happened and What's Going on(弔いの帰郷)

EP10 Them(乱れる心)

EP11 The Distance(不審な男)

EP12 Remember(居住審査)

EP13 Forget(偽りの笑顔)

EP14 Spend(見捨てない)

EP15 Try(探り合い)

EP16 Conquer(古き友よ)

 

シーズン1 エピソード一覧はこちら

シーズン2 エピソード一覧はこちら

シーズン3 エピソード一覧はこちら

シーズン4 エピソード一覧はこちら

 

 

Huluウォーキングデットページはこちら

 

ウォーキングデッド シーズン4  エピソード一覧

f:id:mtomocha33:20171025112955p:plain

シーズン4 エピソード一覧表

 

EP1 30 Days without an Accident(嵐の前の静けさ)

EP2 Infected(新たな脅威)

EP3 Isolation(集団感染)

EP4   Indifference(傷だらけの絆)

EP5   Internment(遠のく希望)

EP6    Live Bait(葬られた過去)

EP7 Dead Weight(蘇る過去)

EP8 Too Far Gone(最期の決戦)

EP9 After(そして、独りに)

EP10 Inmates(生存者たち)

EP11 Claimed(危険なよそ者)

EP12 Still(本音の杯)

EP13 Alone(孤独と温もり)

EP14 The Grove(正気な狂気)

EP15 Us(トンネルの彼方へ)

EP16 A(終着駅)

 

シーズン1 エピソード一覧はこちら

シーズン2 エピソード一覧はこちら

シーズン3 エピソード一覧はこちら

 

 

 

Huluウォーキングデットページはこちら

 

スポンサーリンク