ウォーキング・デッド ブログ

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大好きなドラマThe Walking Ded をシーズン1からあらすじ・感想を書いています。※ネタバレあり

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【ウォーキング・デッド シーズン3】10話「宣戦布告」 ストーリー・感想

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The Walking Dead(ウォーキング・デッド)

 

 

1話ごとのあらすじや感想を書いていきます。

※ネタバレあります。

 

前回のエピソードはこちら

kaigaidorama.hatenablog.jp

 

 

《Hulu》ウォーキングデットページはこちら

 

 

 

シーズン3 エピソード10

題:宣戦布告(Home)

 

 

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静かな刑務所でリックは総督の報復に備えていた。

バリケードを作り、辺りの様子を双眼鏡で確認する。

ミショーンを確認できたが、リックの目はかすみ、焦点を合わせるように景色を見た。

リックも目にはまた白い服を着たローリが見えていた。

 

銃を肩にかけ、階段から降りたリックはローリのもとへ向かった。

お墓の前にたたずむローリに近づき目頭を押さえてもう一度確認すると、もうローリはいない。

周りを見渡してもローリはどこにもいない。

 

ため息をつくと、今度はフェンスのそばにローリの姿が見える。

白い服のローリを追いかけてリックはカギを開けて外へと出ていく。

リックはそっとローリに近づくと、ローリはリックの頬を優しく触れた

 

 

1人で謎の行動をとるリックをミショーンが不安げに見ていた。

 

 

 

タイヤを高く積み、ウッドベリーの町を男達が銃を構えながら守っていた。

 

アンドレアの部屋を総督が尋ねてきた。

総督はアンドレアの部屋に入ると、パニックになった住人達をなだめたアンドレアのスピーチを褒めた。アンドレアは少し不機嫌そうに「刑務所は?」と聞いた。

総督はリック達はもう来ないと考えていた。「報復は?」と聞くアンドレアに「しない。無意味だ」と答えた。総督は今までの自分の甘い考えで混乱を招き、リーダー失格だと反省の言葉を言った。

そして頭を整理するまでアンドレアに代役を務めて欲しいと言いだした。総督はアンドレアが刑務所の仲間を選ぶならば仕方がないが、街の為に君が必要だと言い残して部屋を出て行った。

 

 

森の中で食料を探していたダリルとメルルだったが、あまりうまくいっていない様子だった。メルルはダリルに「仲間に残飯漁れと教わったのか?」と挑発的な言葉を投げかけたりしていた。

メルルはダリルが少しづつ刑務所に近づき、誘導している事に気付いていた。ダリルは屋根も食料もトイレもある…と言うが、メルルは自分の居場所がない事を自覚していた。

そしてメルルは「どうせもう殺されてる」と言うと、ダリルは「断言できるか?」と返した。メルルは「お前の仲間は埋められてる」と言うと魚捕りへと向かい、ダリルは戸惑ったがメルルのいうがまま魚を捕りに行った。

 

 

刑務所ではグレンがカールからタイルース達の侵入経路を聞いていた。カールもタイリースから聞いた情報を話す。みんな報復に怯え、対策を練っていた。来ないかもしれない…と総督の事を知らないベスが言うと、ミショーンは総督は必ず来ると断言した。

グレンは意表を突いて先制攻撃を仕掛けて総督の頭をぶち抜くと、ミショーンに総督の部屋へと連れて行って欲しいと言い出した。総督への恨みのはれないグレンはミショーンに詰め寄り、ミショーンも頷いた。

 

しかし、ハーシェルは前回も意表を突いたはずだが、ダリルは捕らわれ、マギーは死ぬところだったとグレンを止めた。

制止を聞かないグレンに、ハーシェルはリックは認めないと言うと「彼に決定権があると?」とグレンは興奮していた。

ハーシェルはTドッグもローリも死んで、これ以上はムダ死にだと冷静になるように諭した。そしてハーシェルは奴らが来るならここを出ようと言い出した。

ダリルはハーシェルが片足になり赤ん坊がいる今の自分たちは、逃げる事は出来ないと反対した。父親と彼氏の言い争いを聞いていられなかったのか、マギーは何も言わずムスっとした表情で立ち去ってしまった。

グレンはハーシェルにここに留まって、襲撃に備えて防御しようと提案した。

グレンは計画を相談しようとした時、刑務所の監視を誰もしていない事に気付きイラっとしながら1人監視に向かった。グレンは明らかに気が立っていて暴走していた。

 

 

 

総督はミルトンの部屋を訪ねていた。総督はミルトンに向かって感謝の言葉を言ってから「ここの残るか?」と聞いた。ミルトンが「去る気はない」と答えると満足そうに笑って「専門家としてだけでなく、友としても頼りにしている」と言った。

ミルトンも総督の言葉に「同じ気持ちだ」と答えた。

そして「マルチネスは俺の為に体を張るが、お前は?」とミルトンの忠誠心を確かめた。ミルトンは「もちろん」と答えると、総督は「アンドレアの忠誠心はどこのあるのか…」と漏らした。

ミルトンはメルルと親しかったし、疑いたくなる気持ちは理解できると総督に理解を示すと、総督は怖い顔で「目を離すな」とミルトンに監視役を命じた。

 

 

街を巡回していたアンドレアだったがマルチネスが見当たらない。住人のカレンにマルチネスの居場所を聞いても何も教えてくれない。アンドレアはミルトンに総督の居場所を聞くと、はっきりしないものの言い方で外出していると答えたミルトン。アンドレアはハッキリ具体的に言うように責めると、また「外出?」と曖昧な答えを言ったので、アンドレアは怒って立ち去った。

 

 

刑務所では流れ込んできているウォーカーに手に負えなくなりそうな状況だった。グレンが車で外側から様子を見てくると言い出し、またもハーシェルが「許可すると思うか?」と止める。グレンは不満気に部屋を出ると、マギーのもとへと向かった。

 

「何してる?」の寝転がるマギーに声をかけるが、マギーは答えない。「ウォーカーの流れを探る。ちゃんと話そう。話してくれ」と言うと、やっとマギーが寝ころんだまま振り返り「何を話せばいい?」と言った。グレンは「何って?」と言葉に詰まると、マギーは「何を言えば?あいつに服を脱がされたと?後ろに回られ、体を押し付けられ、体中触られ、机に頭を打ち付けられたと?」と言った。

グレンは唾を飲み込み「奴は…」と話そうとすると、またマギーはグレンが話し終える前に話し始めた。

「レイプしたか?いいえ」と言うと起き上がり、ベッドに座った。

続けて「してない。これで満足?私が脱ぐか、あなたが手を切られるかだった。あなたはメルルに拷問されてた。どうしろと?」

 

グレンは「悪かった」とマギーに触れようとしたその手を、マギーは跳ねのけた。

そしてグレンを突き飛ばし「出てって。話したでしょ。出ってってよ」とグレンを追い出した。

 

 

キャロルとアクセルは外が見渡せる2階の中庭のフェンスに、何かあったら素早くかがめるようにとバリケードを立てていた。アクセルは冤罪で捕まっていた。アクセルは銃の扱い方も知らず、キャロルはアクセルに使い方を教えた。「大した女性だ」とアクセルが褒めるとキャロルは満面の笑顔になり、2人はとてもいい雰囲気だった。

 

 

 

森の中を歩くダリルとメルルは、どの方角に進んで今どのあたりにいるかで、意見が食い違いもめていた。メルルは西に進んできたと言い、ダリルは南へ進んできたと言う。メルルが賭けるか?などとたわいもしない会話をしていると、ダリルは赤ん坊の泣き声が聞こえた。メルルは動物だと言うが、ダリルが駆け寄ると、橋の上で数名がウォーカーに襲われていた。

 

メルルは食い物か女をよこさなきゃ助けないと卑劣な事を言うが、ダリルはメルルを無視して助けに向かった。

 

橋の上では銃を片手にウォーカーに立ち向かう男2名と、車の中でなく赤ん坊を抱えてただ祈る女性のがいた。男の1人が銃を落としてしまい、足を噛まれる寸前の所でダリルのボーガンの矢が男2人を救う。いきなり倒れたウォーカーに驚くと、ひるまずボーガンで次々とウォーカーを倒すダリルの姿が見えた。

 

落ちた銃を拾いって男たちもウォーカーを倒し、メルルも手伝う。ダリルは車の中で襲われかけてた赤ん坊と母親を助けた。男たちは英語ではない異国語を話していた。

 

ウォーカーを一掃したダリル達だったが、メルルが赤ん坊と母親の乗っている車に近づく。男の1人が何か話すが言葉が分からない。メルルは男に銃を向け「感謝の仕方も知らないのか?」と言った。ダリルはそっとメルルに近づき「やめろ」と止める。

 

メルルは車に入っている物資を漁り始めた。

 

ダリルは黙って見ていたが、男たちの顔を見て、思い直したのかメルルの背中にボーガンを向けた。「出ろ」とメルルに歯向かうと、メルルはまさか俺に言ってるのか?と言った。

ダリルはメルルにボーガンを向けながら、男たち今のうちに早く立ち去るように言った。

 

男たちは急いで車に乗り込むと、車を発射させた。

 

ようやくメルルから向けていたボーガンを下ろした。また森の中を進むダリルにメルルは自分を脅したことを怒っていた。ダリルは怯えていたし、赤ん坊がいたと怒鳴るとメルルはいなかったら見殺しにしたのか?と聞いた。

 

ダリルは手を繋がれたのも自業自得で、助けに戻ったのに手を切ったのは自分のせいだと今までの不満をメルルにぶちまけた。

メルルは初めのキャンプの時略奪する計画だったことをリックに言ってないだろう?と言い返した。

ダリルは子供の頃の話を持ち出し、メルルは手を失った事を根に持ち、兄弟喧嘩が始まった。メルルがダリルのタンクトップを掴むと、破れてダリルの背中が見えた。

メルルと手が止まり「お前もか」と言った。

 

ダリルの背中には虐待の傷がいくつもあった。

ダリルは「あぁ。やられた。兄貴が出てったから」と言った。メルルは当時家を出なきゃアイツを殺してたと言い訳をしたが、ダリルは無言で森を進もうとした。

 

「どこへ?」と聞くメルルに「仲間の所だ」と答えた。黒人女と中国のガキを殺そうとしたから行けないと告白したメルルに、ダリルは「韓国だ」と反論した。

メルルは一緒に行けない事をアピールするが、ダリルは「今回は置いていく。昔みたいにどこかへ消えろ」とメルルを置いて仲間のいる刑務所に戻ろことを決めた。

 

森の中でポツンと残されたメルルは「くそっ」と言ってダリルを追いかけた。

 

 

 

ムスっとした表情で車に向かうグレンをハーシェルが呼び止める。振り返ろうともしないグレンに、ハーシェルはもう一度先ほどよりも強めの口調でグレンの名を呼ぶ。しぶしぶ振り返ったグレンにウッドベリーに行く気かと聞いた。グレンは刑務所周辺だけだと答えるが、一緒に行くと言うハーシェルをグレンは断る。じっとしていられず1人で行こうとするグレンにハーシェルは、粉ミルクの調達でマギーまでも襲われたと言う。その言葉を聞いたグレンは声を荒げて「俺の責任か?」と反論した。「いいや」というハーシェルの言葉に耳も貸さず「できることはした」と怒鳴った。

ハーシェルは冷静に「分かってる。マギーもだ。この世で最も大事な娘の1人だ。私は君を信頼してる。今もだ。その怒りは己の死を招くぞ」と怒りに任せて冷静な判断ができていないグレンに釘を刺した。

 

グレンはダリルもリックもいない今自分がリーダーだと言い、ハーシェルの言葉は届いていなかった。ハーシェルの「何を証明したい?」の問いかけにも答えず、グレンは車に乗り込んだ。

 

立ち去るグレンの車をじっと見送るハーシェルは、フェンスの外で一人フラフラ歩くリックを見つけた。刑務所の仲間たちの心はバラバラだった…。

 

 

ベスはジュディスを抱いて浮かない顔のマギーの部屋に来ていた。ベスはマギーにジュディスのミルクあげを頼み、何も言わずマギーの手を握ってから部屋を出て行った。

 

 

相変わらずリックはフェンスの外でただウロウロと何かを探していた。多分ローリの亡霊を探しているんだろう。ハーシェルが「リック」と呼ぶとリックは気づき、ハーシェルのいるフェンスの近くまでやってきたが、距離をとり近づこうとはしない。

 

フェンス越しにハーシェルは「ここまで来たのは重要な話だからだ」とリックに話しかけた。

「戻ってきてくれ。グレンが暴走してる。あんたの代わりは担えない。ムチャしそうだ。今こそあんたが必要だ」というハーシェルにリックは「彼が心配なら…任せた」とリーダーとしての責任感がなくなっていた。

 

「そこで何してる?」ハーシェルがリックに聞いた。

「俺は…ここで‥やる事が…やる事がある…」と周りをキョロキョロ見渡しながらリックは答えた。ハーシェルは力になれないか?となんとかリックが正常の状態に戻る手伝いをしたかったが、リックは遠くを見つめだした。

 

諦めたハーシェルが立ち去ろうと背を向けると、リックは「見たんだ」と話し始めた。

「ローりだ。ローリが現れる。本人じゃないと分かってる。だが理由があるはずだ。何か意味があるはずだ」

ハーシェルは「電話の彼女か?」と聞くとリックは「あぁ。シェーンも。町がある。」と幻覚が見えている事を告白した。

 

「今も見えるか?」とハーシェルの問いかけにリックは首を横に振った。

リックは何のためにか分からないが、何か答えがあるはずだから、現れるのを待っていると意味不明な事を言っているが、意味不明な事を言っている自覚はリック本人にもあった。

 

ハーシェルは中に戻って体を休めるようにアドバイスするが、リックはまだ戻れないとまた外へと消えて行った。

 

 

アクセルとキャロルはリックの様子を遠くから見ていた。2人はリックはストレスでまいっているが責められないと感じて見守っていた。アクセルは終末前の刑務所での生活について話し始めた。キャロルとアクセルはたわいもない話で盛り上がっていたその時、いきなり銃の音と共に、アクセルが頭部から血をだし倒れた。

 

門を見張るカール、外でウロウロするリック、庭にいたミショーンもその異変に気付いた。

 

 

フェンスの外には銃をかまえる総督の姿があった。

 

マルチネスは外でウロウロしていたリックをめがけて発砲し、リックは逃げる。

ハーシェルは草むらに身を隠す。

キャロルは倒れこんだアクセルの体を盾にして自分を守る。

カールとベスは走って身を隠すが、監視塔の上から狙われていた。

庭にいたミショーンは銃で総督を狙おうとするがうまくいかない。

 

リック、カール、ミショーンがそれぞれ銃で応戦するが、歯が立たない。

音を聞いたマギーが武器を持って外に出てきた。ベスに銃を渡し、マギーが援護している隙にキャロルを走って逃がす。

 

 

一瞬銃撃戦が止まった。

 

 

刑務所のフェンスを突き破り、トラックが中へ侵入してきた。総督はそれをみて満面の笑みで笑う。

 

 

トラックは刑務所の庭で止まると、荷台の扉が開いた。

 

 

中から大量のウォーカーが出てきた。

 

リック達はウッドベリーの兵士たちに加えて、ウォーカーにも対応しなくてはいけなくなった。中でも、庭の草むらに隠れていた片足のハーシェルは絶体絶命だった。リックはハーシェルに「逃げるんだ」と大声で声をかける。

 

ウォーカー達が放たれた光景を嬉しそうにみる総督。

 

銃の弾がなくなったリックは慌てて走るが、走った先にもウォーカーが…。

 

総督たちは満足げに銃を乱射して、車で去って行った。

 

車で刑務所周辺を巡回していたグレンの車と総督の車がすれ違った。

 

マギー、カール、ベス、キャロルは庭に出てトラックから放されたウォーカーを銃で倒していく。ミショーンも刀でウォーカーを退治し、フェンスの外のリックも何とかウォーカーを倒そうとするが、ウォーカー2体に襲われピンチを迎えていた。

 

その時リックを襲っている1体のウォーカーの頭を矢が突き抜けた。

ダリルだ。

戻ってきたダリルはとメルルはリックを救い、グレンは車で、ミショーンは刀を持ってウォーカーを倒しながらハーシェルをもとへと急ぎ、2人はハーシェルを車にのせる。

 

グレンの車とマギーやカール達はフェンスのある安全な場所へと非難した。

マギーは心配して父親のハーシェルに駆け寄るが、ハーシェルはグレンとミショーンもおかげで無事だった。

 

ダリル兄弟の助けで近くのウォーカー全員を倒したリックは、ダリルと目でアイコンタクトを取り、笑うメルルを少し睨んだ。そしてフェンス越しに刑務所の庭でウロウロするウォーカーを見つめたリックの目は、怒りに満ちていた。

 

 

感想

 

 

うぁぁー。とうとうきましたね。総督。

しかしやる事がえげつない。

鬼だ。

 

 

今回はグレン暴走の回といってもいいと思う。

何を怒っているのか分からなかったけれど、少し途中分かった気がした。もちろんマギーを守り切れなかった自分への怒りや、ダリルを失ってリックと喧嘩し自分が何とかしなきゃ的な気持ちもあったと思う。けど、マギーに対しては少し「何で脱いだんだ?本当に何もないのか?」的な疑いの気持ちがあったのかもしれない。いや、グレンはそんな事思っていなかったけど、マギーはそう感じたのかもしれない。

 

というのも、グレンがマギーに「話をしよう」っていうシーンがすごく気になって。

マギーはグレンの命がかかってたから仕方がなく脱いだのに、責められている様に感じたから、「どうすればよかったの?」的な感じで話をしたんだと思う。

 

だとしたら、グレン、それはダメだよ。

 

とにかく今回分かった事はグレンはリーダーの器ではない事(笑)影で支える副社長タイプか…な…?ダリルは完全右腕タイプ。

 

早くグレンとマギーは仲直りして欲しい。この世界で2人を見るのが一番平和なんだから。

 

そしてダリル様。

やってくれました。今回は2回もピンチに現れたヒーロー役になった頼れるダリル!クズメルルにもキチンと別れを言ったし。ついてきちゃったけど…。ダリルが虐待を受けてたなんてビックリ。母親の事やネグレクトの話は出てきてたけど、虐待まで受けてたんだね…。つらい過去があるからこそ、赤ん坊や子供に優しいダリルになったのかな。本当に頼りになる!!もうダリルを見れないかと思ったけど…お帰りダリル(笑)

 

鬼の総督の報復で、アクセルが死んじゃった…。キャロルといい感じだったのに…。

まじで総督なに?

時々笑う笑顔が怖い。

目が死んでる。

アンドレアに報復はしないとか言ってなかった?

敵にしちゃいけない人を敵にしたと思う。容赦や躊躇がないもん。

今後もっとヒドイ事をしてきそうな気がする。

 

リック、幻覚見てる場合じゃないよ!

グレン、後悔しても始まらないよ!今を大事に生きて!!

 

ダリルが戻った事によって、少しでも関係がよくなりますように♪♪

 

しかし、最後のリックの表情はフリーザにクリリンを殺された時の吾空みたいで、【絶対許さない】っていう怒りが満ちてたな…。次回もっと恐ろしい事が起きるかも……

 

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【ウォーキング・デッド シーズン3】9話「死闘の果て」 ストーリー・感想

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The Walking Dead(ウォーキング・デッド)

 

 

1話ごとのあらすじや感想を書いていきます。

※ネタバレあります。

 

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シーズン3 エピソード9

題:死闘の果て(The Suicide king)

 

 

ウッドベリーの住人の「殺せ」という怒号が鳴りやまぬ異様な光景が広がる。ダリルとメルルは時々目を合わせるが、何も言わず辺りを見回す。

アンドレアはミルトンが制止する中、総督に向かって「仲間なの」と止めに入るが、総督は「離れろ。もう止められない。町民の意思だ」と言った。

 

総督はメルルに向かって「お前の忠誠心はここにあると言ったな?みんなに証明しろ。兄弟対決だ。勝者は自由に。戦え。命を懸けて」と兄弟で殺し合えと言った。アンドレアは殺し合いを止めようと総督に懇願するが、総督は無視をする。

 

メルルは群衆に向かって「見くびるな。何だってしてやろう。証明するぜ」と言うと、ダリルをいきなり殴った。「俺の忠誠心はこの町にある」と地面に倒れこんだダリルを何度も蹴り飛ばした。

 

群衆は盛り上がり、アンドレアは言葉を失いただ驚き、そして総督は黙って傍観していた。鎖に繋がれたウォーカーを持った兵士がメルルとダリルの闘いの場に連れてこられていた。ダリルは地面に倒れこみながらも必死に抵抗し、2人はお互いの首を絞め合っていた。ダリルは「奴ら頑張って自由にするとでも?」と言うと、メルルは首を絞められながら「黙って俺に合わせろ。奴らを倒すのが先決だ」と小声で言った。そして2人は立ち上がりお互いに背を向け、兵士が持っているウォーカーの方を見た。数体のウォーカーが2人を取り囲んでいた。メルルとダリルは武器もない中、ウォーカーと素手で戦った。

 

「お願い。やめさせて」というアンドレアの声は、群衆の盛り上がりにかき消される。

 

 

その時銃声が聞こえ、ウォーカーの頭や住人に弾が命中した。

マギーだ。

 

そしてリックがまた発煙弾のような物を群衆の中に投げ入れると、辺りはパニックに陥ったが、総督だけは不敵な笑みを浮かべながら銃を構えた。

マギーとリックが銃を乱射し、煙に包まれている中でメルルはダリルに離れるなと言い、アンドレアはダリルの名を大声で呼んだ。

 

人々は逃げまどい、繋がれていたウォーカーが歩き回る。ダリルはウォーカーに襲われそうになっていた少女を助け、アンドレアはマギーの襲撃によって亡くなった人の側に座り込んでいた。ダリルは自分のボーガンを取り戻すと、メルルを連れリックと合流して逃げる。煙の中で物怖じせず歩くのは総督だけだった。

 

 

混乱から抜け出したメルルとダリルだったが、メルルが抜け道を案内しようとすると、リックは「お前は来るな」と言った。メルルは「言ってる場合か?」と言い、追手が迫っているのでとにかく脱出する事にした。

 

ゲートを突き破り脱出すると、マギーは破ったゲートを見た。マギーはそこからウォーカーがウッドベリーの町に流れ込んでしまうと分かっていたからだ。リックはマギーを見て

頷き、マギーも急いで走る。ウォーカーは案の定突き破ったゲートから街へと侵入した。

 

夜が明けはじめリック達は車で待っていたグレンとミショーンと合流した。しかし、メルルの姿を見てグレンは怒り、ミショーンは刀を抜いた。ダリルがメルルの前に立ちかばい、メルルは余計な事をしゃべるのでリックに「黙れ」と怒られる。ダリルは銃を向けるなとグレンに怒った。その光景をみて空気の読めないメルルは「仲良しの様だな」と笑い始めた。「兄貴もイカれ野郎と…」とダリルが言うとメルルは「あいつは魅力的な男だぜ。お前のアンドレアもイチコロだ」と目ショーンを見て言った。

 

リックはミショーンを見て、グレンは「アンドレアが?」とウッドベリーにアンドレアがいる事を知った。ダリルは総督といたと話した。リックはミショーンに「アンドレアを?彼女を知ってるのか?」と聞くと、何も答えないミショーンの代わりにメルルが「冬の間2人で寄り添いあってた。ウォーカーを2匹ペットにしてたぜ。腕とアゴを切断し首輪をつけてた。異様だったよ」と答えた。ダリルはベラベラ喋るメルルに「黙ってろ」と言うが、メルルは構わず「死にそうなアンドレアを助けた」と話し続ける。

 

挑発をしながらベラベラと話し続けるメルルにリックは背後から頭を殴り気絶させた。ダリルはメルルが悪い事が分かっているので、何も言わなかった。

 

 

刑務所ではハーシェルが父親の脚の手当をしていた。タイリースはハーシェルに「噛まれたのか?」と聞くとハーシェルは無言で頷いた。そこへ赤ちゃんを抱いたベスが現れ、タイリースとサシャは驚き「いつ産まれたの?」と質問した。1週間前に産まれたジュディスを見てサシャは赤ん坊が見られると思わなかったと喜んだ。ベスが母親だと思っていたサシャは母親が亡くなった事に気付き「ごめんなさい」と謝った。

タイリースは「つらい思いをしたんだな」といたわり、ハーシェルも「君たちもだろ」と言うと、タイリース達は自分たちがどんな生活をしてきたか話した。最大25人の仲間がいたが7週間前キャンプが襲われたらしい。ハーシェルは亡くなったドナを手厚く埋葬しようと言い、人を信用できなくなっていたタイリースは感謝した。

ハーシェル達とタイリース達はなごやかに会話をしていた。

 

しかしハーシェルは他にも仲間がいて絆の固いグループだから君達には居づらいだろう‥と部屋を出ようとした。タイリースは「問題は起こさない」というがハーシェルは自分はリーダーではないため判断できないと言い残して出て行った。

 

 

リックとダリルはメルルをどうするか話し合っていた。ダリルは総督が刑務所に反撃に来るからメルルは必要だと説得するが、グレンとマギーは「連れて行かない」と頑なだった。そしてミショーンもどうするか話し合っていた。ダリルはメルルを家族だというが、リックはダリルに「お前も家族の一員だが、メルルは違う」ときっぱり言う。メルルも家族に加えてくれとダリルは言うが、リック達は了承する事は出来なかった。

板挟みになったダリルはメルルと2人でやっていくと決断した。マギーやグレンが止めるが、兄貴思いのダリルは「親父によろしく」と歩いていってしまう。リックはダリルを追いかけ、他に方法があるはずだと言うが、ダリルは2度と兄貴を置き去りにしないと言い、また歩き出した。

ダリルの意思は固かった。「無事でいろよ。じゃじゃ馬を頼むぞ。カールも強い子だ」そう言い残してメルルと森の中へ消えて行った。グレンはダリルの名を呼び、リックはただ寂しそうに、引き留めたいのに方法が分からず何も言えないでいた。

 

リックは荷物を積み、「手当が済んだら出ていけ」とミショーンに向かって怒った口調で言った。車に乗り込み刑務所へと向かった。

 

 

タイリースはドナの遺体を抱え、裏の墓地に埋葬しようとしていた。父親は門を見張っているのがキャロルとカールだけだったので、武器を奪う絶好のチャンスだと言い出した。タイリースは父親の計画に驚き止める。「よせ。いい人たちだ。赤ん坊も殺す?良識はないのか。道を外れるな」と説得するが、父親は「君も過去にしがみつくな。ここは適者生存の世界だ。中で生きるか外で死ぬかだ。奴らの仲間が戻れば放り出される。」と恩知らずな事を言い出した。タイリースは「決めつけるな」と怒ると、そこにアクセルとベスが埋葬の為の道具を持ってきてくれた。

 

父親が勝手に何かしないようにタイリースとサシャは父親の前に立ち、ベス達から道具を借りお礼を言った。手伝うつもりで来ていたアクセルは「手を貸さなくていいのか?」と聞くが、タイリースは「大丈夫だ」と断る。ベスは「何か必要なら言って」と優しく言った。そして父子を睨みつけた。

 

刑務所に帰るリック達は道路を車で塞がれ通れず、車を動かすことに。その車の中からウォーカーが出てくると、怒りをぶちまけるようにグレンは何度も何度もしつこくウォーカーの頭を踏み続けた。リックは心配してグレンを見ると、グレンは「総督を生かした」とやりきれない心の内を話した。ただ車で待っているしかできなかったグレンは、自分があの時ダリル救出に一緒に行っていれば総督を仕留めるが出来たかも…と話した。グレンは興奮していた。マギーは救出に行ったけど、「彼女は総督に何をされたと?何も知らないくせに」と大声でリックに向かって怒鳴った。マギーが大声で「やめて。いいから」止め、グレンは黙った。

 

そしてグレンはリックに向かって「無駄だった。危険を冒したのにダリルはメルルと。ごまかしても事実は1つ。仲間の首を絞めた」と責めた。リックは「ダリルの決断だ。戻ってくれと泣きつくか?メルルを歓迎しろと?他に選択肢はなかった」と怒鳴り返した。

 

マギーが話は戻ってからにしましょうと言ったが、グレンは「もう何も話す気はない」と言い放つ。ダリルが去り固い絆のはずのチームが乱れ始めていた。

 

 

 

朝になったウッドベリーでは、昨夜の負傷者が手当てを受けていた。総督は自室に閉じこもりドアも開けずミルトンも困り果てていた。街の中では住民が暴れていていた。ここは危険だと主張する住民がゲートを開けるように門番に迫っていた。出してくれと強行突破しようとする住人との間でいざこざが起こっていた。それをみたアンドレアは住人に冷静になるように呼び掛けた。ゲートを開けてもらえない怒った住人が車のクラクションを鳴らし、その音につられて外にはウォーカーが集まってくる。マルチネスはクラクションを鳴らす男を車から乱暴に引きずり出す。アンドレアが制止するが、マルチネスはアンドレアの言う事は聞かない。マルチネスは暴動が起きているのに、総督がいないことに不信感を抱いていた。

 

すると街の反対側から叫び声が聞こえる。アンドレアが銃をもって走ると、そこには街の中にはいないはずのウォーカーが住人を襲っていた。アンドレアとマルチネスでウォーカーを退治したが、襲われた男性(リチャード)はお腹を噛まれて手の施しようがなかった。「リチャードを助けて。何とかして」という女性の目の前にいきなり総督が現れ、苦しむリチャードの頭に向かって発砲し、また立ち去った。

 

 

ゲートの前で世間話をするキャロルとカール。そこへリック達が帰ってきてリックはカールを抱きしめた。ダリルがいない事に気付いたキャロルにリックは、メルルに会って彼と一緒に去ったと告げた。キャロルは悲しそうな顔でもう戻らないの?と聞いた。キャロルを慰め、オスカーが亡くなった事を話した。

 

 

 

総督の部屋をアンドレアが「今のは何?みんなの前で頭を撃ち黙って去るなんて。話して。混乱してここを出たがってる。」というと、総督は好きにさせろと言う。明らかに今までの総督とは違っていた。アンドレアは戦闘経験のない住人が外に出れば1日と持たないと心配する。総督は住人の事を呑気な奴らと呼んだ。アンドレアは住民を怯えているだけだと住人をかばった。

 

総督は今までの自分は甘く、これは戦争だと銃を確認しながら言った。アンドレアは腕を組みながらダリルがこの街を襲撃してきたのかと聞いた。総督は弟の場所を聞こうとメルルがグレンとマギーがこの街に連れてきたからだと真実を話した。何も知らなかったアンドレアは自分の仲間を殺そうとしていたのかと詰め寄った。総督は奴らのせいで6人も殺されたと主張した。

 

アンドレアは体を重ねた間柄なのに、なぜ今まで内緒にしていたのか聞くと総督はアンドレアの事を訪問者でいずれ去る人に言う必要が?突き放す言い方をした。アンドレアは「いまさら追い出さないで」と言った。ノックの音が聞こえ、ミルトンが町民が集まり収拾がつかなくなっていると総督に助けを求めた。総督は銃の手入れをして動こうとはしなかった。

 

 

無事に戻ったマギーを妹のベスと父親のハーシェルが抱き合い喜ぶ。ハーシェルはリックと2人になると、また今回も救われたとお礼を言い握手した。ハーシェルは総督やウッドベリーについて聞き、リックはダリルとメルルを戦わせて住人は殺せと怒号を飛ばすイカれた連中だと話した。そしてハーシェルは刑務所内でのタイリース達の事を報告した。

リックはタイリース達の前を横切ったが、何も話さず通り過ぎ、タイリース達は不安になっていた。

 

独房に戻ったリックはベスからジュディスを渡され、抱きしめた。「目がローリに似てるわね」と言われ、リックの頭の中で赤ん坊の泣き声がこだましていた。

 

 

 

パニックになっている住人をミルトンがなだめようとしていた。ミルトンは町内のウォーカーはころしてもう安全だと言うが、ミルトンでは役不足だった。「総督は?」「友人が殺された」「総督はリチャードを撃った」みんなつらいから説明が欲しいと言った。アンドレアは皆の言うとおりね…と話し始めた。つらい思いをして以前と同じではいられないが、だからこそ団結して生き抜く力をつけて、協力して立て直そうと言った。フェンスやゲートや町だけではなく自分たち自身が心を強く持ち、将来ウッドベリーの事が歴史に残ると言った。アンドレアの話に住民達は納得し、少し団結が生まれた。その様子を総督は部屋の窓の隙間から眺めていた。

 

 

 

キャロルはジュディスを抱っこするベスとダリルの話をしていた。キャロルはダリルは頭の中にメルルには服従するべきだと刷り込まれてると感じていた。キャロル自身も今、死んだ暴力夫(エド)に"来い"と言われたら"地獄に落ちろ"と言えるか分からない…と言うと、ベスは強い口調で「言えるわ」と答えた。キャロルは悲しそうに「ダリルは違ったのよ…」と言った。ダリルがいなくなった今後を不安に感じていたベスだったが、キャロルは乗り切れると励ました。自分たちを捨てたダリルはひどいと感じていたベスに、キャロルはダリルには信念があって彼は立派な人よとかばって笑った。

 

グレンの体を診ていたハーシェルは、マギーとグレンの間に何かあった事を気づいたが、グレンは何も言わない。娘を守ってくれたお礼を言い、グレンにも実の息子同然だから無事で戻ってくれて良かったと言った。そしてハーシェルはマギーの様子を見に行った。

 

 

マギーはハーシェルにグレンの様子を聞いた。ハーシェルは自分で見てくるように言うが、マギーは行こうとはしない。ハーシェルはマギーの横に座り打ち明けてみないか?と話を聞いたが、やっぱりマギーは話そうとしない。ハーシェルは「どこへも行くな」とマギーを抱きしめた。

 

アクセルはオスカーが亡くなってショックを受けていた。アクセルには別の囚人がキレた時はかばってくれた大切な友だった。リックは勇敢だったと話した。

リック達は総督の報復に怯えていた。武器も人数も負けていて、今後に大きな不安を抱えていた。

 

タイリースのもとにやってきたリック。ハーシェルから紹介を受けて、どこから刑務所に侵入したか聞いた。ウォーカーで溢れている場所から侵入したタイリース達は仲間のドナを失った事を聞いた。タイリースは力仕事は慣れていて協力し、食料も自分たちで確保するから、仲間に加わりたいと言った。タイリースは何かあったら君たちの味方になるとも言った。

 

少し考えたリックは「いいや」と言った。

 

サシャも次々に仲間が死んで、自分たちしか残っていないと頼む。

 

またリックの口から出た言葉は「NO」だった。

 

ハーシェルは話し合おうと言うが、仲間にしようとした囚人達にも裏切られたリックは人は信用できなくなっていた。

責任を負えないというリックにタイリースは「見捨てても責任はないと?」と問いかける。

 

ハーシェルはリックを呼び出し、「今までみんなあんたに救われて感謝して何も言わずについていたが、今回は間違ってる。彼らにチャンスを与えるべきだ」と意見を言った。

 

ハーシェルの言葉を聞いたリックはため息をついた。リックは独房の窓から差し込む光の中にまたローリの幻想を見ていた。目頭を押さえるリック。

 

「なぜここに?何が望みだ」と幻想のローリに向かって話し始める。

 

心配になり「パパ?」とカールは声をかける。

 

「なぜ…。助けてやれない」と叫びだしたリックは、興奮して「出ていけ」と怒鳴った。いきなり情緒不安定になったリック。マギーが声をかけるが「ここにいるべきじゃない」とまた暴れだす。

 

危険を感じたタイリース達は「出ていくから。誰も撃つな。出てく」と言った。

「ここで何してる」とまだ叫ぶリックに慌ててタイリース達は飛び出して行った。

 

ベスやキャロル、マギーなど他の仲間はリックの暴走に言葉を失い怯えていた。

 

 

感想

 

恐れていた最悪の展開になってしまった。

ダリル様脱退。

クソ兄貴のせい。あほメルルのせい。うざメルルのせい。

リックにジュディスやカールの事を言って別れるシーンとか本当につらかったよ…。いい奴過ぎるじゃないか!!!

兄貴想いな所もダリルのいい所だよなぁと思いつつ、来週からダリルには会えないんだろうか?と不安になっています(笑)

 

キチガイ総督というか、ウッドベリー全体がもうキチガイだね。兄弟戦わせて殺し合わせるなんて。でもはじめメルルはすんなりとダリルを裏切って殴ってきたと思って、やっぱりクズだと思ったけど、実はちゃんと考えてたんだね。「俺の言う通りにしろ」とかクズなりにプランがあったのかな?

 

そしてやっぱりリック達強すぎ。

今度はダリル奪還成功。クズメルルもついてきちゃったけど…。

で、マギーが脱出した時、一瞬ゲートを見て躊躇したシーンがすごく好き。マギーの人柄が現れてる。このままゲートの隙間を放置してしまえば住人が犠牲になる事が分かったんだね。ひどい扱いを受けたのに優しいね。

 

今回グレンとリックが初めて対立したんじゃなかな?正直、これはグレンが悪い。完全な八つ当たりだよ…。マギーをツライ目に合わせてしまった自分と、ダリルがいなくなってしまったショックと、ダリル救出を含めて何にも役に立てなかった自分のせいで腹立ってるんだろうけど、リックに怒るのはお門違いだ。おかげでリックはまた幻聴をみるようになっちゃったじゃないかー!!!

リックが情緒不安定になると怖いんだよーー!!本気のホラーなんだよ(笑)

 

タイリース達はリックのキチガいぶりに怖かっただろう…ごめんよ。普段はまともないい奴なんだけど…。

タイリース・サシャカップルはいい奴だけど、親子は弱っちいくせにガチクズだったね。タイリース達には悪いけど、出ていってくれて良かった(笑)

 

 

あ!キャロルがダリルをかばう話の所めちゃめちゃ好き。やっぱり何がこの2人の愛は誰にも入る余地がないくらい理解し合ってる。離れて欲しくないな。

 

武器を準備してたし、これからきっと総督は復讐にくるんだろうな。人数少ないし、赤ん坊いるし、1人片足だし、ダリルはいないし、リックまたイカレちゃったし、グレンとリックは喧嘩中だし、敵にはアンドレアいるらしいし……。かなり危機的状況だと思うけど。やばくない?

想像しても勝てっこないけど、最強のチームだから何とかして欲しい……

 

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次のエピソードはこちら

kaigaidorama.hatenablog.jp

 

 

【ウォーキング・デッド シーズン3】8話「悲しい再会」 ストーリー・感想

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The Walking Dead(ウォーキング・デッド)

 

 

1話ごとのあらすじや感想を書いていきます。

※ネタバレあります。

 

前回のエピソードはこちら

kaigaidorama.hatenablog.jp

 

《Hulu》ウォーキングデットページはこちら

 

 

シーズン3 エピソード8

題:悲しい再会(Made to Suffer)

 

 

太陽が昇り始めた頃、2体のウォーカーが森を彷徨っていた。見た事がない大きな黒人の男がウォーカーを斧で倒す。周りを見渡すと森の中を走り、別の黒人女性と会った。その黒人女性は男の事をタイリースと呼んだ。

タイリースはその女性に「他のみんなは?」と尋ねると「後ろにいる。隠れれる場所は?」と言った。慌てた様子の2人の後方から悲鳴が聞こえる。タイリースが「こっちだ」と叫ぶと、ウォーカーに襲われ戦っていた男2名女1名の3名はタイリースに続いて走って逃げる。最後尾を走っていた女性1名がウォーカーに捕まり、腕を噛まれてしまう。男の1人は「母さん」と呼ぶと、もう1人の男が噛みついているウォーカーを倒して女性に肩を貸しながら、タイリースの指示されるまま走った。3人は家族だった。

 

草むらを抜けたタイリース達の目の前には瓦礫の大きな建物が見え、5人は隠れる事に。しかし黒人女性(サシャ)は、噛まれた女性を足手まといになるから入れないでと言った。父親らしき男は「頼む」と言うがサシャは危険だと了承しない。タイリースはサシャを呼び、息子の為に中に入れてあげようと説得した。そのやり取りを息子らしき若者が不安そうに見ていた。サシャは「間違ってる」と言うとタイリースも「かもな」と言うが、タイリースは噛まれた女性に手を貸し、瓦礫の建物へと入って行った。

その建物はリック達が住んでいる刑務所の一角だった…。

 

 

 

鏡を見ながら髪を整えるアンドレアは総督の家族写真を見ていた。そこへ後ろから総督が抱きつくと、アンドレアはコールマンさんの火葬を手伝うと申し出た。総督は動揺しているからミルトンに任せるように言うが、アンドレアは「手伝いたいの」と言った。アンドレアはウッドベリーは、みんな自分の身を守るだけじゃなく互いに助け合っていると街を気に入った様子だった。それを聞き総督は満足そうにアンドレアにキスをする。しかしキスが終わると鏡を見つめ何か考えているかのように、少し怖い表情になった。

 

 

ラジカセのスイッチをONにした総督は檻の前にいた。横には水槽が並ぶ部屋の檻の前で「ペニー」と呼びかける。「パパだ」と言うと袋を被せられ鎖に繋がれたウォーカーとなった総督の娘ペニーがいた。総督はそっと袋をとると優しく髪をなでる。ペニーはうめき声を上げるが、総督が用意した肉の固まりに視線を奪われていた。ペニーの視線に気づいた総督は「こっちを見ろ。見てくれ。俺を見ろ」と涙ぐみながら怒鳴った。そして暴れるペニーにまた袋を被せ檻に監禁した。

 

 

グレンは自分の上着をマギーに着せていた。隅っこで膝を抱えるマギーの横で「マギー、アイツ…」と何があったのか聞こうとした。マギーはグレンの言葉を遮り「いいえ。大丈夫。触られてない」と力強くグレンの顔を見て言った。見つめ合う2人。マギーは「ウォーカーに夢中で忘れていたわ。人間の恐ろしさを。あなたがこんな目に…」と血だらけのグレンの顔を見て言った。グレンは「俺はいい。君が…」と言うとまたマギーは「何もされてない」と答え2人は強く抱き合った。グレンは傷だらけの体で立ち上がるとメルルに放されてグレンが倒したウォーカーの腕をもぎ取った。そのウォーカーの腕の中にはグレンが反撃した時に使った武器がめり込んでいて、グレンは取り出すと血だらけの武器をマギーに渡した。

 

 

ゲートの前でチャンスを伺っていたリック達は荷物を軽くして、警備の隙を狙っていた。

 

 

総督はメルルと刑務所への襲撃の相談をしていた。総督はウォーカーを始末してリック達グループを始末する気だった。メルルは弟も奴らの仲間だと言うと、説得してスパイにする様に指示した。白旗を振って相手に近づき懐に入る作戦らしく、メルルは弟に手を出すなと念を押した。メルルはグレンとマギーをどうするかと聞くと、長くいればアンドレアにバレてしまうから2人とも処刑場へ連れていけと答えた。

メルルはいつもと違い総督の作戦に不満があるような表情をするが総督には何も言わず受け入れた。

 

 

ミショーンを先頭とし、ある部屋に侵入していた。そこはミショーンが総督に尋問された部屋だったがグレン達の姿はなかった。小声で話す4人はカーテンの隙間から外の様子を覗いた。「外出禁止のはずだろ?」とダリルが言うと、昼間はもっといるとミショーンが答え見つかる前に移動する事に。ミショーンは総督の部屋にいるかもと言うが、監禁場所が分からずダリルやリック達はイラついていた。リックはダリル、オスカーを呼び失敗だったら彼女とは手を切ると言った。ダリルがらちが明かないから2手に別れようと提案した時、誰かがドアのカギを開けようとする音が聞こえた。

 

カギを開けて入ってきたウッドベリーの住人の男は「いるんだろ?外から影が見えた。立ち入り禁止だと分かってるだろ。誰だ」と部屋の奥へ入ってきた。リックは男に銃を突きつけ、膝をついて手を後ろに回すように言うと、ダリルが男を縛った。そして頭に銃を突きつけ「俺達の仲間はどこだ」と問いただすが、男は「知らない」と答える。リックは男の口に布を入れると、後ろからダリルが殴り男は気絶した。

 

 

刑務所ではベスが赤ん坊を抱く姿に、アクセルが上手だと褒め、その様子をカールが見ていた。アクセルはベスに年齢などを聞き世間話をしていると、キャリルがアクセルを呼び出した。キャロルは若い女性に近づこうとしていると感じ、アクセルにベスから離れるように言った。アクセルは「悪気はない。閉じ込められてて女性と接点がなかったから‥。マギーは彼氏持ちで君はレズビアン。話したいだけさ」と言った。キャロルはレズビアンじゃないと言うと、アクセルは「だって短髪だから‥。違うのか?」と驚き「面白いね」と笑うが、キャロルは不機嫌そうな顔で「面白くない」と言うと立ち去った。

 

 

メルルがグレンとマギーの部屋を開けた瞬間、グレンとマギーはメルル達に襲いかかった。マギーが部下の男を殺すと、その男は倒れる寸前に銃を乱射した。

 

 

その音はウッドベリーの住人に聞こえ、人々は家から次々と出てくる。銃声はリック達の耳にも届いていた。人込みに紛れて移動しようとするリック達。

 

 

グレンはまだメルルと戦っていた。メルルの右手のナイフをグレンの首元をとらえた瞬間、マギーは殺した男から銃を奪ってメルルに向けた。マギーは「放しなさい」と言うとメルルは笑顔で「分かったよ」とグレンからナイフを放した。しかしマギーの後ろからマルチネスが銃をかまえて近づいてきていた。マギーがマルチネスを見た瞬間メルルはマギーの銃を奪う。そして床に倒れこんでいるグレンに向かって「立て」と怒鳴った。

 

 

見つからない様に移動するリック達はグレン達のすぐそばまで来ていた。

 

 

グレンとマギーは膝をつき、その周りをメルルが銃を持って徘徊する。「会えてよかったよ」とメルルが言うと、グレンはマギーに「俺を見るんだ」と言った。マギーはグレンに「愛してる」と言うと2人の頭に袋が被せられた。袋を被せられたままどこかへ連れていかれる2人。リック達は発煙弾のような物を投げ込むと、煙に包まれた。ウッドベリーの兵士たちは銃で応戦するが、リック達はその隙にグレンとマギーを救助した。

 

 

銃声を聞いたアンドレアは様子を見に行こうとするが、総督がウォーカーが侵入しただけだから俺に任せろと引き留めた。その時「誰か助けて」と女性のSOSが聞こえた。玄関先で座り込み頭を押さえる男は、リック達が殴り気絶させた男だった。総督は男に何人いたかなど詳しい状況を聞いた。男は分からないが6~7人で外部の者だと答えた。街の住人が「どうすればいい?」と不安そうに取り囲む。総督は家に戻り明かりを消して鍵をかけるように指示し、住人はそれに従った。

 

総督は兵士たちに襲撃された事を話し、射殺しても構わないと号令を出した。ウッドべリーの街からまだ脱出できていないリック達はミショーンに従い、ある建物の身を隠すことになった。しかしミショーンだけはその家から出て行った。

 

マギーは「なぜ分かったの?」聞くが、裏口を探したりグレンの容態を気にかけたりで誰も答えなかった。マギーがミショーンの姿がない事に気か付き「さっきの女は?」と言うとリックは後ろにいたはずのミショーンの姿がない事に気付いた。

捕まったかもしれないが、リックは先にグレンとマギーを外へ出すことが先だと言った。グレンはダリルにメルルにやられた事を打ち明けると、ダリルは少し動揺して「本当か?」と聞いた。グレンは自分たちを殺す気だったと話し、マギーがメルルが総督の補佐役をやっていると教えた。グレンはダリルも一緒に行動していることも知っていて、刑務所に住んでいる事も話してしまったと報告した。リックは「いいんだ。気にするな」と言い、車の所まで頑張って歩くようにグレンと励ました。

ダリルはメルルに会わせてくれと言うが、リックは今脱出しなければ危険だと言った。ダリルはメルルを説得すると言うが、グレンはまともに歩けない重傷で、ウォーカーや総督にも狙われているんだから冷静になれ!と言った。そして「俺と来るか?」と聞くと少し冷静になったダリルは「あぁ」と答え、リックは力強い目でダリルを見た。

 

 

総督とアンドレア、ミルトンやマルチネス、そしてメルルが集まり作戦を練っていた。ミルトンは実際に侵入者を見たのか?とメルルに聞くと、メルルは1人襲われ首を刺されて死亡したことを報告した。総督はマルチネス達に侵入者を逃がさないように命令し、アンドレアにはパトロールをして住民の安全を確認するようにお願いした。しかしアンドレアは他の人に頼んで自分は経験もあるし、侵入者を探すと言い出した。総督はメルルに指揮をとらせ、アンドレアには自分の言うとおりにするように言った。総督の譲らない強いまなざしにアンドレアは分かったと承諾をした。

 

 

1人リック達と離れたミショーンは総督の部屋に忍び込んでいた。刀を抜き椅子に座って総督を待つ。

 

 

リック達はまた発煙弾を道に投げ込み、脱出を試みていた。走って逃げるリック達をウッドベリーの門番が見つけ、銃撃戦になる。煙に包まれた町で銃撃戦の音を聞いたアンドレアは銃をかまえる。オスカーを見つけ応戦するアンドレアを総督が見つけた。リック達は路地に隠れるが、敵の数が多く苦戦していた。アンドレアは見かけたオスカーの情報を総督に伝えるが、侵入者がリック達だとは気づいていなかった。総督はアンドレアに身を隠して離れるように指示した。

リック達は全員同時に逃げるのは困難だと判断し、援護して先にマギーとグレンを脱出させることにした。ダリルが催涙弾を投げ込むと「走れ。走るんだ」と叫びオスカーがグレンマギーを連れて出口へと向かった。リックは煙の中でシェーンの幻覚を見ていた。そのシェーンの幻覚はオスカーに向かって発砲し、オスカーは撃たれてしまう。気を取り戻したリックはシェーンの幻覚にむかって撃ち、確かめるとその人はウッドベリーの兵士だった。

 

マギーは大声でリックを呼びオスカーが撃たれたと伝える。マギーはオスカーが転化しないようにとどめをさし、マギーの名前を呼び続けるグレンのもとへと急いだ。銃撃戦の中でリックも急いでグレン達のもとへと向かい、ダリルを呼ぶ。しかしダリルは「行け」と言うと銃撃をやめようとはしなかった。

 

 

真っ暗の刑務所で、カールはキャロルとジュディスの粉ミルクを調達に行くと言い出した。ベスはお父さんが戻ると言うと、カールは覚悟が決まっている表情で「確実じゃない。今はジュディスが唯一の家族だ」と言った。その時遠くから叫び声が聞こえた。ハーシェルは刑務所の中からの声だが、アクセルとキャロルは監視塔の上にいると言う。外部の人の可能性もあるから、監視塔を確認するように言った。銃を持ち立ち上がるカールに始めは行かせられないと止めるが「パパなら行く」と言うカールに、ハーシェルは許可を出した。

 

 

懐中電灯の光を頼りに銃をかまえながら進む。叫び声は女性で、ボイラー室から聞こえているようだった。カールはウォーカーに襲われかけたが間一髪で倒すと、先に進んだ。

カールの目の前にウォーカー数体に襲われ、必死に戦う大人たちが見えた。カールは襲っているウォーカーを銃で倒し助けると、その大人たちは突然とカールの登場にビックリしていた。ウォーカーに襲われていた大人たちはタイリースやサシャ達だった。カールは「こっちだ。早く」とタイリース達を誘導する。迷うタイリースだったが、奥からどんどん出てくるウォーカーを見て、カールについていく事にした。必死に逃げるが、噛まれた母親を支えながら父親は止まってしまう。サシャとカールが援護しウォーカーを倒す。カールは思わず「置いてけ」と言うが、タイリースは「ダメだ」と言うと噛まれた母親を担ぎ上げた。そしてまたカールの言うままに走って逃げた。

 

 

総督の部屋で待つミショーンは部屋の奥から物音がする事に気付いた。扉を開けるとそこには水槽に入れられ、ホルマリン漬けにされ生きているウォーカーの首があった。そして音がするを檻を開けると、袋を被せられ縛られた女の子がいた。ミショーンは生きた女の子が監禁されていたと思い、「なんてこと…大丈夫よ。傷つけないわ。おいで」と女の子を呼ぶ。鎖を外し、被せられた袋を外してあげると、なんとその女の子はウォーカーだった。ミショーンに襲いかかる女の子に驚き、にショーンは刀を振り下ろそうとした。

 

その時「やめろ」と大声で銃を向ける総督の姿が見えた。

 

「やめてくれ。この通りだ」と手を上げ武器を下ろす総督。

「目的は俺だろ?苦しめないでくれ。娘を返してくれ」と目に涙を浮かべながら近づいてくる総督。ウォーカーに感覚はないというミショーンだったが、総督は「頼む」と言った。

 

 

ミショーンは総督の目の前で後頭部から口に向かって刀を突き刺した。

 

雄たけびを上げながらミショーンに掴みかかる総督。

 

ミショーンと総督の一騎打ちはどちらが勝ってもおかしくなかった。水槽が割れ生首のウォーカーが噛みつこうと、うめき声を上げる。首を絞められているミショーンはもがきながら割れた水槽のガラスを素手で掴み取る。ミショーンの手からは血が溢れ出すが、構わ総督は痛みで叫び声を上げ、右目からは血が流れる。

地面に横たわり声を上げて戦意喪失した総督に、とどめをさそうとミショーンが刀を抜いた時、アンドレアが銃をかまえて現れ、ミショーンは攻撃をやめる。

 

アンドレアはミショーンを見て驚き「なんてことを‥」と言った。

 

アンドレアはミショーンに向かって銃を構え、ミショーンもアンドレアに向かって刀を構える。数か月共に乗り越えた2人は思えなかった…。

ミショーンはアンドレアが自分を見る目で何かを悟り、刀を下ろすとゆっくりと部屋を出て行った。

 

ミショーンが出ていき、アンドレアは痛がる総督の介抱をしようとするが総督はアンドレアの手をすり抜けて部屋の奥へ行く。アンドレアは総督の向かう方を見て部屋の異変に気付く。地面に転がり生首のまま口だけ動くウォーカー、水槽の中で液体につけられた何体もの生首のウォーカー。

総督は娘のペニーを抱きかかえて泣いていた。

 

 

 

刑務所ではカールが安全な場所まで案内した。父親らしき男は母親の事を「なんて事だ。ドナは息をひきとっていた。

泣きながらドナの手を握りしめる父親。

カールは拳銃をドナの頭に向け「僕がやる。時間がない」と言った。しかし、タイリースが待ってくれと言う。サシャはカールに「あんた誰?なぜここに?仲間は?」と質問攻めにした。カールは「助けるけどこっちが先」と冷静に答えた。

タイリースは「俺たちで片をつける」と金槌を持ち、父親に息子(ベン)と壁際に行くように指示した。父親はおでこにキスをし顔にバンダナを被せ、壁際で耳をふさぐベンと抱き合った。タイリースが金槌を振り下ろそうとした時、サシャがカールの行動に気が付く。カールは鍵を閉めてタイリース達を閉じ込めた。

 

閉じ込められたと知ったタイリースやサシャは開けて欲しいとカールに頼む。しかしカール達は動こうとしない。サシャは怒り「閉じ込めないでよ。早く開けて」と激しく怒鳴り、檻を叩く。タイリースがサシャに「大人しくしろ。彼らの住みかだ」と言い聞かせた。そして興奮するサシャに、檻で囲まれた室内を見てここ数週間で一番安全だと言った。タイリースは「やるべきことを先に」と言うと、カールに向かって「問題は起こさない」と言った。

 

ベスはタイリース達を助けてあげなきゃと言うが、カールは「助けた」と言った。

 

 

 

総督は治療を受けていた。ガラスが刺さり潰れた目は重傷だったが、看護師の言う事も聞かず「ここから出せ」と怒鳴った。アンドレアは総督と2人きりにしてもらい、「どういう事?」と問い詰めた。なぜミショーンがいて、何を争っていたのかを聞くと総督は「俺を殺しに来たと言った。理由は自分も知りたいと言うと「君の仲間だろう?」とアンドレアを見て立ち上がった。アンドレアは水槽の中の頭について聞くと、彼らを眺める事で恐怖心を打ち消していたと話した。さらにアンドレアは「ペニーって?」と聞くと総督は何も言わず壁にもたれた。

 

病室に総督の事件について聞いたミルトンがやってきた。その直後にメルルも「なにが?」と慌てた様子で入ってきた。総督はゆっくり顔を上げ、片方の目でメルルを睨みつけ「襲われた」と言った。総督がミショーンにやられた事を知らないメルルは、リック達が脱出してしまったので明日の朝に行方を追うと言うと、総督はさっきよりも強くメルルを睨みつけた。

 

 

歩くのもままならないグレンを連れ、あと一歩のところまできたリック達はダリルを待っていた。するとミショーンが戻ってきて「どこにいた。手を上げろ。後ろを向け」とリックはミショーンに銃を向けた。ミショーンは言われるがまま従うと、リックはミショーンの刀を抜いた。

リックはミショーンに「目的達成か?」と聞きミショーンは「他の人は?」と聞いた。グレンもマギーもミショーンに銃を突きつけ「1人死んだ。ダリルもいない」と言い、リックは「何かあったら…」と詰めよった。ミショーンは「救出のために連れてきた」と言いリックはバカにしたように「そりゃどうも」と答える。

 

ミショーンは「もし刑務所に戻るにしても、ダリルえお助け出すにしても私が必要だ」とリックの顔を見て言った。

 

 

ウッドべリーでは住人が闘技場に集まっていた。

中央に立った総督は「言葉もない…」と話し始めた。

「壁の完成後、こんな夜は初めてだ。不安な日々は過ぎ去ったかと…。恐怖におののき身を寄せ合っていたのは、昔の話だと思っていた。あの頃の恐怖を‥今夜再び味わった」

アンドレアは神妙そうな顔で話を聞いていた。

「申し訳ない。守ると約束したのに俺はこのザマだ。本来ならこういうべきだろう。"もう安全だ。明日死者を埋葬し、悲しみを乗り越えよう"と。だが無理だ。ウソはつけない。そうだ。テロリストが俺たちの街を襲い、破壊しようとした。その上テロリストの1人はこの中にいる。メルルだ。俺が頼りにしていた男だ。信用していたのに奴らを誘導し、中に入れた。。お前はウソをつき裏切った」

メルルを指さしながら言った総督。住民は信じられないと、驚きを隠しきれずざわついていた。

総督の話の最中、メルルはマルチネス達に銃を突きつけられ右腕のナイフを取られ、総督の前へと背中を押された。

 

総督は闘技場に袋を被せられて連れてこられた男の袋を取り「こいつはテロリストの1人。メルルの弟だ」と言った。ダリルはメルルと悲しい再会を果たした。そしてダリルはアンドレアと目が合い、お互いに驚く。

総督は住人に向かって「彼らをどうする?」と聞くと住人たちは「殺せ」と言う。「何だって?どうするべきだ?」と総督があおると住人たちはさらにヒートアップした。ショーを見ているような感覚で住人たちは「今すぐ殺せ。殺して」と騒ぎ立てる。

 

ダリルは後ろで手を縛られた状態でメルルと何度も目が合う。

「会いたがってたろ」と総督はメルルに近づき「感動の再会だ」と笑った。

 

ウッドベリーの住人たちの「殺せ」のコールが鳴り響いていた。

 

 

感想

 

とうとうウッドベリーVSリック達になっちゃった…。

グレン、マギーの救出まではよかったのに、なんでグレンはダリルにメルルの存在を話すのを脱出してからにしなかったんだろう?

ダリルも兄貴がいるのに捜せないってツラいよね。でも、それほど今回のグレンは怒りに満ちてるのかもしれない。自分ではなくマギーを傷つけられた事にね。

私的には脱がされたけど、何もされなかったからセーフだと思ってしまうんだけど違うのかな?(笑)

 

とにかくリック達は以上に強い。鉄壁ガードのウッドベリーに侵入して仲間を助けるなんて到底できない。できないから、普通の人のオスカーだけ死んじゃった。あっさりと死んじゃった。オスカー優しくて好きだったんだけどな…。Tドックの頼りになる版って感じで。

 

 

あ。新しい登場人物出てきたね。タイリースとサシャ達。カップルか??

大柄の黒人が亡くなると新しい大柄の黒人が入ってくるから、正直名前分からなくなっちゃう…(笑)でもタイリースとサシャ弱そうだけどいい人そう。噛まれた人を担いで逃げてあげるなんて優しすぎ。サシャが鍵を開けろってカールに怒鳴ったシーンでもタイリースは「彼らの住みかだ」とか聞き分けが言い。ただ、かなり弱そうだから戦力になるのか?仲間になっても足手まといにならないかい?

リック達は精神的にも、能力的にも、チームワークにおいても最強だから(笑)

 

で、ここにもやっぱり触れないとね。

ミショーンVS総督。

ミショーン、やっちゃいましたな…。まさか総督の目の前でペニー殺しちゃった。何でミショーンはそこまで総督を敵対視するんだろう。

アンドレアを奪われたから?

殺されかけたから?

ミショーンはレズなのか?

リック達が火をつけたって言うより、完全にミショーンがこの戦いのゴングを鳴らしちゃったよね‥。

でもミショーン、、、総督の右目潰し…ナイスです!!

 

ダリル様が捕まっちゃった…。くそメルルのせいで、ダリルが危険な目にあってるじゃん!ただ、ダリルだから絶対どうにか切り抜けてくれると信じてる!

アンドレアにもダリルの存在が分かったし、どうにかアンドレアが仲裁してくれないかな?仲裁は無理か…。

 

ってか、そろそろアンドレア気づけよ、総督の正体。

 

ウォーキング・デッド コンパクト DVD-BOX シーズン3

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【ウォーキング・デッド シーズン3】7話「隣り合わせの恐怖」 ストーリー・感想

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The Walking Dead(ウォーキング・デッド)

  

1話ごとのあらすじや感想を書いていきます。

※ネタバレあります。

 

前回のエピソードはこちら

kaigaidorama.hatenablog.jp

 

 Huluウォーキングデットページはこちら

 

シーズン3 エピソード7

題:隣り合わせの恐怖(When the Ded Come Knocking)

 

 

グレンはメルルにある部屋に監禁されていた。メルルが語りかけるがグレンは何も言わずただ黙って座っていた。メルルはアトランタで置き去りにされた事を恨んでいた。グレンを"クズ野郎"と呼んだ。グレンはようやく口を開いてダリル、リック、Tドッグと共に助けに戻った事を伝えるが、Tドッグの名前を聞いたメルルは自分が置き去りにされた原因のTドッグを相変わらず差別的な発言でバカにした。

 

グレンはTドッグは殺されたことを告げると、「苦しんだだろうな」とメルルは嫌な言い方をし、グレンはムッとした。そしてメルルはダリルの居場所を聞いてくるが、グレンは何も話さない。

するとメルルはほくそ笑みながら「それなら農場の娘に聞こう」と言ってきた。

グレンは唇をかみしめた。

 

別の部屋にマギーが監禁されていた。

 

メルルはナイフでグレンを脅しながら、マギーの身をもてあそぶかのような発言をし始めた。その声は別の部屋で1人監禁されているマギーにも聞こえていた。恐怖と不安でマギーの顔がこわばっていた。

メルルはナイフでグレンの首元をなぞりながら脅しつづけ、最後にナイフを鼻の下にやると強い口調で「弟の場所を言え」と言った。グレンの苦しむ声が聞こえ、マギーは居ても立っても居られなかったが、黙ってグッと耐える。

 

「保安官はどこだ」というメルルにグレンは椅子に縛り付けられたまま、メルルに頭突きをする。メルルは鼻から血が出ると、ニコッと笑いそして「隠れ家はどこだ」と言いながらグレンを何度も何度も殴り始めた。グレンを殴る音がマギーにも聞こえていた。

 

 

 

刑務所ではウォーカーに混じり自分を見つめるミショーンにリックは動揺し、立ち尽くしていた。ミショーンはメルルにやられた太ももを痛そうに触る。そのミショーンの太ももの血の匂いに横のウォーカーが気づいた。周りのウォーカーも気が付き、ミショーンは慌てて刀を取り出し、後ずさりした。

その様子を見ていたカールはリックに「助ける?」と聞いた。ミショーンはウォーカーに囲まれ、太ももの痛みで思うように動けないミショーンは力を振り絞って抵抗していた。1体、また1体と増えていくウォーカーにミショーンは力尽きそのまま倒れこみ意識が遠のく。ウォーカーがミショーンに襲いかかる寸前、リックのOKがないままカールはウォーカーに向けて発砲した。

 

フェンスのカギを開けたリックはカールと一緒にウォーカー達を次々と拳銃で倒していく。カールはミショーンの持っていたスーパーのかごを取りに行った。意識を失っているミショーンが噛まれてないかリックがチェックすると、太ももに銃で撃たれた傷がある事に気付いた。リックはミショーンを担ぎ、刑務所内に入れた。しかしリックは見ず知らずのミショーンに警戒し、リック達の住む独房棟ではない場所で太ももの治療のため準備を始めた。

 

リックはミショーンの体に水をかけ、優しく大丈夫だと言いながら「君は誰だ」と聞いた。心配ないと優しく言うリックに、ミショーンもまた警戒して意識が朦朧とするなか、なんとか刀を取ろうとするが、リックに阻まれる。

そこへダリルが現れ、「誰だ?」と聞くと、リックはまた優しくミショーンに名前を聞いた。ミショーンは答えなかった。リックはミショーンの刀を預かり、ここは施錠されていて安全だし、手当もすると声をかけた。しかしミショーンは「助けは頼んでない」とぶっきらぼおうに返した。リックはダリルに呼ばれミショーンのもとを後にした。

 

ダリルに案内されて独房にいくと、そこには微笑むキャロルがいた。リックは固まり、目に涙を浮かべ、良かったと抱き合った。ハーシェルも抱き合い喜ぶと、ハーシェルの後ろから赤ん坊を抱いたベスの姿が見えたキャロルは満面の笑みでリックのかを見た。

しかしリックはその笑顔に答えられず、うつむいた。

キャロルはローリの死に気付き、口を押え涙を流しながらリックに「残念だわ」と伝る。カールも涙目になった。

その様子を施錠された部屋からミショーンが切なそうに見ていた。

 

 

 

相変わらず平和なウッドベリーで、ミルトンが総督の部屋をノックした。

ミルトンは「コールマンさんの準備ができた」と言うと、総督はすぐ行くと答えミルトンは去った。総督の部屋では服を着るアンドレアの姿が。相変わらずラブラブの2人だったが、総督はアンドレアに手伝って欲しい事があると言い出していた。

 

 

ミショーンのもとにきたリックは手当が済んだら食料などを持たせて出て行かせると言う。そしてなぜこの場所が分かり、粉ミルクを持っていたのかを問いただした。

「アジア系の若い男のだ。女といた」というミショーンに座っていたハーシェルが心配そうに立ち上がり「襲われた?」と聞く。ミショーンは自分を撃った男に連行されたと話した。リックは興奮してミショーンの傷を押さえ、「仲間に何があった?」と追求し、ミショーンは「二度と私に触るな」と抵抗した。ダリルはボーガンをミショーンに向け「話した方がいい。かすり傷じゃ済まねぇぞ」と脅した。ミショーンは負けずに「自分で捜せ」と言うと、リックはダリルにボーガンをおろすように言った。

 

リックがなぜここに来たのかを聞くと、ミショーンはウッドベリーの話を始めた。75人ほどの生存者の街があり、まるでカルト教祖のような総督と呼ばれる男が仕切っていると話した。民兵気どりの連中が見張っているが、抜け道があると言った。

ミショーンはグレン達が近くの刑務所に戻ると言う会話を聞いたことも素直に話すと、リックはハーシェルを連れさられた女性の父親だと紹介し、ハーシェルが治療すると言うと立ち去った。

 

 

 

メルルに拷問を受けているグレンはまだ仲間の居場所を話してはいなかった。メルルが根性あると褒めるグレンの顔は血だらけで腫れあがっていた。しつこく居場所を聞くメルルにグレンは「じきに彼らが捜しに来る」と頑として口を割らなかった。メルルは捜しにこないし、来たとしても仲間がいると余裕を見せた。グレンは隠れてるだけのメルル達とは違い、自分たちは戦ってきたから絶対に負けないと言った。そして大勢の仲間がいる事をアピールしたいグレンはデールやシェーン、ジム、アンドレアもいると言ってしまう。

その言葉を聞き、メルルは「なるほど。そうだったか」と満面の笑みで笑った。

 

 

無言のままミショーンの治療をしたハーシェルに、ミショーンは「ありがとう」と言った。

 

 

リック達はミショーンの言う事は信用できないが、無視することもできず、どうやって助けるか話し合いをしていた。ダリルやベスが助けに名乗りをあげる中、アクセルとオスカーも名乗りをあげ、それを聞いたリックは少し嬉しそうに微笑んだ。

 

グレン達救出に向け荷物を車に積んだ。

 

ミショーンは刑務所を後にする前に、ベスに刑務所のウォーカーは?と尋ねた。ベスは倒したと言うと、ミショーンは信じられずに「こんな少人数で?」と聞きなおした。ベスは切なく、そして強い表情で「他にもいた」と言った。

 

 

出発前、リックは皆に見えない場所までカールを呼び出した。リックが話そうとすると、それより前にカールは「正しかった」と言った。カールはローリの件だと分かっていた。「そうだよ。悪かったな。つらい思いをさせた」とリックは謝った。いつ戻る?と聞くカールに「何かあったら…」と話そうとしたリックに、またもカールはリックの言葉を遮って「大丈夫だ」と強く頷いた。「何かあったら鍵をかけみんなを守れ。頼りにしてる。妹を頼んだぞ」とリックは強くなった息子カールに留守を頼んだ。

カールはダリルが赤ん坊の事を"おてんば娘"と呼ぶと話し「名前どうする?」と聞いた。リックはカールの意見を聞くと、カールはこの世界になる前の学校のミュラー先生の下の名前は"ジュディス"だけどどうかな?と言った。リックは言い名前だと思うと言い、赤ん坊の名前はジュディスに決定した。

 

ダリルは「無事でいろ」とキャロルに声をかけ、ハーシェルはリックに「連れ戻してくれ」とマギーの事を託した。こうしてリックとダリルの2人はウッドベリーを目指した。

 

 

 

大音量で流れるレコード。そこへ総督とアンドレアがやってきた。ベットには横たわる老人(コールマンさん)と看病するミルトンの姿があり、アンドレアは戸惑いながら部屋を見渡した。総督はコールマンさんの横に座り、優しく名前を呼びアンドレアを紹介するが、コールマンさんは話すことが出来ない。総督はミルトンが説明するから夕食で会おうと言うと、コールマンさんに「あなたの多大な貢献に感謝します」と言い残し、アンドレアを部屋に残し出て行った。

 

ミルトンはアンドレア合図をしたらレコードを1曲目から流すように指示し、コールマンさんに質問を始めた。コールマンさんには正しければ右手を上げるように言った。

名前、妻の名前、子供の名前、を写真を見せながらミルトンが言うと、コールマンさんは何も言わず低く右手を上げて合図した。コールマンさんはか細い声でミルトンに何か伝えようとし、ミルトンはコールマンさんの口元まで耳を寄せ、その声を聞いた。

アンドレアがコールマンさんが何を言ったのか聞くと、ミルトンは「待つ間曲を流して」と言ったと話した。

コールマンさんはいつ目を閉じてもおかしくないほど、老衰している様子だった。

 

 

 

椅子に縛られ、顔は腫れあがり血だらけだったが、グレンは諦めずに懸命に体を動かして脱出しようとしていた。その時部屋の扉が開き、メルルがウォーカーを連れてやってきた。メルルは「屋上でもがいた俺の気持ちを知るがいい」と言うと、グレンのギリギリまでウォーカーを近づけて仲間の居場所を聞き出そうとした。しかしグレンは答えない。メルルは身動きの取れないグレンの監禁されている部屋にウォーカー1体放った。

グレンはウォーカーを蹴飛ばし、何とか椅子が体に縛り付けられている状態で立ち上がったが、両手は椅子から離れない。椅子が付いたまま抵抗するグレン。しつこく追ってくるウォーカーと少し距離が開いた隙に、背中に着いたままの椅子を壁で叩き壊す。間一髪のところで椅子が壊れ、ウォーカーを倒す。そしてグレンは大きな声で雄たけびを上げた。

 

 

コールマンさんの部屋では、ミルトンがアンドレアに説明していた。コールマンさんが息を引き取ったら縛り、ウォーカーになったら質問をして反応を記録するらしい。ミルトンは転化後の始末はアンドレアに任せると言い、アンドレアも了承した。

ミルトンは転化後にも記憶や人格が残っているのか研究をしていた。被験者を使って実験するのは初めてだそうで、少し緊張している様子だった。コールマンさんは前立腺がんで治療ができず自ら被験者になり、ミルトンは感謝の言葉をアンドレアに言った。

 

アンドレアは「親しかったの?」とミルトンとコールマンさんの関係を聞き、ミルトンは長い間看病しながら質問を繰り返してきたと言った。しかしアンドレアは、自らがエイミーに転化後襲われそうになったこともあり、「意識なんてないわ」と言う。しかしミルトンは「どうかな」と信じようとはしなかった。アンドレアはミルトンが転化するのを見た事がない事に気付き指摘すると、ミルトンは「ないよ」と平然と言った。ミルトンがコールマンさんが息をしているか確認すると、2人はコールマンさんの手足をベットに固定した。ミルトンが動揺しているの感じたアンドレアは、ミルトンの固定する作業を代ってあげた。

 

   

戦車の近くの人目につかない場所でメルルは総督にグレンがウソをついた事を報告した。メルルはグレン達がアトランタで自分を捜しに戻ったらしいと言う事も話し、部屋に放したウォーカーを倒したグレンは冬の間に強くなったと話した。総督は「女はなんて?」と聞くとメルルは今からだと答えた。総督は「俺に任せろ」と歩いて行ってしまった。

 

1人監禁されているアンドレアの部屋に総督がやってきた。ナイフで固定されていたテープを切ると、マギーの前に座った。

総督は仲間の元へ帰し、誤解だったと説明すると言い出し、場所を教えてくれと言った。マギーがグレンと話がしたいと言うと、総督は君達は危険だから無理だと答える。総督は安全は保障するから仲間を連れてきてもいいと提案するが、マギーは何も答えない。総督は「別の方法にしよう」と言うと「立ってくれ。立て」と急に怖い表情で言った。しかたがなく立ったマギーに向かって総督は「上を脱げ」と言った。

「イヤよ」と気丈に答えたマギーだったが、総督は「脱がなきゃグレンの手を持ってくる」と脅した。

一瞬驚くが、マギーは着ていたタンクトップの脱ぎ、床に叩きつけた。総督は「それもだ」とブラジャーまで取るように要求し、マギーは言われた通り上半身裸になった。

手で胸を押さえ泣きそうな顔で耐えるマギーの目の前で、総督は自分のベルトをはずしてマギーに近づく。歯を食いしばり、目を閉じるマギー。

総督はマギーの髪の匂いを嗅いた瞬間、マギーの顔を机に押し付けた。マギーは「好きにすれば?地獄に落ちろ」と言った。

総督は微笑みながらマギーの顔を撫でるとマギーのそばを離れた。

 

 

 

車でグレン達を捜しに来たリック、ミショーン、オスカー、ダリルはミショーンの指示で見張りがいるので3キロ先から歩いていく事になった。森を抜けてウッドベリーを目指す。道中、リックはダリルに「赤ん坊の事世話になったな。俺があんな状態で‥ありがとう」とお礼を言うと、ダリルは「仲間だろ」と答える。数体のウォーカーを見つけると、銃を使わずに隊列を組み攻撃するが、ウォーカーの数は多い。逃げるように走った4人は山小屋を見つけ身を隠す。小屋の外をウォーカーが囲う。リックがシーツをめくると、なんと生きている銃を持った男が現れ「出てけ」と大声をだした。リックは敵じゃないから少しいさせてくれとお願いするが「今すぐ出ていけ」と大声を出し「警察を呼ぶ」と言う。リックは自分が保安官だと名乗り、自ら武器を下ろして男にも銃を下ろすように諭すが、男は保安官のバッジを見せろと言ってきた。リックはポケットの中だと指をさし、ゆっくりと取り出すフリをして男の銃を奪った。男を拘束したが暴れ、扉を開けようとした。小屋の外には大量のウォーカーがおり、リック達は止めるが男は扉を開けようとする。次の瞬間、ミショーンは刀を男の背中から突き刺した。

 

リック達はミショーンの行動に驚くが、ウォーカーの大群が押し寄せていて急いで対処しなければならなかった。オスカーは「冗談だろ」と立ちすくすが、リックは男はもう死んでいるからこの小屋の裏側の様子を確認するように指示した。

  • 2.3の掛け声とともに、男の遺体を扉から外に出す。ウォーカー達が男の遺体に夢中になっている隙に裏側から4人は脱出した。

 

 

コールマンさんの最後を看取っているアンドレアはコールマンさんの異変に気付き「始まった」と言うと音楽を鳴らし、ミルトンが先ほどと同じ質問をして正しければ右手を上げるように言った。写真を見せてても質問をしても、ウォーカーとなってしまったコールマンさんの右手は上がらず、ミルトンに向かってうめき声をあげる。しかしミルトンは指が動いただけなのに、反応があったと拘束具を外そうとする。アンドレアが反対するが、襲ってきたら君が止めろと言うと勝手に拘束具を外し始めた。案の定ウォーカーとなったコールマンさんはミルトンに襲いかかる。アンドレアは頭頂部からナイフを突き刺すとピタリと動かなくなった。

ミルトンは「記憶が新しいうちに記録する」とノートを手に取った。

 

 

 

監禁されているグレンのもとに、またメルルと部下のマルチネスがやってきた。武器を手に取りかまえるグレン。その時総督が上半身裸のマギーを連れてやってきた。それを見たグレンは泣くそうになりながら、立ち向かおうとするがメルルが止める。見つめ合う顔面が腫れあがり血を流すグレンと胸を手で隠す裸のマギー。

総督は「遊びは終わりだ」と言うと、銃を片手にどちらかが仲間の居場所を言えと脅した。そして銃をグレンに向けるとマギー、はウォーカーがたくさんいたが一掃して刑務所にいると言ってしまい、仲間の数も聞かれ10人だと答えてしまう。

グレンは銃を向けられたまま、総督を睨みつける。

総督は銃を下ろすと「大丈夫だ、もう大丈夫」とマギーの頬を撫で抱き寄せ頭にキスをする。泣きそうな顔で歯を食いしばり耐えるグレンを見て少し笑い、マギーの背中を押すとマギーとグレンは強く抱きしめあった。部屋を出ていく総督達をみるグレンの表情は怒りに満ちていた。

 

危険区域にたった10人でいる事を信じられない総督達はミーティングをしていた。総督はもし本当ならば強敵だと感じていた。

 

 

暗くなったウッドべリーの外をミショーンを先頭に4人が音を立てずに進む。

 

 

総督はメルルにもし本当ならば、弟のダリルもグレン達を捜索に来るだろうと予測し、メルルにお前の忠誠心はどこに?と確かめた。

メルルは「ここだ」と答えると総督は満足げな表情をし、数名で刑務所の偵察に行き詳細を探るように指示した。

メルルは少し浮かない顔で部屋を後にした。

 

 

ゲートの監視の隙を伺うリック達。そのゲートの中にアンドレアがいる事はまだ知らない。

 

 

部屋で座りこみ考える総督の部屋にアンドレアが戻ってきた。2人はキスをし、総督はコールマンさんの事を尋ねるが、アンドレアは何も言わずウイスキーをグラスに注ぐ。「どうした?」と聞く総督にアンドレアは「彼は死んだ」と言うとウイスキーを口に含んだ。総督が「ミルトンは正しかったか?」と質問すると、アンドレアは少し遠くを見つめ「いいえ」と言うと、総督の胸に寄りかかった。

総督はアンドレアを「大丈夫だ。心配ない」と抱きしめ、また何か考えるような心あらずの表情をした。

 

 

 

感想

 

とうとう次はウッドベリーVSリック達になりそうな予感です。怖い…

 

 

キャロルが生きてたーーーーーー!!だよね!遺体でなかったし、おかしいなと思ってたもん。キャロルを失くしたと思った時のダリルの表情と、キャロルが生きてた時のダリルの表情がたまんない。この2人の友情というか愛情というか母と息子みたいで大好きです。良かった~。

 

でもダリルマギーは大変な目に合ってるね。

総督…クズすぎる。マギーを脱がしたあたりとか、冷酷で気持ちが悪い。メルルも相変わらずのクズっぷりだったけど、ダリルの話になると兄貴っぽさが出てる気がする。だから本当にウッドベリーVSリック達になったらどうするんだろう??個人的にはダリルを裏切らないでいて欲しい…最後くらい良い兄貴でいて欲しいと思うけど、クズメルルのやる事には期待できないな。

マギーは頑張ったけどしゃべっちゃったね。自分がやられるなら我慢できたけど、グレンがやられそうになって我慢できなかったんだよね。この2人の愛って本当に強い気がする。色んなこと乗り越えて欲しいよね。

 

リック達もなんとかミショーンを受け入れた?というか信用したみたいで良かった。リック達の仲間を大切にしたりするシーンを見るミショーンが少しうらやましそうな表情に見える。孤独なんだろうな…。ずっと1人でアンドレアと数か月過ごしたのにアンドレアは男を優先させてるし…。リック達を見てミショーンも信頼できると思ったんだろうな。

 

ウッドベリーVSリック達はメルル:ダリルの障害とアンドレア:ミショーン、リックの障害と2つあるから先が読めない。リック達もまさかアンドレアがいるとは思わないだろう。アンドレアは置き去りにされたとリック達を恨んでるんだろうか??

 

とにかく早くグレンマギーを救出してあげて。

 

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【ウォーキング・デッド シーズン3】6話「届かぬ想い」 ストーリー・感想

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The Walking Dead(ウォーキング・デッド)

 

 

1話ごとのあらすじや感想を書いていきます。

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シーズン3 エピソード6

題:届かぬ想い(Hounded)

 

メルルは部下3名を連れて森の中に来ていた。ミショーンを追っているようだったが、森の中でウォーカーの死体で書かれた「go back」というメッセージが残されていた。メルルはビビっているガルジュリオに、選んでくれた総督の信頼を裏切るなと喝を入れた。

物音がし、メルルはミショーンに投降を呼びかける。

すると木の上から日本刀を持ったミショーンが降りてきて、一瞬の間に部下の1人の首をはね、もう1人の腹を刺した。気付いたメルルはミショーンに向かって発砲し、太ももに銃弾をうけるが、そのまま森の中へ逃げて行った。

メルルはミショーンを追った。

 

 

 

「もしもし、誰かいるの?」

リックは刑務所で電話の相手と話していた。電話の相手は女性で、ずっと繋がらずやっと電話が繋がった事に驚いて興奮していた。しかしリックが今どこにいるか尋ねると「言えない」と教えてはもらえない。女性は奴らがいないからここは安全だと言う。リックは自分には息子と産まれたばかりの赤ん坊がいて、自分たちは善良なグループだと話し、仲間に入れて欲しいと頼んだ。

女性は「話し合うわ」というがリックは自分に話をさせてくれと頼む。そしてリックは泣きながら「頼む。切らないでくれ。助けて欲しい。こちらも力を貸す。頼むから分かってくれ。次々に死んでる。限界なんだ。」と助けを乞うが、女性は2時間後に…と言う言葉を残して電話は切れてしまった。

 

 

みんなで食事をしているところに「問題はないか?」とリックが戻ってきた。みんな驚き、マギーはこっちは平気と答え、ハーシェルはリックは?と聞いた。

リックはボイラー区間の10体~20体を一掃したと報告した。そして、カールを見に来ただけだから、また戻ると言う。グレンは引き留めて自分たちも手伝うというが、リックは断る。ダリルは今の武器の数など必要な事をリックに報告すると、ハーシェルが名前を呼んだが振り向かず、また刑務所内に戻って行ってしまった。

 

森ではガルジュリオがミショーンに殺された仲間の横で泣いていた。メルルが「行くぞ」と声をかけるが、ガルジュリオは座り込んで泣いたまま動こうとしない。見かねたメルルがしっかりしろと声をかけ、死んだ仲間と頭に右手のナイフを突き刺し、ウォーカーになるのを防いだ。ガルジュリオにもヤレ!ともう1人の頭にナイフを刺させると、2人でミショーンを追いかけた。

 

 

ウッドベリーの昼間は相変わらず活気があふれ、終末の世界とは無縁だった。まだ昨夜の競技場でのケンカのショーを根に持っていたアンドレアは総督にチクりと嫌味を言った。アンドレアは残忍な遊びで不快だけれどここにいたいと言った。そして、警備としてこの街に貢献したいと申し出た。

 

 

 

リックはひたすら電話機の前で電話を待っていた。そこへ電話が鳴った。

次は男性の声だった。

襲われも噛まれもせず、死にもせず、転化も錯乱もない電話の相手がいる場所へ行きたいと言うが、男は「リスクは冒せない。人は殺したか?」と質問した。リックは素直に自分や自分の仲間を脅した4人だけ殺した事を打ち明けた。そしてその男は「妻の死因は?」と聞いてきた。なぜ死んだと分かるのか疑問に思ったリックに息子と赤ん坊がいると聞いたと言った。リックは「その質問には答えたくない」と言うと電話は突然切れた。

また希望を撃しなったリックは「クソ!」と大声をだし暴れた。そして電話機の前でうなだれた。

 

 

ウッドベリーのゲートの上の見張り台で、アンドレアは女性に弓の訓練を受けていた。身の上話になり、アンドレアはエイミーの事を打ち明けた。その時ゲートの向こうからウォーカーが現れた。お手本で女性が弓を弾くが、当たらない。見かねたアンドレアは女性の制止も聞かずに壁を降りると、ナイフ片手にウォーカーを倒した。しかし、女性は「自分がやると言ったのに…遊びじゃないのよ」とアンドレアを怒った。

 

 

 

電話機の前でウロウロしているリックのもとにハーシェルがやってきた。松葉杖で階段を降りたハーシェルは椅子に腰かけた。そして自分の足がなくなった違和感について話し始めた。申し訳ないと謝るリックにハーシェルは命を救ってくれたと感謝を述べた。そしてハーシェルは生前ローリが、自分の行動を悔やんでいる気持ちをリックに伝えたがっていたと話した。そして焦らずに心の整理をするべきだと言った。ハーシェルは安全な場所などないと言うと、リックは電話があったと打ち明けた。ハーシェルは受話器を取って確認した。リックは女と男の話をそのままハーシェルに伝え、みんなには黙っているように言った。心配になったハーシェルは自分もここにいると言ったが、リックは拒否し、ハーシェルは独房へと戻って行った。

 

 

ミショーンを追いかけていたメルル達は不意打ちでミショーンにやられそうになるが、ガルジュリオを突き飛ばしてミショーンと一騎打ちになる。ミショーンがメルルの顔面を蹴飛ばし、メルルの意識が朦朧としていていた。ガルジュリオはミショーンの不意打ちで胸を切られ、メルルは意識が朦朧とするなかウォーカーに襲われていた。そして足に銃弾を浴びたミショーンのもとにもウォーカーが襲ってきて、這いずって刀を取りウォーカーに向かって斬るが、ウォーカーのお腹が切れ、仰向けになっていたミショーンに内臓がふりかかる。

ガルジュリオがなんとか立ちあがり、メルルを襲っていたウォーカーを背後から倒すと、メルルが残りのウォーカーを退治した。2人はあたりを見渡すが、ミショーンの姿はなかった。

 

 

刑務所内を確認していたダリルとオスカーとカールは物音に気付き、ウォーカーを1~2体見逃していたんだろうと警戒するが、出てくる様子もないので後回しにした。

ダリルは歩きながらカールに自分の母親の話をした。

メルルが家を出てしまいネグレクトを受けていたダリルは、近所の子と遊んでいた。サイレンの音が聞こえたが、自転車を持っていなかったダリルは近所の子供たちに置いて行かれた。歩いて向かうと、友達も他の人もみんな自分を見ていた。消防車や近所の野次馬がいて自分の家が燃えていた。母親は寝たばこをしていたのか、ベッドの上で燃え尽き、母親が跡形もなく消えたことがツラかったと話した。

するとカールは息をしていなくて、転化する前にローリを撃った事をダリルに打ち明けた。そしてカールは自分が殺した実感があると言う。カールはダリルにお母さん残念だねと言うと、ダリルもお前のお袋もと言った。

 

 

総督の部屋を訪れたアンドレアは弓の訓練の時の弁解をしようとしたが、警備から外すと言われてしまう。一旦は納得したかに思えたアンドレアだったが、自分は戦うのは好きだが、そんな自分が嫌いなのと打ち明けた。総督は自慢げな顔で「分かってた」と言うから、アンドレアは不思議な顔をして「なぜ?」と聞いた。総督はここを出られたのに、残って今もこうして自分といるからだと言った。

その自信に満ちた答えに「あなたの事が好きだと?」と言うと総督は表情を崩さず「俺が気になってる」と言うとアンドレアは照れたように笑った。

 

 

ミショーンを見失ったメルルはウッドべリーに帰ろうとしたが、ガルジュリオは仲間たちを殺したミショーンが許せず、追いかけたがった。メルルは危険区域に入ったミショーンは助からないから、総督には死んだと報告すればいいと言うが、ガルジュリオはミショーンを追うといってきかなかった。メルルが説得しても、ガルジュリオは総督にはウソはつかないとメルルの言う事を聞かない。メルルはガルジュリオの意見を飲み込んだフリをしてガルジュリオの頭に銃弾をあびせ、ガルジュリオは倒れた。

 

 

足に銃弾をあびたミショーンは隠してあったバックを背負うと、足を引きずりながら逃げようとした。しかし、前から数体のウォーカーがやってきた。刀を引き抜こうとするが、そのウォーカー達はミショーンに見向きもせずに通り過ぎていく。不思議に思ったミショーンだったが自分の体を見て、さっきウォーカーの内臓をあびてウォーカーの匂いがついているからだと気づく。

 

 

電話の前で待機していたリックのもとにまた電話が鳴った。急いで電話をとったリックに電話の向こうの女性は「妻が死んだ理由は秘密?」と聞いた。リックはそれが条件なら話すと言うと、お腹をめった刺しにしたローリを食べたと思われるウォーカーに視線をやった。電話の女性は「話すのよ、リック」とせかす。リックは一瞬ためらったがすぐに違和感を感じた。そして「なぜ俺の名を?」と聞くと電話は切れた。とても不気味な雰囲気が漂っていた。

 

 

ミショーンは歩いて森から外れてある建物にたどり着いた。様子を伺いながら歩き出すと、車が走ってくるのに気付き、すぐに車の影に身を隠した。

走ってきた車から降りてきたのはマギーとグレンだ。マギーはあたりを見渡して異常がないか確認すると、グレンとキスをした。2人は物資調達に来た様子で、慣れた手つきで建物のカギを大きなニッパーで切った。

 

 

相変わらずほのぼのとしているウッドベリーでは総督が庭の手入れをして、それをアンドレアが眺めながら2人はお酒を片手に過去の話を語り合った。総督はプライベートではフィリップと呼ぶように言うと、戦闘が好きな自分を恥じなくても俺は好きだとアンドレアに伝えた。2人の仲は急接近していた。見つめ合うと2人は熱いキスをかわした。

 

 

グレンとマギーは粉ミルクを見つけたようで、喜んで車に積んでいた。その他食料も見つけるとグレンは夕食には間に合うから刑務所に帰ろうと言った。その会話を車の影に隠れるミショーンは聞いていた。

 

そこへ「どこへ戻るって?」と銃を向けたメルルが現れた。マギーとグレンも銃を向けるが、マギーはメルルに会った事がない。しかしグレンはすぐに「メルル?」と気付いた。

メルルは喜び、両手を上げ近づいてくる。

「下がって」とマギーが大声で威嚇する。しかしメルルは「よせ。分かったよ」と言いながら近づいてくる。グレンは複雑そうな顔で「生きてたのか…」と言った。メルルはダリルの生存を確認すると、アトランタでの事は水に流すからダリルの所へ連れてってくれと言い出した。グレンはまだ拳銃をおろそうとはしない。グレンはメルルのナイフがくくりつけられた右手に視線をやった。笑いながら右手にナイフをつけた経緯を話し出す。

グレンはダリルにここにこさせると提案するが、メルルは再会できたのは奇跡だから俺を信じてくれと言う。グレンは再度ここで待つように念を押した

 

メルルはいきなり2人に襲いかかった。マギーの頭に拳銃を突きつけ、グレンは抵抗する事が出来ない。グレンに車に乗るように指示すると、無理やり運転させて2人を連れ去った。ミショーンは車の影から見ていたが何もする事が出来なかった。車が去った場所にはかごに入った粉ミルクが置かれていた……

 

 

刑務所内を巡回していたダリル、カール、オスカー。不意打ちにウォーカーが現れるが、2人とも見事な反射神経をみせ3人ともがウォーカーに致命傷をくらわし、ウォーカーはそのまま倒れこんだ。倒れたウォーカーのアゴにはナイフが刺さっており、ダリルが引き抜くと「キャロルのナイフだ」とつぶやいた。

 

 

また電話が鳴った。しかし今までとは違いリックはすぐには電話を出る事が出来ない。息を荒くしながら受話器を取るとまた「なぜ俺の名を?」と聞いた。電話の女性は「あなたを知っている」と言うと、「あなたも私達を。さっきのはエイミーとジム、ジャッキー」と言った。その声はローリとそっくりだった。リックは涙を浮かべながら「ローリ?」口に出す。そしてリックな座り込み泣きながらローリの名前を何度も呼んだ。

「赤ちゃんはどうなった?」と聞くローリに泣きながらリックが答えた。

 

「君を愛してた。愛してたんだ。もとのように戻れなかった。自分自身に誓ってた。君を生かし安全な場所を見つけたら‥。心を開くことができなかった。君を守り、カールも赤ん坊も…。"時間が解決する"そう信じてた。愛してた。今も愛してる。いまさら遅いよな。言えばよかった。もっと早く」

 

黙って聞いていたローリが口を開いた。

「リックよく聞いて。赤ちゃんがいる。私たちの子よ。カールも。仲間もいる。愛してるわ。お長い。お願いね。頼んだわよ。リック?」

 

リックは天井を見上げ、受話器を置いた。

 

 

ベットの上で裸のアンドレアと総督だったが、ノックが聞こえ総督はしぶしぶ扉を開けた。ガウン姿の総督にメルルは何か気付いた様子だった。総督が部屋の外へ出てメルルに要件を聞く。メルルはミショーンを追ったが仲間3人(ティム、クラウリー、ガルジュリオ)がやられた事を報告した。そして自分がミショーンを殺したとウソをついた。総督は物資調達中に襲われた事にして英雄として葬儀を上げるように伝え、ミショーンの首と刀はあるか?と聞いた。メルルはウォーカーに襲われたと言い訳をして、その話題をそらすようにグレンとマギーの話をし始めた。アンドレアを知っていると知って総督の顔は少しこわばった。メルルは残りの仲間の場所を見つけるというと立ち去った。

 

総督の部屋で裸のアンドレアはシーツにくるまりながら「どうかした?」と聞くが総督は「何でもない」とキスをし。グレン達の事は話さなかった。

 

 

独房にリックが戻ってきた。ゆっくり扉を開けると、ベスやカールが心配そうに見つめた。リックはそのままゆっくりハーシェルの抱いている赤ん坊の所へ行くと、赤ん坊を抱きあげて顔を見て微笑み、ぎゅっと抱きしめた。

 

 

キャロルのナイフが刺さっていたウォーカーの遺体のそばで座り込み、キャロルのナイフを地面や壁に何度も突き刺し悲しみを表現するダリル。

壁を蹴飛ばし、溢れる感情をどうしようもできず、ウロウロと歩く。

ウォーカーの遺体の扉の向こうから物音がする。

ウォーカーだと思っているダリルは怒りに任せてウォーカーをどけると、ナイフをかまえて一気に扉を開けた。

 

扉の向こうには座り込み、衰弱したキャロルの姿があった。

 

ダリルはキャロルの顔を見て生存を確認すると、慌てて抱き上げて運んだ。

 

本当の自分を取り戻したリックは、赤ん坊達を連れて、独房の外に出た。太陽を浴びたリックの顔を何か乗り越えたようで、以前のリックだった。赤ん坊を抱きながらカールに「お前に似ている」と優しく語りかける。

 

 

リックは何かに気付くと大切に赤ん坊をカールに渡し、刑務所の外のフェンスに近寄った。そこには数体のウォーカーの中に、スーパーのかごを持ったミショーンの姿があった。ミショーンはなにか訴えるようにリックを見つめた。

 

 

感想

 

「途中までそんなことはない!と」分かってはいたけど、本当に電話の相手がいるもんだと思ってました(笑)

あれはきっとショックでおかしくなったリックの妄想なんだよね?だから最後ローリがでてきたんだよね?三途の川的な感じで、死者が生きるために導いてくれたんだよね?

もう、少し期待しちゃったじゃん…。

 

リックおかえりなさい(笑)

あの電話のくだりが妄想だったと分かって、余計にリックがどれほど重症だったか知った。ローリの事愛してたのは知ってるよ。色んなこと整理する前にリックはリーダーとしてやるべきことがありすぎて、ローリの事を整理しないままにしてしまっていたんだね。だから、ローリからの許してプレッシャーに負けてしまってたんだね。

分かる。女の私からしても、ローリは図々しかった(笑)けど、生きるために一緒に居なきゃいけなかったら、ローリみたくなるのも分かるけどね。

 

前に進むしかないんだし、パパがんばろ!!

 

相変わらずバカなアンドレア。本当にバカ。デールがいたらめちゃくちゃ怒られるぞ(笑)

総督とくっついちゃった……。

 

やっぱりミショーンは総督に命狙われてるし、やっぱ総督ヤバいって。

 

!!!!!

グレンとマギー!!!!

 

クズメルルのバカのせいで‥どうなるんだろう?

大丈夫かな?

心配…

 

心配だけど、刑務所にミショーンが現れたから何とかなる気がする。伝えにきたんだよね?拉致されたって教えてあげにきたんだよね?赤ちゃんの粉ミルク持ってきてくれたんだよね?

 

 

 

仲間以外の人がきて、囚人達の時と同様にトラブルになりませんように‥

 

リック、ミショーンはいい人です。

これだけどうしても伝いたい……(笑)

 

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